崩壊後の日本を舞台にした架空戦記サバゲー「桜乱(おうらん)戦記」が始動！

2019年12月01日（日）、千葉県にあるサバイバルゲームフィールド「OPERATION　FREEDOM」にて、「桜乱戦記-20XX-」、通称“桜乱戦記”の第1回目が開催される。

MADサバ頭目SATOMICからの新しい装備系の提案「崩壊後系ミリタリー装備」

昨年はテレビ番組化するなど大きな盛り上がりを見せた「MADサバ8」だったが、次回開催へ向け、「世紀末愛好とは何か？」を様々な視点で体系立てて見つめなおす為のMADサバ熟成期間とした。多様化と整合性のバランスをとったような魅力的なコンテンツとしての脈略を踏んでいける文化空間つくりの一環として、「終末装備」や「世紀末装備」が「装備系としてのミリタリー装備の考え方」と出会った時、「どのような化学変化が起き、どのような人たちが興味を覚え、作り上げていくか、、、？」をSATOMIC氏なりに学びながら展開していくつもりらしい。

昭和６５年に核戦争が勃発し、世界が崩壊に至る世界線

桜乱戦記の世界観は、MADサバと違って時代も場所も限定されているのが特徴だ。

昭和94年になる頃には？

世界核戦争の序盤から他国の介入を受け紛争地帯となっていた日本列島も、ある程度の共同体や軍閥による政権が散見するようになっていた。

南の日本国、北の日本人民共和国と大きく別れており、各々の中でも派閥に分かれ、主導権争いに明け暮れていた。

今回の舞台は“南日本でのクーデター事件”

南日本の暫定政府は、ソ連侵攻により北日本に出来ていた国家「日本人民共和国」と事実上の停戦協定を結び、境界線を侵さない代わりに互いの領域にしかない資源を調整・交易する事で安定した政権を維持していた。

それに対し、「分断による諸問題を解決する事」を大義名分とし、北関東の奪還（と言う名目の縄張りの拡大）を望む急進派勢力「国土奪還同盟」が軍事的イニシアチブ確保のために、武装蜂起。

一部国防軍将校も合流し、関東を牛耳る軍事評議会暫定政府と交戦。停滞した情勢は中小勢力を巻き込み一気に激化をたどることとなった、、、

桜乱戦記の示す「終末×ミリタリー」のドレスコードとは？

今回のドレスコードの特徴は、ハードコアな世界観のわりに、幅広い設定で参加が可能な点だ。今まで終末系のイベントでは難しかったミリタリー装備をはじめ、民兵装備ができる。もちろん、設定によってはいわゆる一般的な終末装備も歓迎されており、示された世界観だからこその装備の組みやすさがある。入口さえ見つけてしまえば入りやすいだけではなく、各々の設定を深めやすいようバランスが図られているのが最大の特徴だ。

ストーリーを絡めたゲームとドラマティックに寄り添っていくオプションルール

桜乱戦記では、一般的なサバイバルゲームを一日を通した大枠のストーリーの中へ落とし込み、それに見合ったゲーム内容を経験することで桜乱戦記のプレイヤーとして世界観へ入っていく為の様々な演出が施されている。

必須ではないが、一例として参加者各々が「自由に自分の考えた武装組織を名乗っていい」点だ。

今後の展開

桜乱戦記は、数回限定の完結した会として運用される予定とのことで、興味のある方はぜひ参加してみるといいだろう。

開催予定日まであと一カ月半となるが、今後もイベント内容が発表されるとのことなので、公式アカウントをチェックして見逃さないようにしよう。

関連動画

桜乱戦記-20XX-第一章　開催概要

主催：SATOMIC
開催日：２０１9年12月1日（日）
開催場所：OPERATION　FREEDOM（http://op-freedom.chu.jp/）
参加費：4000円（暫定）
参加定員：60名

アクセス情報：京成酒々井駅から車で15分

※事前に公式アカウントにて送迎バスの案内があります。

「桜乱戦記-20XX-第一章」参加応募ページ
Twitter: https://twipla.jp/events/404561

関連リンク
桜乱戦記 公式 Twitter：https://twitter.com/OURAN_history

サバプラ（https://svg.plus） WEBサイトの本格稼働を記念し2019年10月27日(日)、埼⽟県滑川町のサバっちゃアウトドアにて記念イベントを開催。
サバプラでは今後様々な企画を⽴案し、今ままでなかった新しいイベントやユーザー同⼠の繋がりに重点を置き活動していきます。
今回はその第1弾をサバっちゃアウトドア様にて開催。
当⽇はGunArena体験会とオープンタッグトーナメントを開催。
合わせてMAD サバSATOMIC⽒によるSATOMIC GAME 、モンゴリアンチョップスクワッド様、KOEKATAのブース出店があり、フィールドでもセーフティーエリアでもイベントを楽しめる内容となっております。

・スペシャルゲスト参加としてマック堺さんと上矢ゆいさんがイベントに参加
さらにマック堺さんには初心者講習の講師を行なってもらいます。

・GunArena 筐体を特別に屋外設置 オープンタッグトーナメント開催
誰でも参加できるタッグトーナメントを開催します。
オープンタッグトーナメント BEST4からはYouTube LIVE で試合状況を生配信

・MADサバのSATMICさん主導のオリジナルゲームを午後から開催
通常の定例会ルールとは別にMADサバ仕様のゲームを取り入れます。

・人気YouTuberの参加が決定
一般参加となりますが、凸砂カズさんとfoyfoyさん（彼女とサバゲ）が来場されます。

ゲスト様情報

マック堺（mac sakai） 様
現在のエアソフト業界を牽引する第⼀⼈者として様々なメディアへ出演。
YouTube（チャンネル登録者数36.4万⼈）ではエアガンレビューやエアガン競技の紹介。
当⽇はGunArenaオープントーナメントの解説とスペシャルマッチの実践を⾏なっていただきます。

上⽮ゆい（kamiya yui） 様
2010年頃から⻑期的に活躍されている⼥性シューター。
ミリタリー関連だけではなく、幅広く様々な分野で活躍中。
当⽇はマック堺様と一緒にイベントを盛り上げていただきます。

イベント概要

▼基本情報
開催⽇時︓10⽉27⽇（⽇曜⽇）
開催場所︓サバっちゃアウトドア（埼⽟県滑川町）
予約︓サバプラ新サイトで予約受付
参加⼈数︓200名を想定（最⼤250名）

予約ページ
https://coubic.com/svgplus/463556

▼参加ゲスト
マック堺様
上⽮ゆい様

▼協賛企業
・ナツメアタリ株式会社様（GunArena）
・モンゴリアンチョップスクワッド様
・株式会社アスタスタ（Koekata）

ハイパー道楽をご覧の皆さま、コンバットマガジン編集次長の梅木です。15号に続き、19号も各所で猛威を奮った台風ですが、皆さん、ご無事でしたでしょうか？　また被災された方々の無事と復興を願っております。
暑かった夏も過ぎ去り、秋をすっ飛ばしたかのように段々と寒くなってきました。でも、これからサバゲーなどにピッタリの季節となりました。秋の夜長、新たなウエポンの準備の参考に、コンバットマガジンをご覧いただければ幸いです。もちろんベトナム特集もまだまだ力を入れていきますので、よろしくお願いします！

【特集】戦いのフィールドに最新モデル目白押し！ 今日もサバイバルゲーム

●東京マルイ MTR16 G-EDITION
●ウエスタン アームズ　HRTスペシャル《ホーグ・ラバーグリップVer.》
●ウエスタン アームズ　コルトM1911〈ブラックアーミー〉
●シン・サバゲ三等兵　特別増ページ版
俺たちのホームフィールド“PARADOX”復活に向けて頑張ってるってよSP

サバゲをするのにピッチリの季節が到来！　そんなサバゲ・ベストシーズンに、エアソフトガン・ニューモデルが登場！　まず東京マルイの最新モデルは、各所にゴールドパーツをあしらったガスブローバックM4カスタム、「MTR16 G-EDITION」。そしてお台場で開催された全日本模型ホビーショーでその他の最新機種を紹介する。そして鋭いキックとリアルな仕上げが魅力的なWAからは、大容量マガジンでサイドアームに、もちろんメインウエポンにも使える、HRTスペシャル《ホーグ・ラバーグリップVer.》と、米軍ベテラン・コスにもってこいのコルトM1911〈ブラックアーミー〉がリリース。
そんなベストシーズンのはずだったが、今季の台風は各所で猛威を奮った。日本各所で被災、そしてサバゲ三等兵たちのホームグラウンドでもある千葉のPARADOXフィールドも甚大な被害を被った……。そんなPARADOXフィールドの再建をサバゲ三等兵メンバーがお手伝い。

【ベトナム戦争特集】LRRP One For All All For One
ワンフォーオール、オールフォーワン
仲間を信じて生き延びる

長距離偵察部隊の実像に迫る「LRRP」シリーズ。今回は第1歩兵師団と第82空挺師団の2本立てだ。どちらの師団のLRRPも同じ偵察部隊であるにも関わらず、軍装や運用での違いが見られる。この2つの部隊を比較する。

サイゴン物語 VIETNAM ZIPPO 地獄の詩人たち思い出のアルバム

ホーチミン市（南ベトナム時代の首都・サイゴン）の今を訪ね、NAM戦当時に思いを馳せるシリーズ「サイゴン物語」。今回は日用品でありながらアートにまで昇華した、様々な図柄を彫り込んだZIPPOライター、ベトナムZIPPOに刻まれた、まるで詩のような文言を集めた。

図解エンサイクロペディア “YANKEE STATION” アメリカ海軍航空母艦

カラフルで詳細なイラスで紹介する「図解エンサイクロペディア」シリーズ。今回は、ベトナム・トンキン湾海上、通称「ヤンキー・ステーション」にて、米軍の航空戦力を担ったアメリカ海軍の空母群を使用解する。

HELIKON-TEX 2020 New Models

後発であるが、タクティカル・ウエアとして一級のデザイン、機能をもつヘリコンテックス。その最新シャツ、「MBDUフランネルシャツ」をはじめニューリリースされた新製品をドーンと一挙に紹介する。

その他、「ミリタリア・ラウンドアップ！」、「月刊グリーンベレー」などなど連載陣も充実した内容お届け。

新しくなったコンバットマガジン、どうぞ書店でネットでご購入ください！
よろしくお願いいたしますっ！

月刊コンバットマガジン 2019年12 月号（通巻525号）
価格　定価￥1,426
発売日　令和元年10月26日

月刊アームズマガジンの編集ライターの毛野ブースカです。

今までいろいろな企画を立ち上げてきましたが、12月号からあのプロレスリングノアとアームズマガジンのタッグ企画が始まりました。その名も「清宮海斗のサバゲ・ウイニングロード」。そう、現役GHCヘビー級チャンピオンである清宮海斗選手が登場します。清宮選手はプライベートで1度だけサバゲをしたことがあるとのことでしたが、この企画を機に本格的にサバゲデビューすることになりました。今回、私は記念すべき第1回目の撮影のお手伝いさせていただきました。

私は普段プロレスを観戦することがないので、この企画が始まるまで失礼ながら清宮選手のことを存じ上げなかったのです。実際にお会いしてみると、いかにもプロレスラーらしいガッシリとした体格ですが、若々しくて謙虚で物腰の柔らかい、まさに好青年でした。初回ということで、午前中はライフルの撃ち方を指導したのですが、清宮選手は飲み込みが早く、あっという間に撃ち方をマスターしてしまいました。シューティングセンスがあるだけではなく体幹がしっかりしているためか、構え方も堂に入ってました。

午後はヘッドショットの定例会に参加。ヒットだけではなくフラッグゲットした時は、スタッフ一同驚きました。身長180cm、体重98kgながらフィールドでの身のこなしはスマートで、サバゲーマーとしてのポテンシャルの高さを感じただけではなく、やはりチャンピオンになる選手は違うと実感しました。清宮選手の今後の活躍が楽しみです。

それでは、10月26日発売の2019年12月号をご紹介させていただきます。今月号の表紙は本誌2019年7月号に続いての登場となる声優の井澤詩織さん。12月号が発売されるまさにその日に開催予定の弊誌主催のサバイバルゲーム大会「サバゲ祭」でゲストとして参戦します。その模様は2020年1月号と、アームズマガジンの発行元であるホビージャパンの創立50周年を記念した企画『井澤詩織のドーラク・ニッポン』でレポート予定です。

特集は「勝てるサバゲウェポンはどれだ!?～アームズ編集部厳選エアガンピックアップ～」。サバイバルゲームの多様化しに伴い機能性やデザインを追及したエアガンオリジナルの製品も支持されるようになってきました。そこで今月の特集は、ここ最近特に注目されているエアガンの数々をカテゴリー別にピックアップし、主に「機能性」にフォーカス。レポートは、アームズマガジンWEBで始動した「声優サバゲ部」の小森未彩さんと愛原ありささん、そしてベテランの私と、それぞれ異なる視点を持つ3人が担当します。さらに、ナイトゲームだけではなくCQBでも人気が高まりつつあるフルオートトレーサー、サバゲ後にやっておきたい簡単メンテナンスガイドもあわせて紹介します。

東京マルイの次世代電動ガンMk46 Mod.0の緊急フィールドインプレッション、さらに巷で話題を呼んでいるSIG AIRの電動ガンMCX VIRTUSなど、トイガンの新製品情報も盛り沢山でお届けします。

2019年12月号をよろしくお願いします!!

目次・・・・・・・・・・・・・・

■Arms MAGAZINE HEADLINE NEWS
東京マルイ　次世代電動ガンMk46 Mod.0
G&Gアーマメント　SR15 E3 MOD2カービンM-LOK
SIG AIR（Laylax）　MCX VIRTUS
ターミネーター：ニュー・フェイト
エンド・オブ・ステイツ
2019国際カモフェスティバル

■特集：勝てるサバゲウェポンはどれだ!?
～アームズ編集部厳選エアガンピックアップ～
●気軽なウェアで楽しもう！カジュアルサバゲのススメ
●サバゲウェポンピックアップ
・コンパクトカービン／PDW
・スナイパーライフル
・LMG
・ハンドガン
●フルオートトレーサーで遊ぶ！
●簡単メンテナンスガイド

■清宮海斗のサバゲ・ウイニングロード

■TOYGUN’s FIELD
POSEIDON　Tritonガスブローバックライフル
BOLTエアソフト　MPR-9／MP5A4
クラシックアーミー　NEMESIS 119M-3電動ガン
CYMA　M4 CQB-R FRPスポーツライン電動ガン
CYMA　M870ショートピストルグリップ＆ロングリトラクタブルスポーツライン
AVENGER　PP-19 Bizon＆MスタイルAKスポーツライン電動ガン
タナカ　SIG P226アーリータイプEVO2フレームHW
タナカ　スミス＆ウェッソンM66 4インチコンバットマグナムVer.3ガスガン
タナカ　コルトパイソン.357マグナム2.5インチ“R-model”スチールフィニッシュモデルガン
KSC　TT33 Xコンプヘビーウエイト
WA　HRTスペシャル（ホーグラバーグリップ付き）
WA　コルトM1911ブラックアーミー
ハートフォード　コルトSAA 45ブルードカスタム
B.W.C.　SW1911PC
アルゴ舎　Fullcock　SWORD CUTLASS the Water Gun

■Customgun,Newparts & Accessory

■CUSTOM PARTS PICKUP：M870 SHOTGUN ACCESSORY

■MARUSHIN HANDGUN COLLECTION
Vol.6　デリンジャーXカートリッジモデル6ｍｍ BBシリーズ

■第59回全日本模型ホビーショーレポート

■無可動実銃は極上の嗜み

■REALGUN REPORT：PISTOL,CALIBER .45,AUTOMATIC,M1911A1／SHIN

■Handgun Accuracy ストックガンの精度／Hiro Soga

■WOLF TACTICAL AR15／櫻井朋成

■ORIENT SHIELD 2019／笹川英夫

■SHIN＆毛野ブースカの最新GUN事情　Questions and answers
第8回：コンペティティブシューティング

■LittleArmory　モンタギューパラトルーパーをディテールアップしてみよう！

■アサルトリリィpresents 夏吉ゆうこさん、星守紗凪さんと一緒にサバゲーをしよう

■SMILE-EYE TACTICALでシューティンググラスを作る！

■U.S.ARMY FIELD JACKET COLLECTION

■BLADE-TECH HOLSTERS

■PICKUP ITEMS

■ブロックで創りあげるミリタリーの世界　ホビーショー編

■カイデックス工作室 第1回

■LEAD

■Tactical Gear Laboratory　戦術装備研究所

■リエナクトメントのススメ

■サバゲ野郎一番星

■PICKUP ITEMS

■サバゲ野郎一番星

■初開催！ サバチューバーフェス

■SHOWROOM＆アームズマガジンコラボ企画カラーグラビア掲載権争奪戦

■トイガンイベントカレンダー

■IMPORT TOYGUN NEWS

■Arms CINEMA INFO：白河理子の今月のイチオシ!!/小明の神聖キネマ帝国

■『二丁目のガンスミス』

■ARMS SQUARE

■COVER：井澤詩織

■Arms MAGAZINE TREND Tracker
かざりのここ最近／かざり
極東かすみん第7機関／高良かすみ
サバゲ創造のススメ／モエガミ
らんまるぽむぽむのゆる訓練

■特殊部隊員のような　装備の似合うカラダ作り

『日本軍はこんな兵器で戦った─国産小火器の開発と用兵思想』
荒木肇著／四六判２６０ページ／定価１６００円＋税（並木書房）

陸上自衛隊の各駐屯地には日本陸軍の小火器が大切に保管・展示されているが、見学する人は少ない。自衛官も旧陸軍の小銃、機関銃、拳銃、擲弾筒については、あまり詳しくないという。
この本は、土浦駐屯地内の武器学校に展示されている実物の小火器に触れながら、明治維新以後、日本の技術者がいかにして国産兵器を開発したか、その足取りを辿ったものである。
西欧が３００年かけて進歩させた近代銃器を、わずか２０年ほどで追いつき、初の国産小銃を作り上げた村田経芳（つねよし）。村田の後継者の有坂成章（なりあきら）が開発した「三十年式歩兵銃・騎銃」で、日本は大敵ロシアを打ち負かした。その後、南部麒次郎（きじろう）が完成させた名銃「三八式歩兵銃」で大東亜戦争を戦い抜いた。
南部麒次郎をはじめ国産兵器の開発に尽くした技術者の名前を多くの日本人は忘れているが、欧米の識者や造兵専門家の間では、いまも高く評価されているという。
本書は、国産兵器を手にして戦った兵士たちが、何に困り、何を喜びにしたのか、教育が果たした近代化にはどのような苦労があったのかを浮き彫りにする。当時の日本人に近い身長のモデルが長くて重い歩兵銃を構える姿からは兵士の苦労が見えてくる。

著者のことば

ある高名な文学者は、防衛大学校で学生たちに三八式歩兵銃を例にして、旧軍のように科学的精神を軽視するなと語った。時代遅れの明治時代の小銃で、第二次世界大戦を戦った戦前日本陸軍の後進性を非難したのである。しかし、これは事実と異なっている。戦後の「誤った定説」である。アメリカを除く列強の軍隊は、どの国も明治時代に開発された小銃で戦っていたのだ。また、日本軍は、精神主義で白兵戦を重視したと批判されるが、これも「誤った定説」である。実際は日清・日露両戦役とも火力重視の戦いを行なった。白兵戦を信奉したのは、清軍であり、ロシア軍だった。日本陸軍はむしろ火力主義だった。

目　次
はじめに
第１章　幕末・維新の小銃
第２章　日本兵は国産小銃で戦った
村田銃
有坂「三十年式歩兵銃」
三八式歩兵銃
日本騎兵─三八式・四四式騎銃
九九式小銃
第３章　戦場の主役となった機関銃
空冷ホチキス機関砲と三八式機関銃
三年式重機関銃の開発
独自性が光る十一年式軽機関銃
傑作といわれた九六式軽機関銃
活躍した九二式重機関銃
七・七ミリの九九式軽機関銃
第４章　不足する国産軍用拳銃
戦闘のわき役
騎兵装備用の国産第一号拳銃
輸出を考えた拳銃
十四年式・九四式拳銃
第５章　手榴弾・擲弾筒
十年式擲弾筒と手榴弾
小さな迫撃砲「八九式重擲弾筒」
おわりに
主な参考・引用文献
資料 陸上自衛隊駐屯地資料館

ノーベルアームズ製のドットサイト、SURE HIT M4sが警察に採用された写真を入手。

これは、原発警備を行っている警察が装備しているMP5の訓練銃(エアソフトガン)に採用されたもの。

全国都道府県で210丁分に装着された。

原子力関連施設における警戒警備

原子力関連施設に対する銃器を使用したテロ事案、爆発物使用事案、NBCテロ事案等への対処を行うため、サブマシンガン、ライフル銃、耐爆・耐弾仕様の車両、マジックハンド、生化学防護服等を装備した原発特別警備隊が、24時間体制で原子力関連施設の警戒警備に当たっている。

資料提供：ノーベルアームズ

年頭号を記念して、編集企画で刷新を行いました。これまでSATマガジンといえば、硬派な男臭いイメージでした。しかし、近年の「女性モデル」に関しては、モデルの乙夜を除いて、コスプレの影響か「本物」が登場しておりません。そこでSATマガジンは「女性グラビア」を解禁することにしました。それが今回からスタートした「自衛隊ガールズ」です。自衛隊と緊密に彼女たちの活躍を追いかけてみます。表紙も「陸自のあーりん」（同姓同名）の女性自衛官です。撮影：萩庭佳太

連載記事「自衛隊ガールズ」のトップバッターは、幹線無線搬送端局装置JMRC-C70を搭載する1 1/2tトラック前にて89式小銃を構える、陸上自衛隊東北方面通信群第301中枢交換通信中隊の佐々木彩夏陸士長。

目次・・・・・
警視庁特殊部隊SATに新車両か!?警視庁特殊部隊SATに新車両か!?●大塚正諭
自衛隊ガールズ●撮影：萩庭桂太
陸上自衛隊第1空挺団レンジャー教育令和初の空挺レンジャー誕生・後編●矢作真弓／Work’s
危機管理産業展2019／テロ対策特殊装備展’19
Message-明日の自衛隊●二見 龍
桜の時評 ●桜林美佐 コラム「日本の戦闘者」●荒谷 卓
宮嶋茂樹写真館
中華人民共和国成立70周年閲兵式●柿谷哲也
ICVR（VRを用いた戦闘訓練シュミレータ）
STERN DEFENSEAR-15 9mm Conversion Kit●Ichoro Nagata
SAT NEWS
英軍式タクティカルトレーニング
中田商店×乙夜
特選群
台南基地営区開放行事●嶋田康宏
TANI0-KOBA×BATON AirsoftBM-45 CO2 GBB
葉隠訓練8
PICK UP ACCESSORY
現代兵法
ワールドインテリジェンス・リポート ●安部川元伸 ガルエージェンシー物語
シネマ試写室 OTS講習＆懇親会
射撃術研究所 乙夜のミリホビリポート お知らせ  編集後記

ハイパー道楽をご覧の皆さま、コンバットマガジン編集次長の梅木です。急激に寒くなってきました。みなさん体調管理は万全ですか？　寒い時期に着るといえば、フライトジャケット！　と言う事で、今回はすっかり定番ファッションとなったミリタリーウエア、フライトジャケットを大特集しています。もちろんベトナム特集もガンガンいきますので、よろしくお願いします！

【総力特集】絶対飛行服 AIR CREW PERSONAL PROTECTIVE EQUIPMENT (CLOTHING)

• 中田哲二、我れ飛行服の魂と化す！
• “空の海賊”が愛したジャケットたち
• COMBAT MAGAZINE Recommend 2019 FJ Catalog
• 最注目！ MASHから“新しい”L-2Aが登場！

すっかり冬の定番となった飛行服……そうフライトジャケット。航空機の発達とともにフライトジャケットも進化し続けている。米軍が採用している最新かつ、まだ謎の多い最新フライトジャケットであるCWU-106/Pフライトジャケット＆CWU-108/Pトラウザースをはじめ、レイヤリングシステムを採用したMCSPなどを徹底解説。さらにUSAFミュージアムに展示されているベトナム戦争時、実際にパイロットたちが着用したフライトジャケット・コレクションたちや今冬レプリカ・フライトジャケット・カタログまで、フライトジャケットの魅力を余すこと無く紹介した総力特集だ！

【ベトナム戦争特集】サイゴン物語 Propaganda Posters in Saigon Part.2
サイゴンでプロパガンダポスター巡り

ホーチミン市（南ベトナム時代の首都・サイゴン）の今を訪ね、NAM戦当時に思いを馳せるシリーズ「サイゴン物語」。今回はベトナムの国中至るところで目にする、ベトナム共産党が掲げたプロパガンダポスターを、ホーチミン市（旧サイゴン市）を巡り、紹介する。

図解エンサイクロペディア HIT MY SMOKE　－FAC－
我れ発見せり！ 前方航空管制官

カラフルで詳細なイラスで紹介する「図解エンサイクロペディア」シリーズ。今回は、ベトナムで、武装らしい武装もない観測機で危険な交戦地上空を飛行しながら航空支援による爆撃目標の発見・攻撃目標のマーキングを任務とする前方航空管制。その任務に従事した航空機と管制官とその装備を紹介する。

東京マルイ ガスブローバック タクティカル・ハンドガン

冬でも好調な動作をみせる東京マルイのガスブローバック・ハンドガン。しかし、その進化は止まらない。サバゲにもってこいの、東京マルイ最新ガスブロ・ハンドガン3モデルを一挙紹介!!

その他、「ミリタリア・ラウンドアップ！」、「月刊グリーンベレー」などなど連載陣も充実した内容お届け。

新しくなったコンバットマガジン、どうぞ書店でネットでご購入ください！

よろしくお願いいたしますっ！

月刊コンバットマガジン 2020年1 月号（通巻526号）
価格　定価￥1,426
発売日　令和元年11月27日

月刊アームズマガジンの編集ライターの毛野ブースカです。

この号の締め切りが迫る中「東京マルイフェスティバル in ベルサール秋葉原 6th」（以下マルフェス）に取材に行きました。すでにハイパー道楽さんでもレポートされておりますが、12月12日に発売される新製品「次世代電動ガンMk46 Mod.0」を中心とした内容でした。Mk46 Mod.0が実射できるためか大勢の来場者が会場に訪れておりました。

今回のマルフェスの楽しみはMk46 Mod.0だけではありません。イベント未発表の新製品「ガスブローバックガン・グロック17ジェン4」と「ガスブローバックガンAKM」が展示されたことでしょう。AK47とAK74は同社から電動ガンでリリースされており、その中間であるAKMは製品化されてきませんでした。実銃ではAKシリーズの中でもっとも流通しているのがAKMであり、個人的にもAKMは好きなアサルトライフルです。

東京マルイがAKMを再現するにあたり電動ガンではなくガスブローバックガンを選んだことがポイントでしょうか。マガジンがどのくらいの重量になるのか気になるところですが、東京マルイ初のAKシリーズのガスブローバックガンであり、M4A1 MWSと同様の完成度だとしたらとても楽しみです。AKシリーズのガスブローバックガンの決定版になる可能性を秘めています。

グロック17で気になったのが、もしグロック19と同様にリアルサイズになった場合、従来品のグロック17用に揃えたホルスターがフィットしない可能性がある、つまり買い換える必要があるかもしれないということです。マニアとしてはリアルサイズになることは嬉しいですが、出費を考えると気持ち的には複雑です。それでも待ちに待ったグロック17のバージョンアップですから楽しみであることには変わりません。

それでは、11月27日発売の2020年1月号をご紹介させていただきます。今月号の表紙はミスマガジン2018でグランプリを受賞し、グラビア界において今もっとも注目を集めているグラビアアイドルの沢口愛華さん。デルタフォースオペレーターをイメージしたマルチカム装備に、今号でも紹介しているSIG AIRの電動ガン「MCX VIRTUS SBR」にSIG SAUERのドットサイトを装着したものを構えてもらいました。

特集はSIG SAUER。自衛隊が採用している9ｍｍ拳銃や、日本警察が採用しているP230JPなど、SIG SAUERは日本人にとって馴染み深いガンメーカーだ。スイスを発祥の地として主にスイス軍への銃器供給に始まり、世界各国の軍・法執行機関、民間向けに銃器を製造してきた。そして2017年、念願だったアメリカ軍制式採用拳銃の座を獲得。現在ではライフルからハンドガン、周辺機器に至るまで幅広くラインアップしている。今もっともホットなガンメーカーであるSIG SAUERの特徴と魅力を探ります。

さらに、毎年恒例のカレンダーが特別付録として付いてきます。2020年版は「コンバットハンドガン」と題して、ガバメントやM9、パイソン、M19、ハイパワー、デザートイーグルなどトイガンでもよく知られているハンドガンの実銃写真を集めてみました。ぜひご活用ください。

2020年1月号をよろしくお願いします!!

目次・・・・・・・・・・・・・・

■Arms MAGAZINE HEADLINE NEWS
東京マルイ　ガスブローバックガンMTR16 Gエディション
KRYTAC　TRIDENT MK2 PDW-M／KRISS VECTOR LIMITED EDITION ALPINE
KSC　M93RMG オート9モデルガンHW
KSC　Mega MATEN .308ピストル／ストラックTEGコンパクトTANカラーフレーム
シティーハンター　THE MOVIE　史上最香のミッション
サバゲ祭　再始動!!

■2019年読者が選ぶ！トイガン大賞　投票募集！

■特集：SIG SAUER
SIG SAUER その歴史
SIG SAUER ACADEMY
SIG SAUERの銃器の特徴
～最新モデルvsクラシックモデル～
・MCX vs SG551A1
・P320-M17 vs P226
アメリカ軍人の視点で見た―Beretta M9とSIG M17／飯柴智亮
9ｍｍ拳銃/P220の37年間と自衛隊新拳銃を考察する
アメリカ陸軍次世代分隊火器開発計画NGSW 最終選考3社案を考察する／飯柴智亮
速報！SIG AIR（Laylax）MCX VIRTUS
SIG SAUER ELECTRO-OPTICS
SIG SAUERエアガンコレクション
模型的アプローチによるトイガンリアル仕上げ術

■TOYGUN’s FIELD
東京マルイ　次世代電動ガンMk46 Mod.0
G&Gアーマメント　SR25 E2 APC M-LOK電動ガン
SYSTEMA　PTW89
SNOW WOLF　SV98Rエアコッキングガン
CYMA　ドラグノフSAG SVU-AS M-LOKフルメタル電動ガンTAN／ドラグノフ SAG SVD M-LOKフルメタル電動ガンTAN
S&T　M870エアショットガンシリーズ
エラン　KONGSBERG COLT M/1914
タナカ　S&W M19 PC 3インチ“K-Comp”ヘビーウエイトVer.3ガスガン
タナカ　S&W M66 2.5インチコンバットマグナムVer.3ガスガン
タナカ　S&W M29カウンターボアード6-1/2インチVer.3スチールフィニッシュガスガン
WA　コルトニューエ－ジェント リアルスチールver.／SVIタクティカルカスタム タランバトラーモデル
WA　コルトコマンダー ガルシア ガンブラックver.／コスモドラグーンオールブルード

■Customgun,Newparts & Accessory

■CUSTOM PARTS PICKUP：ジーフォースLiHVバッテリーシリーズ

■MARUSHIN HANDGUN COLLECTION
Vol.7　コルト25オート

■第6回 爆裂祭開催

■無可動実銃は極上の嗜み

■REALGUN REPORT：SIG SAUER P365 SAS／SHIN

■米国CCW事情　女性シューター・トリッシュ編／Hiro Soga

■STEYR AUG in EDELWEISS ADVENTUREWOLF TACTICAL AR15／櫻井朋成

■ARSENAL 2020 New Model／笹川英夫

■SHIN＆毛野ブースカの最新GUN事情　Questions and answers
第9回：米国での銃の買い方と銃事情

■HOUSTON 2019 WINTER COLLECTION

■COVERT CARRY STYLE IN WINTER

■PICKUP ITEMS

■ブロックで創りあげるミリタリーの世界

■LEAD

■Tactical Gear Laboratory　戦術装備研究所

■リエナクトメントのススメ

■サバゲ野郎一番星

■清宮海斗のサバゲ・ウイニングロード

■AREA41-3開催

■アリーナシャングリラからの脱出2

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らんまるぽむぽむのゆる訓練

■特殊部隊員のような　装備の似合うカラダ作り

SATOMIC主催の世紀末愛好交流会「サロン・ド・世紀末」が誕生！

世紀末愛好に触れられる交流会が誕生

2019年12月26日（木）、埼玉県入間市にある「シューティングラウンジアルファ」にて、「世紀末愛好に触れられるポータル的交流会」をめざした、通称“サロン・ド世紀末”の第1回目が開催される。
サロン・ド・世紀末というネーミングは、「文化史上に見られる文化人相互の交流の場を称して「～サロン」と呼ばれる事がある事から、世紀末愛好が今後より一層文化的に発展し形作られていく事を願い名づけられている。

第一回目は、シューティングラウンジアルファが全面協力！？

第一回開催地は２０１９年１２月１３日にリニューアルオープンする、埼玉県入間市（西武池袋線入間駅が最寄り駅）のにある「シューティングラウンジアルファ」、スチームパンクをイメージした内装が店内の独特な雰囲気を演出している。細部にわたる作りこみから、店主のリニューアルに当たる気合の入れ方が覗える。今回内装にはたくさんの方が携われたようだ。

「サロン・ド・世紀末」は世紀末世界観についての交流会であるため、スチームパンクとは確かに違う世界観、コンテンツであるものの、扱われる物や技術など共通する点も多く、“世界観を表現することを目標とした愛好”の“交流会の開催地”としてふさわしいだろう、とのことで、選定された。

シューティング交流会を開催
今回は、シューティングバーでの交流会ということで、エアーガンを利用したアトラクションが用意されている。（シューティングゲームはハンドガンのみ使用）

世紀末イベントには興味はあるが、エアーガンに触る経験が無かったり、同じ場所でエアーガンを安全に一緒に触れていくことで交流を深めていこうという分かりやすい内容になっている。

もちろん、ただ的を撃つだけではなく、サロン・ド・世紀末ならではの世紀末を意識した銃を使うのもよいだろう。

空き時間にはバー備え付けのシューティング筐体ももちろん使用可能だ。なんと、G＆G製METシューティングに関しては交流会時間中無料で楽しめるそう。

サロン・ド・世紀末はどんな雰囲気なの！？

いろんな人が集まるサロン・ド・世紀末だからこそ話せる装備や衣装についての交流、各々の考える世紀末愛好の魅力や遊びの各スタイルやジャンルの話から、サバゲやトイガンの魅力や体験型イベントの体験談等に触れてみたい方、知ってみたい方の疑問が交流の中で解決できるかもしれない。交流を深める為にマイカップの持参（交流会時間中自己責任にて使用可能）を推薦しており、交流の話のタネには欠かない演出が施されている。

フリーマーケット

サロン・ド・世紀末のフリーマーケットでは、ここでしかない変わり種や、掘り出し物があるかも？各世紀末イベントに参加するうえでの衣装として活用するのもいいだろう。

世紀末装備が試着可能！？

サロン・ド・世紀末では、SATOMIC謹製世紀末装備が試着可能、男女それぞれ１セットずつ用意されるようだ。写真撮影はもちろん、手に取っての世紀末衣装の醍醐味に触れてみるのも良いだろう。

スピーチタイムを開催！？

交流会参加者の中で、MADサバや桜乱戦記を通して、様々な設定の部族や、架空の武装組織を指す「トライブ」や「セクト」が誕生し、またトライブが主催の貸し切りイベント等も少しずつ開催されるようになってきた。

そんな中、交流会の中でトライブやセクト、または愛好家サークルや個人、物販者、アーティストを問わず、昨今の活動やこれからについて周知共有する場所を設けられるようだ。

愛好家それぞれの目線だからこそ話せる魅力や取り組みについての話や、扱っているコンテンツについて聞ける貴重な機会かも？

第一回サロン・ド・世紀末 開催概要

主催：サロン・ド・世紀末

開催日：2019年12月26日（木）

開催場所：シューティングラウンジアルファ（https://shooting-lounge-alpha.shopinfo.jp/）

参加費：4,000円（飲み放題・フードアリ）

参加定員：50名

アクセス情報：西武池袋線入間市駅から徒歩10分

「第一回サロン・ド・世紀末」参加応募ページ

Twitter: https://twipla.jp/events/419594

Facebook: https://www.facebook.com/events/491986855002848/

関連リンク

告知アカウント「SATOMICISM」Twitter：https://twitter.com/_SATOMICISM_

シューティングラウンジアルファ公式twitter：https://twitter.com/iruma_shu_aru

あのCall of Duty®がモバイル専用版として登場。シリーズならではのマルチプレイヤーマップやモードを、いつでもどこでもプレイできます。100人がぶつかり合うバトルロイヤルを始め、展開が速い5対5のTEAM DEATHMATCHや、身の毛もよだつゾンビアクション、スナイパーvsスナイパーの戦いまで、Activisionが贈る基本プレイ無料のCALL OF DUTY®: MOBILEで、そのすべてを遊び尽くそう。

基本プレイ無料のモバイル版

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無料で遊べるのは初となる、「Call of Duty®: Black Ops」と「Call of Duty®: Modern Warfare®」の印象的なマルチプレイヤーマップをプレイするも良し、または全く新しい100人のバトルロイヤルサバイバルマップで、フレンドとスクアッドを組むも良し。世界中のプレイヤーと共に楽しもう！

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©2019 Activision Publishing, Inc.

『ＳＡＳ英陸軍特殊部隊─世界最強のエリート部隊』

Ｌ・ネヴィル著
床井雅美監訳
茂木作太郎訳

四六判１７２ページ（オールカラー）
定価１８００円＋税込

１９８０年の「ニムロッド作戦」（ロンドンのイラン大使館襲撃占拠事件）と、その２年後のフォークランド紛争の活躍で、英陸軍特殊部隊ＳＡＳは世界で最も知られる特殊部隊となり、いまも各国特殊部隊のリーダー的な存在といえます。
本書は、特殊作戦部隊の世界的権威であるリー・ネヴィル氏がＳＡＳ連隊の組織とフォークランド戦争終結時から今日までの数々の特殊作戦を最新情報をもとに解説したものです。
ここには熾烈なＩＲＡ（アイルランド共和軍）との戦い、スペシャル・プロジェクト（９.１１同時多発テロと７.７ロンドン同時爆破事件以降に重要性が再認識された対テロ戦）、第１次湾岸戦争、バルカン半島、西アフリカ、イラク、アフガニスタンなど各地での特殊作戦と、ＳＡＳの使用する武器が章ごとに説明されています。
また、成功事例だけでなく、失策や作戦後に発生した論争についても詳述されている点で類書にはないものとなっています。さらにイラクとアフガニスタンで効果的であった「協同監視・襲撃プログラム」から生まれたＳＡＳとアメリカ統合特殊作戦コマンドとの密接な協同についても解説しています。銃器研究家として著名な床井雅美さんの監訳により内容はさらにアップデートされています。
本書には、今まで目にすることのなかった作戦中のＳＡＳをとらえた稀少な写真が数多く掲載され、ＳＡＳや他のイギリス特殊部隊の戦闘服や装備品、車両や小火器ががフルカラーのイラストで紹介されています。

1980年の駐英イラン大使館占拠事件で鮮烈なデビューを飾ったＳＡＳは世界で最も知られる特殊部隊となり、いまも世界の特殊部隊のリーダー的な存在である。フォークランド戦争以降の主要作戦から対テロ戦まで、成功事例だけでなく、失敗例や失策にも言及しながら、ＳＡＳ連隊の実像に迫る！ さらにイラクとアフガニスタンで実績をあげた米統合特殊作戦コマンドとの密接な協同作戦についても詳述。作戦中のＳＡＳ連隊をとらえた珍しい写真が数多く掲載され、今まで目にすることのなかったＳＡＳやほかの英特殊部隊の戦闘服や装備品、車両や武器を再現したイラストも収録した軍事ファン必読の書！

世界で最も広く知られた特殊部隊のひとつであるＳＡＳは、口の固さでも有名だ。1991年の「グランビー」作戦後に思慮に欠ける回想録が数多く発表されたことから、連隊は隊員と支援隊員に生涯にわたる守秘義務を課した。したがって、ＳＡＳの作戦や訓練を捉えた公式写真は存在せず、公にインタビューに応じる元隊員もいない。当然のこととして、本書に掲載した写真は隊員の顔や、そのほかの秘密に属する対象は黒く塗りつぶされており、また記述も情報保全に配慮したものとなった。〈「はじめに」より〉

監訳者のことば（一部）

かつて私は銃砲の調査・研究のため、イギリスにある「パターンルーム」と呼ばれる非公開の武器コレクション収蔵施設をしばしば訪れた。そこにあるのはイギリス政府が保管する各種の銃砲で、まさに世界中のとりわけ軍用の小火器が集められていた。
ここを訪れると毎日、朝から夕方まで、さまざまな銃を直接、手にして操作方法や作動の仕組みを調べたり、分解・結合の要領を確認させてもらった。
主任管理者のハーブ・ウッドエンド氏とは銃砲に対する関心を通じて公私共に親しくお付き合いすることになり、訪問時には毎回、週末に氏の自宅に泊めてもらい、近所のパブで深夜まで銃砲談義が尽きない間柄となった。残念ながら彼は亡くなり、その後「パターンルーム」のコレクションは、ほかの場所に移され、より秘密めいたものとなった。
なぜこのようなエピソードを披露するのかと、読者は不思議に思うかもしれない。じつは私の「パターンルーム」訪問と本書は思わぬつながりがあるのだ。ここでの調査中のこと、ジーンズ姿のラフな服装の屈強な若者が数人でやってきて、収蔵品の銃砲を箱に詰めて、民間車両と変わらないバンに載せてどこかに持ち出していく場面にしばしば出会った。
運び出されていたのは、あるときは旧ソビエト／ロシア軍の装備品であり、あるときは特定の地域で多く使用されている銃器だった。
ウッドエンド氏に彼らは何者なのかと尋ねると、氏はニヤッと笑い指を口に当てると、「秘密の仕事をしている兵隊たちだよ」と言葉少なに教えてくれた。疑いなく彼らはＳＡＳの隊員たちであった。
ＳＡＳがこれから実任務に派遣する隊員たちの教育訓練のため、派遣先の地域で使用されている実物の武器の教材として、ここのコレクションを活用していたのだ。
たとえ私服姿でも彼らは独特の雰囲気を漂わせており、ふつうの若者とは違っていた。おそらく厳しい訓練を通して体の一部になっている何かが、周囲をけん制していたに違いない。
本書には北アイルランドで任務中のＳＡＳ隊員たちは住民のなかにうまく溶け込めなかったとの記述があるが、納得できる指摘だ。ちなみに彼らはボンバージャケットを着ていなかった。
私が直接、ＳＡＳ隊員たちと言葉を交わすことはなかったが、職務上ウッドエンド氏は武器情報を通じて彼らと関係が深く、氏を通じて興味深い話を聞くことができた。ここでその多くを紹介することはできないが、そのなかの武器に関する話を少し紹介しよう。
ＳＡＳの作戦は危険な地域に少人数で投入されることが多い。作戦は彼らの身体的な能力や技術・技能だけを頼りに計画されるのでなく、事前に作戦に必要なあらゆる情報が与えられる。戦闘中、対峙することになるであろう敵の武器に関する情報もきわめて重要で、それが役立っているからこそ、限られた兵力で大きな成果を上げる理由のひとつだという。
ＳＡＳは、イギリス軍の一般部隊と異なり、さまざまな武器を独自に採用している。なかには特別仕様のものもある。たとえばマニュアルセフティを追加装備させたグロック・モデル17ピストルなどがよい例だ。50口径（12.7mm弾を使用）のバーレット・モデル82スナイパーライフルは、少人数で行動する彼らが強力な火力を発揮できるうってつけの武器だ。そのため開発・実用化後のきわめて早い時期に採用している。
しかし、ごく初期のバーレット・モデル82には欠陥があった。それは銃をコックしてセフティでロックし、その状態で引き鉄を引き、その後セフティを解除すると暴発してしまうのだ。SASはこれをいち早く発見し指摘した。メーカーは早速改善し、以降、欠陥は解消された。

本書『ＳＡＳ英陸軍特殊部隊』（The SAS 1983-2014）は、軍事・戦史研究の分野で定評があるオスプレイ社の「エリート」シリーズの１冊である。著者のリー・ネヴィル氏は、このシリーズで多くの著作があり、欧米諸国の軍事、現代戦史、とくに特殊作戦部隊の任務や運用と、その兵器や装備品について精通しているジャーナリストである。本書は同氏著作の邦訳『米陸軍レンジャー』『欧州対テロ部隊』（いずれも小社刊）の続編といえる。

目次

はじめに　2

略語解説　７

第1章 SASの編制と隊員の選抜　9

デイビッド・スターリングによって創設／３つのSAS連隊／フォークランド紛争での襲撃作戦／SAS連隊の編制／SASの隊員選抜プログラム

第２章 伝説が生まれた日　19

「ニムロッド」作戦／対テロ任務の「パゴタ・チーム」誕生／全員がCTとCQB任務に精通／各国対テロ部隊に訓練指導／世界のテロ事件の現場へ／SASが公式に認めた人質救出作戦／進化するSASの対テロ技術／常時２個小隊がCT即応待機／ロンドン同時爆破テロ事件

第3章 IRAとの死闘　37

監視と待ち伏せ攻撃／射殺は正当か？─やっかいな疑惑／「テロリストに命乞いの機会はない」／待ち伏せ攻撃「ジュディー」作戦／ジブラルタルでの「フラウィウス」作戦／波紋を呼んだカンボジアへの派遣

第4章 湾岸戦争（1990〜1991年）54

活躍の場を与えられなかったSAS連隊／イラク補給路の監視任務に従事／「スカッド発射機」急襲作戦／「ブラボー・ツー・ゼロ」論争／分断されたブラボー・ツー・ゼロ隊／イラク軍正規部隊との死闘／スカッド・ミサイルの脅威を減少させた／砂漠機動作戦技術の完成／回顧録の出版差し止め

第5章 バルカン半島へ派遣（1994〜1999年）78

セルビア兵との戦い／戦犯容疑者の追跡／コソボの独立支援

第6章 シエラレオネでの人質救出（2000年) 83

「バラス」作戦／知られざるSASの活躍

第7章 アフガン戦争Ⅰ（2001〜2006年）91

無謀な「トレント作戦」／第21と第23連隊のアフガン任務

第8章 イラク戦争（2003〜2009年）95

イギリス特殊部隊「ロー」作戦／SBSの不名誉な戦い／SASとデルタ・フォースの強固な関係／　前政権重要人物の追跡／洗練されたSASの戦術／手荒な米軍の捕虜の取り扱い／「魔法の杖」でテロリストを追いつめる／延期された派兵期間／イラク南部バスラでの戦い／人質救出作戦／SAS隊員の救出作戦／SASへの惜しみない賛辞／作戦成功の影に尊い犠牲／「クライトン」作戦の終了

第9章 アフガン戦争Ⅱ（2006〜2014年）126

「キンドル」作戦─タリバンとの戦い／殺害者リスト／高価値目標の拘束・殺害作戦／人質を全員無傷で救出／「集落安定化」作戦／多発する新たな戦い／いまも続くアフガニスタンでの作戦行動

第10章 SASの兄弟部隊　143

新たなUKSF支援部隊／オーストラリアとニュージーランドのSAS／SASの血筋をひくヨーロッパ特殊部隊

第11章 SASの小火器　148

出番が減ったMP５サブマシンガン／モデルL119A1ライフル／スナイパー・ライフル／進化するスタン・グレネード

［イラスト］
制服と装備品（Ⅰ）14
制服と装備品（Ⅱ）30
制服と装備品（Ⅲ）44
制服と装備品（Ⅳ）72
車両（Ⅰ）88
車両（Ⅱ）112
SASの主要な小火器　152
SASの特殊用途用武器と部隊章　156

参考文献　164
監訳者のことば　166

リー・ネヴィル（Leigh Neville）
アフガニスタンとイラクで活躍した一般部隊と特殊部隊ならびにこれら部隊が使用した武器や車両に関する数多くの書籍を執筆。オスプレイ社からは６点出版され、さらに数冊が刊行の予定。戦闘ゲームの開発とドキュメンタリー制作において数社のコンサルタントを務める。

床井雅美（とこい・まさみ）
東京生まれ。デュッセルドルフと東京に事務所を持ち、軍用兵器の取材を長年つづける。とくに陸戦兵器の研究には定評があり、世界的権威として知られる。主な著書に『世界の小火器』（ゴマ書房）、ピクトリアルIDシリーズ『ベレッタ・ストーリー』『最新マシンガン図鑑』（徳間文庫）、『現代ピストル』『ピストル弾薬事典』『最新軍用銃事典』（並木書房）など多数。

茂木作太郎（もぎ・さくたろう）
1970年東京生まれ。17歳で渡米し、サウスカロライナ州立シタデル大学を卒業。海上自衛隊、スターバックスコーヒー、アップルコンピュータ勤務などを経て翻訳者。訳書に『Ｆ-14トップガンデイズ』『スペツナズ』『米陸軍レンジャー』『欧州対テロ部隊』『シリア原子炉攻撃（近刊）』（並木書房）。

『自衛官が語る海外活動の記録─進化する国際貢献』

「日の丸」を背負った誇りと使命感を抱き任務を確実にこなした自衛官たちの証言！

桜林美佐監修／自衛隊家族会編
四六判２２０ページ　定価１６００円＋税

現在、トランプ大統領の「自国船舶は自国で守るべき」との発言を受け、自衛隊の新たな中東海域への派遣が計画されています。いまや海外任務は災害派遣と並んで平時における自衛隊の主任務になりつつあります。
派遣先で隊員たちは何に悩み、苦労し、どう試練を乗り越え、任務を遂行してきたのか。ここには１９９１年のペルシャ湾の機雷掃海活動から各ＰＫＯ活動やイラク復興支援活動、国際緊急援助隊、そして今も継続されている海賊対処活動まで約３０年間の自衛隊による海外活動の実際の様子が２５人の自衛官の証言によって語られています。
一読すれば、自衛官たちが日本人特有の「やさしさ」や「思いやり」を遺憾なく発揮し、現地の人々の立場に立ってきめ細かく活動し、その結果、派遣先だけでなく国際社会からも高い評価を受けている理由がよく分かります。そして、これまで１人の犠牲者を出すことなく、任務を遂行してきた自衛隊の「練度の高さ」「厳正な規律」を実感できます。

中東のシーレーン（海上交通路）の安全確保をめぐり新たな自衛隊の派遣が検討されている。自衛隊の海外派遣は１９９１年のペルシャ湾での機雷掃海活動に始まり、ＰＫＯ活動やイラク復興支援活動、国際緊急援助隊など形を変えながら実施され、海賊対処活動はいまも継続されている。時には「海外派遣反対」の心ないデモを避けるように隠れて出国したこともあった。それでも隊員たちは常に「日の丸」を背負った誇りと使命感を抱き、厳正な規律を維持して今日まで１人の犠牲者も出さなかった。本書は海外活動に従事した自衛官の体験をまとめた貴重な記録である！

「海外活動」は、今や平時における自衛隊の主任務の一つになりつつあります。
自衛隊員、いや日本人特有の「やさしさ」や「思いやり」を遺憾なく発揮し、現地の人々の目線に立ってきめ細かく活動した結果、派遣先国のみならず国際社会から、例外なく、高い評価を得る結果となり、今日に至っております。「練度の高さ」「厳正な規律」そして「きめの細かさ」は、組織の「精強さ」を表す尺度でもあります。当然、それらは自らの安全確保にも直結し、今日まで「海外活動」において１人の犠牲者を出さなかった要因にもなっているのです。〈本文より〉

監修者のことば（一部）・桜林美佐

自衛隊史上初めての海外派遣は海上自衛隊によるペルシャ湾での機雷掃海活動でした。
初の海外派遣が掃海部隊であったことは、歴史的な因縁も感じさせられます。
というのは、日本は戦後、周辺の海にばらまかれた機雷を除去しなければならず、これを旧海軍の軍人であった人々が行ないましたが、朝鮮戦争の際にも朝鮮半島沿岸で海上保安庁の特別掃海隊が掃海作業を行なっていたからです。
アメリカはこれらの日本の働きを高く評価していましたから、湾岸戦争で資金援助以外になすすべがなく顰蹙を買っていた日本に、機雷掃海作業を行なうことによる名誉回復を進言したのです。
しかし、朝鮮に出動した特別掃海隊では殉職者も出ており、この作業には危険が不可避であることは確かでした（詳しくは拙著『海をひらく』をご参照ください）。
第14掃海隊司令（当時）森田良行さんの回想では、そうした日本の知られざる過去の記憶からも、ひとりの犠牲もなく帰って来られるのか、苦悶する心境が記されています。
「ペルシャ湾への派遣は、１９９１年４月16日に『ペルシャ湾における機雷等の除去の準備に関する長官指示』により出港準備作業を開始し、４月26日には出国という、準備期間がわずかに10日間ほどときわめて短かった」（40ページ参照）
とあるように、それだけの大事業であったにもかかわらず、政治的な事情により自衛隊にとっても隊員やその家族にとっても準備期間はとても短いものだったのです。
この掃海部隊の活動に端を発し、自衛隊はＰＫＯ（平和維持活動）にも出て行くようになります。陸上自衛隊によるカンボジア、モザンビーク、ルワンダと続いたＰＫＯでは厳しい環境の中で文句も言わずに活動する隊員たちの姿が窺えます。
ルワンダ難民救援隊長（当時）の神本光伸さんの手記によれば、活動を始めてまもなくすると、花壇を整備する人を見かけ、聞けば市長が命じたのだといいます。市長にそうした気持ちを起こさせたのは、規則正しく勤勉に働く隊員たちだったということで、自衛隊の一挙手一投足の影響力の大きさを物語っています。
「日本人としての当然の立ち居振る舞いが、ゴマ市民を勇気づけたのだ。これは嬉しい驚きだった」（62ページ参照）とあるように、決して命令で行なうものではない、ごく自然な生活態度の大切さがわかります。
次なる派遣はゴラン高原でした。この「国連兵力引き離し監視隊（ＵＮＤＯＦ）」は、シリア情勢が悪化した２０１３年まで実に17年間続けられていました。
第１次ゴラン高原派遣輸送隊長（当時）佐藤正久（現参議院議員）さんは、花嫁の嫁入り道具の輸送支援から除雪作業まで多種多様な任務をこなしていた日本隊は、約40人の陣容ながら「日本隊は２００人くらいの規模だと思っていた」（68ページ参照）と、他国の派遣部隊から驚かれたと書いています。
また、第３次ゴラン高原派遣輸送隊長（当時）の本松敬史（現西部方面総監）さんのエピソードは隊員さんたちの表情が目に浮かぶようです。
予定の時間に遅れたり、約束を守ってくれないことがしばしばある現地の人々に、厳しい教育を受けてきた自衛官たちとしては、「耐えられない態度であり、腹が立つのを通り越して、情けなくなることもしばしばであった」ということですが、そのうちにシリアの人だけでなく、他国の派遣部隊も「明日できることはもう今日やらない」といった傾向があり「次第にこれに慣れてしまった」といいます。そして、そのうちに「愛すべき対象に思えてきた」（74ページ参照）という、行った人にしかわからない摩訶不思議な心情が吐露されています。
この、最も長く続けられたゴラン高原での活動から日本は撤収しましたが、「ＰＫＯの学校」の異名があるように、こここでの活動は陸上自衛隊の経験値を大いに積み上げることになりました。
多くの先輩から後輩へ、その経験は引き継がれ、最後に日本部隊の看板を下ろした隊員たちには熱い思いがこみ上げたと聞きます。
続いて赴いた東ティモールでは、第３次東ティモール派遣施設群長（当時）を務めた田邉揮司良さんが述べられているように、現在各所で行なわれているキャパシティ・ビルディングの先駆的な仕事をしています。
「道路の維持補修においては、現地住民を雇い、技術指導をしながら、隊員たちは彼らとともに食事をし、汗を流して工事を行なった」（84ページ参照）
とあるように、現地の人々への技術教育が、自衛隊ならではの働きをますます発揮することになりました。（中略）

本書に収録されている手記は、すべてこれまでの国際活動のリアルな体験談です。現場の実態は一つひとつを読んでいただくのがベストですが、その前にひとつ読者の皆さまと認識の確認をしておきたいと思います。それは、私たち日本人の「現在地」についてです。
ペルシャ湾の掃海部隊派遣に始まり、ＰＫＯや国際緊急援助隊など、海外での活動の「進化」をざっと振り返りましたが、これはあくまでも自衛隊の活動年表です。
敗戦から立ち上がり、アメリカ軍の必要に応じるかたちで警察予備隊が設けられ、その後、自衛隊と名を変えてもなお「憲法違反」との誹りを受け続けてきた歴史からすれば、海外での活動やそこにおいて押しも押されもせぬ「軍」と認められることは「進化」にほかなりませんが、これは日本国内における視点にすぎません。
各地で実施されている国際活動とは、慈善事業でも奉仕活動でもなく、世界を揺るがしている紛争やテロとの間接的な戦いです。これを「国際貢献」だと思ってきたのは日本人だけかもしれません。
世界が協力して築こうとしている平和に、日本がどのように関与していくつもりなのか、諸外国はそのようにわが国を眺めているかもしれないのに、私たちはいつまでも国内目線で、甘い現状認識の中にいるといえます。この、自衛隊の「現在地」と今後の進路については、「あとがき」でさらに触れたいと思います。
まずはこれまでの海外活動の主役となった皆さんの筆による体験記をお読み下さい。

目次

監修者のことば　桜林美佐（防衛問題研究家）　１
自衛隊の海外活動派遣実績（２０１９年９月現在）26
自衛隊の海外活動派遣先（２０１９年９月現在）30
序 平時の自衛隊の主任務になった「海外活動」32
海上自衛隊掃海部隊ペルシャ湾派遣
総行程１万４千海里、自衛隊初の海外活動　第14掃海隊司令（当時）森田良行　37
陸上自衛隊施設部隊カンボジアＰＫＯ派遣
試行錯誤しながら無事故で任務達成　第１次カンボジア派遣施設大隊長（当時）渡邊隆　47
モザンビーク国際平和協力業務
隊員の知恵とコミュニケーション力で業務遂行 モザンビーク派遣輸送調整中隊長（当時）中野成典　53
ルワンダ難民救援国際平和協力業務
好評だった「日本流」の救援活動　ルワンダ難民救援隊長（当時）神本光伸　59
ゴラン高原ＰＫＯ（その１）
離散家族の絆もつないでいたＵＮＤＯＦ　第１次ゴラン高原派遣輸送隊長（当時）佐藤正久　65
ゴラン高原ＰＫＯ（その２）
わが心の故郷「ゴラン高原」第３次ゴラン高原派遣輸送隊長（当時）本松敬史　71
ゴラン高原ＰＫＯ（その３）
司令部要員として悪戦苦闘した１年間　第１次ＵＮＤＯＦ司令部派遣要員（当時）軽部真和　77
東ティモールＰＫＯ
多機能型ＰＫＯとして国造りを支援　第３次東ティモール派遣施設群長（当時）田邉揮司良　82
イラク人道復興支援（その１）
現地の人々の目線でものを見る　第１次イラク復興業務支援隊長（当時）佐藤正久　89
イラク人道復興支援（その２）
自衛隊の活動に寄せられた歓迎と感謝　第１次イラク復興支援群長（当時）番匠幸一郎　96
イラク人道復興支援（その３）
徹底した訓練で培った自信と謙虚さを持って　第４次イラク復興支援群長（当時）福田築　101
イラク人道復興支援（その４）
航空自衛隊輸送航空隊、初の脅威下の運航　第１期イラク復興支援派遣輸送航空隊司令（当時）新田明之　107
イラク人道復興支援（その５）
復興支援を通じて「イラクに残してきたもの」第３次イラク復興業務支援隊長（当時）岩村公史　112
イラク人道復興支援（その６）
イラク人による「自立的な復興」への橋渡し　第５次イラク復興業務支援隊長（当時）小瀬幹雄　118
イラク人道復興支援（その７）
イラク・サマーワから全員無事帰還　第10次イラク復興支援群長（当時）山中敏弘　123
イラク人道復興支援（その８）
戸惑いながらも派遣輸送航空隊の撤収　イラク復興支援派遣撤収業務隊司令（当時）寒河江勇美　128
南スーダン国際平和協力業務
中央即応連隊の信条をもって任務遂行　南スーダン第１次派遣施設隊隊長（当時）坂間輝男　134
トルコ共和国地震国際緊急援助活動
海自初の自衛艦による仮設住宅輸送　トルコ共和国派遣海上輸送部隊指揮官（当時）小森谷義男　141
インドネシア国際緊急援助活動
陸自と救援物資の輸送を完璧にこなす　インドネシア国際緊急援助海上派遣部隊指揮官（当時）佐々木孝宣　147
パキスタン大地震国際緊急援助活動
救援物資とともに真心も届ける　パキスタン・イスラム共和国国際緊急航空援助隊長（当時）堀井克哉　152
ハイチ国際平和協力業務（その１）
他国のモデルになった日本隊　ハイチ派遣国際救援隊長（当時）山本雅治　157
ハイチ国際平和協力業務（その２）
ハイチの未来のために日本隊が残したもの　ハイチ派遣国際救援隊（第７次要員）隊長（当時）菅野隆　163
ハイチ国際平和協力業務（その３）
派米訓練から緊急空輸の実任務へ転用　航空自衛隊ハイチ国際緊急援助空輸隊長（当時）武部誠　173
海賊対処活動（その１）
不安とストレスの中、初の海賊対処任務　第１次派遣海賊対処行動水上部隊指揮官（当時）五島浩司　178
海賊対処活動（その２）
海賊行為を抑止できた目に見える成果　第１次派遣海賊対処行動航空隊指揮官（当時）福島博　186
インド洋における補給支援活動
情報収集部隊としての初任務を達成　海上自衛隊第６護衛隊司令（当時）宮﨑行隆　192

執筆者略歴（掲載順）199
「あとがき」にかえて
積極的平和主義と新時代の自衛隊の役割　桜林美佐　205

桜林美佐（さくらばやし・みさ）
防衛問題研究家。日本大学芸術学部放送学科卒。TV番組制作などを経て防衛・安全保障問題を研究・執筆。2013年防衛研究所特別課程修了。防衛省「防衛生産・技術基盤研究会」、内閣府「災害時多目的船に関する検討会」委員、防衛省「防衛問題を語る懇談会」メンバー等歴任。安全保障懇話会理事。国家基本問題研究所客員研究員。『誰も語らなかった防衛産業』『日本に自衛隊がいてよかった』『自衛官が語る海外活動の記録（監修）』など著書多数。

公益社団法人 自衛隊家族会
「自衛隊員の心の支えになりたい」との親心から自然発生的に結成された「全国自衛隊父兄会」が1976年「社団法人」、2012年に「公益社団法人」として認可され、2016年に「公益社団法人自衛隊家族会」と名称変更。現在、約7万5千人の会員が国民の防衛意識の高揚、自衛隊員の激励、家族支援などの活動を全国各地で活発に実施中。防衛情報紙『おやばと』を毎月発行、総合募集情報誌『ディフェンス　ワールド』を年１回発行。

月刊アームズマガジンの編集ライターの毛野ブースカです。

2019年があと数日で終わろうとしていますが、みなさんどのような1年だったでしょうか。社会的には平成から令和に元号が変わり、異常気象による自然災害が多かった印象があります。今回は有り体ではありますが、2019年に発売されたトイガンについて振り返ってみたいと思います。

アームズマガジンのトイガンページの編集担当として振り返って思うのが思った以上に新製品が多かったということでしょうか。昨年度好評だった読者投稿による「トイガン大賞」を2019年度も開催するのですが（Web上での投票は12月27日で終了します）、2019年度に発売された国内外のエアガン、モデルガンを集めたみたところ約170挺ありました。あくまでもアームズマガジンでレポートしたものを集めただけなので、実際には200挺を超えると思います。意外と挺数が多いと思いませんか。

それらの中でも東京マルイの次世代電動ガンMk46 Mod.0、タナカのS&W M19 4インチVer.3ヘビーウエイト、G&GアーマメントのGTP9、VFCの電動ガンHK MP7A1、S&TのM249パラスポーツラインなどが話題になったでしょうか。特にMk46は東京マルイ初のLMGクラスの電動ガンとして発売前から注目を集めていました。東京マルイとしては高額な製品ですが、先日発売されて購入された方もいるかと思います。どの商品もユニークで各メーカーのオリジナリティや得意分野が発揮された製品が多いと思います。

私は上記のタナカM19をはじめ東京マルイハイキャパD.O.R、タナカM19 Kコンプ、東京マルイ電動ハンドガンHK45、G&GアーマメントのナイツアーマメントSR25 E2 APC M-LOK、そして最後に東京マルイV10ウルトラコンパクトを買いました。ハンドガン好きとしては楽しい1年でした。はたして来年はどのような製品が発売されるのでしょうか。

それでは、12月27日発売の2020年2月号をご紹介させていただきます。今月号の表紙は乃木坂46の一期生として活躍し、卒業後はキャスターやレポーターとして活躍の場を広げている女優の永島聖羅さん。G&GアーマメントのナイツアーマメントSR25 E2 APC M-LOKとカミース＋ジーンズ＋マイクロチェストリグを組み合わせた中近東の地元勢力風の特殊部隊員コスでキメてもらいました。

巻頭特集は「第1回 アームズマガジン ガンスミス・コンテスト結果発表!!」。トイガンをドレスアップしてその出来映えを競い合う「アームズマガジン ガンスミス・コンテスト」。今号はその記念すべき第1回の結果を発表。本コンテストはWeb上にて7月29日（月）から募集を開始。10月26日（日）までの期間に83作品の応募の中から、大賞および各部門賞受賞作品は、本誌編集部とトイガンカスタムを得意とする本誌ライター陣の写真審査により選出した。栄えある5挺の受賞作をはじめ、掲載応募作品を一挙紹介します。

第2特集は「メーカーコンプリートカスタムガン」。実銃を忠実に再現したものがトイガンの本領であり面白さでもある一方、海外メーカーを中心に実銃にはないオリジナルのデザインのエアガンが人気を博しています。そこで「メーカーコンプリートカスタムガン」と題して東京マルイやVFC、G&Gアーマメント、キングアームズといった国内外のメーカーが開発したオリジナルカスタムガンを一挙掲載。アームズライター陣が徹底的にインプレッションします。

さらに特別付録にアームズマガジンを代表するMOOK『トイガン解体新書』に掲載された人気機種13挺をまとめて掲載した『トイガン解体新書Best Selection』が付いてきます。

2020年2月号をよろしくお願いします!!

目次・・・・・・・・・・・・・・

■Arms MAGAZINE HEADLINE NEWS
G&Gアーマメント　COBALT KINETICS BAMF Team
KRYTAC　KRISS VECTOR LIMITED EDITION ALPINE
LCTエアソフト　LCK12 EBB
東京マルイ　ガスブローバックガンM45A1ブラック
B.W.C.　AMTハードボーラーロングスライドモデルガン

■第1回 アームズマガジン ガンスミス・コンテスト結果発表

■特集：メーカーコンプリートカスタムガン
●ファクトリーカスタムピックアップ
東京マルイ　MTR16 Gエディション
VFC　アバロンサムライエッジ
キングアームズ　M4 TWS M-LOKバージョン2リミテッドエディション
G&Gアーマメント　ARP9令和エディション
G&Gアーマメント　SSG1
S&T　 NOVESKE NSR 13インチ＆7インチフルメタルガスブローバック
KSC　Mega MATENピストル
KRYTAC　TRIDENT PDW Mk2
BOLTエアソフト　M4 PDW BRSS R.A.I.D.E.N.
APS　S.D.U Blitz-C w/CRSフルメタル電動ガングレー
E&C　866 SS2 MI Mlok Stubby Gen4 電動ガン
ポセイドン　パニッシャー電動ガン
●ファクトリーカスタムカタログ
●ショップカスタムピックアップ
ファースト
アングス
エクセルホビー

■TOYGUN’s FIELD
SIG AIR PROFORCE MCX VIRUTS SBR
SIG P226 Mk25 EVO2フレームHW
東京マルイ　V10ウルトラコンパクト
PTS LEGACY CAR-15 N-23
MATRIX　KAC SR-47シリーズ
S&T ベレッタARX160 CQB 電動ブローバック
APS　NOVESKE Gen.4ショーティエアソフトライフル
E&C　コルトM4A1カービン＋M203グレネードランチャー／コルトMk18 MOD.1
S&T　M4A1＆M16A4フルメタルガスブローバック
DOUBLE BELL　AR-15 TTI-TR-1タイプ／HK416A5
DOUBLE BELL　Kar98kシリーズ
タナカ　三八式歩兵銃Ver.2グレースチールフィニッシュガスガン
タナカ　コルトパイソン.357マグナム6インチ“R-model”ステンレスフィニッシュガスガン
クラウンモデル　XM4 R.I.S＆MK47エアコッキングガン
クラウンモデル　XMP-K／マルゼン　APS-3 LE2019エクストラグリーン
WA　SIG1911ブラックウォーター
エラン　コルトゴールドカップナショナルマッチ
ハートフォード　コスモドラグーン・メーテルモデル／タニオ・コバ　GM7.5 10周年モデル／Inertia Sense　1911 TYPE 2015 みなと
ショウエイ　FG42 Type1

■Customgun,Newparts & Accessory

■CUSTOM PARTS PICKUP：G FORCE NOIR SUPPRESSION HIGH C RATE LiPo BATTERY SERIES

■MARUSHIN HANDGUN COLLECTION
Vol.7　ベレッタM92Fシリーズ

■ショットショージャパン2019冬の部

■東京マルイフェスティバル in ベルサール秋葉原 6th 開催

■模型的アプローチによるトイガンリアル仕上げ術：S&W M19 4inch編

■無可動実銃は極上の嗜み

■REALGUN REPORT：HECKLER&KOCH　VP9／SHIN

■アンソン “ハリウッド” ベックのLE専門トレーニング・クラス／Hiro Soga

■KRISS Vector vs. MP5／GLOCK GIS Custom／櫻井朋成

■ミハイル・カラシニコフ生誕100年記念式典／笹川英夫

■ドイツ最大の室内射撃施設 射撃クラブMSZU／笹川英夫

■O.F.A.S.T.s オクラホマ・フルオートシュート＆トレードショー／笹川英夫

■SHIN＆毛野ブースカの最新GUN事情　Questions and answers
第10回：マイクロコンパクトハンドガン

■LittleArmory　コンパクトSMGセットを作ろう！

■カイデックス工作室

■アメリカ軍ECWCS

■PICKUP ITEMS

■ブロックで創りあげるミリタリーの世界

■LEAD

■Tactical Gear Laboratory　戦術装備研究所

■リエナクトメントのススメ

■サバゲ野郎一番星

■清宮海斗のサバゲ・ウイニングロード

■アームズサバゲレポート
KRYTAC OWNER’S MEETING Vol.4
「MEGASABA」開催!
リベフェス2019
東京サバゲパーク3　ガンマッチフィールド　異色のガンファイター対決
ガンショップFIRST大阪本店 24th Anniversary
MOVEゲーム会
紳士淑女のサバゲ
本上みらの、第1回北関東大学サバゲーに参戦
リミティッド2019
EULEN 2019
STRONGER×BURST-HEAD
R-GUN祭（秋祭り Vol.10）

■トイガンイベントカレンダー

■IMPORT TOYGUN NEWS

■Arms CINEMA INFO：白河理子の今月のイチオシ!!/小明の神聖キネマ帝国

■『二丁目のガンスミス』

■ARMS SQUARE

■COVER：永島聖羅

■Arms MAGAZINE TREND Tracker
かざりのここ最近／かざり
極東かすみん第7機関／高良かすみ
サバゲ創造のススメ／モエガミ
らんまるぽむぽむのゆる訓練

■特殊部隊員のような　装備の似合うカラダ作り

ハイパー道楽をご覧の皆さま、コンバットマガジン編集次長の梅木です。すっかり冬も深まり、サバゲなどのアウトドア活動も辛くなってきました。あと数日で2019年も終わり、来年はいよいよオリンピックイヤー！　が、ガン＆ミリタリー・ファンの読者諸氏はトイガンの新製品や新装備の方が気がかりな事でしょう。と言う事で、今月はコンバット・ゲーム・スタイルと題し、ミリタリー・スタイリングを大特集！　もちろん来年もベトナム特集を精力的にいきますので、よろしくお願いします！

【全開特集】これがフィールドの正装だ！ COMBAT GAME STYLE★2020

●サバゲファッションを撮り続ける男、飯田佳史氏インタビュー
●漢だったら呑む撃つNAM！ NAMDOX 2019
●究極のコスプレ撮影会！　ZERO OPERATORS FINAL
●NAMマニアでよかった！　みんなの森 ベトナムフェス2019 秋の陣
●ひと味違うカッコよさ！　LIVING with MILITARY vol.3

サバイバルゲーム、リエナクト、ミリコス撮影……と、ミリタリー・ギアに身を包んで楽しむ「コンバット ゲーム」。その正装はもちろんコンバット・ユニフォームだ。そしてそのスタイルは様々。NAM戦や現用装備、ユーロ装備、中等ゲリラ、その他スポーツとしてのサバゲに特化したスタイリングなど、その装いはユーザーの数だけ存在する。
そんなコンバット・ゲーム・スタイルをドドーンと紹介する大特集！

【ベトナム戦争特集】

LRRP サイケデリック リーコン 偵察部隊の光と影
長距離偵察部隊の実像に迫る「LRRP」シリーズ。今回は華やかに着飾ったLRRP、そして最後まで硬派を貫いたLRRP。その見事なまでの対比は、同じ時期、同じ地域に派遣されていた部隊とは思えないほどだ。その部隊は第9歩兵師団と第11装甲騎兵連隊。この2つの部隊のLRRPの対比を取り上げる。

サイゴン物語 ブンタウの漁船軍団の仕事Part 1
ホーチミン市（南ベトナム時代の首都・サイゴン）の今を訪ね、NAM戦当時に思いを馳せるシリーズ「サイゴン物語」。今回はベトナム戦争当時、米軍兵士が従軍期間中の休暇を過ごす場所として指定されていた漁師町ブンタウ。現在の同地を散策する。

東京マルイ マルイフェスティバル in ベルサーレ秋葉原 6th
11月16日（土）～17日（日）の2日間、秋葉原のイベントスペース「ベルサーレ秋葉原」にて、第6回目となる東京マルイの単独イベント「東京マルイフェスティバル」が開催された。当日は発売間近の大型次世代電動ガン、Mk.46 Mod.0の試射なども行なわれた。もちろん新製品の発表もあり、非常に盛り上がった2日間だった。その模様をレポート！

その他、「米軍装備カタログ」や「月刊グリーンベレー」などなど、連載陣も充実した内容お届け。

新しくなったコンバットマガジン、どうぞ書店でネットでご購入ください！
よろしくお願いいたしますっ！

月刊コンバットマガジン 2020年２月号（通巻527号）
価格　定価￥1,426
発売日　令和元年12月27日

サバプラPhoto Session @九⿓戦闘市街区

九龍戦闘市街区 × サバプラ

九龍戦闘市街区を全面利用したPhoto Session EVENT が開催！

撮影だけじゃない？セーフティーエリアではbakewall DJブースがイベント盛り上げL-96チームが「食」で イベントを彩ります！

ジャンルやプレイスタイルに左右されない様々なサバイバルゲームプレイヤーが集まる交流会としてイベントへの参加をお待ちしております。

▼開催日時

2月2日（日曜日） 9:00 – 16:00

▼場所

九龍戦闘市街区 （神奈川県相模原市）

▼参加費

4,000円（税込 / 1名）

▼申し込みはこちらから!
https://coubic.com/svgplus/538135/detail

今までにないフォトグラファーコラボイベント

サバプラからの新たな提案

Survival game × snowboard ?

今回のイベントでは国内外問わず世界中から注目されている、TOPレベルの才能が募るスノーボードチームindres-formationからフォトグラファー中野樹をイベントに招待し撮影を行います。

POINT .1 出展ブースも撮影ブースとして展開

ただ商品を購入する”だけ”のブース出展ではもったいない！
サバプライベントでは九龍戦闘市街区フィールド2階部分が出展ブース＋撮影スポットとして演出します。 あなたが気になるブランドと“激エモな” 撮影をしませんか。

気になるブランドの商品を“体験”できる体験会も合わせて開催
当日は物販スペースにて商品の購入、撮影だけではなく”体験”することも可能です。
各ブランド様には商品のサンプルを用意してもらいサンプル品を着用することができます。
商品を着用するとどうのように見えるのか。実際に商品を体験してみてください。

Point.2 次世代VR TOWER TAG の設置が決定！当日は 1 on 1 勝ち抜き戦を開催！

話題のVR「TOWER TAG」がセーフティーエリアに設置
当日は体験会と1 on 1 勝ち抜きマッチを開催！

Point.3 出展ブランド イベント特典

・bakewall

セーフティーエリアにbakewall DJ ブースが登場しイベントを盛り上げる！

物販ブースは商品の販売、展示と共に最高の撮影スポットとして展開！

・R=EQUAL

R=EQUALアラーネアやブラックウィービル上下、モンベル改が試着可能

オーダーメイドの依頼も可能となってます。

R=EQUAL製品をオーダー前に確認することができるチャンスです。

・Cloud 9

今回のイベントをテーマにしたオリジナルスラッシュリグを製作中！

サバプ予約サイト（Coubicと提携）にて予約受付中
https://coubic.com/svgplus/538135/detail

東京都江戸川区中葛西のミリタリー中古ショップ「スペースブキヤ」のミリタリージャンク市に行ってきました。

スペースブキヤさんとしては初めてのジャンク市イベントだそう。店頭にはミリタリーなマネキンが!!

店内には開店の10時からお客さんが商品を黙々とチェックしております!!
静かなのに熱気が伝わってきます。

ストックが!

ホルスターが!

バイポッドが安い!!

ワケアリのモデルガンやエアガンも売ってました。

長物も結構ありましたよ。中古なのでカスタムされてたりするものも。スタッフさんに詳しくジャンク内容を聞くこともできます。

この日の最高価格のお品。30万のカスタムSCAR!!

装備品もザクザク。この雑多なボックスから探すのが楽しいんですよね～。

ヘルメット～! 掘り出し物を見つけるぞ～

この日開店から何人かの知人に出くわしました。みなさんハイパー道楽のツイッターを見て知ったそうで。
Vショー上がりの業界関係者もお忍びでいらっしゃってました(笑)。
この方も買ってますね～!!

イベント詳細はスペースブキヤのサイトでどうぞ。
https://www.chameleonline.jp/saleinfo2020/

現在米国のラスベガスで開催中のSHOT SHOW 2020。本日初日は郊外のボルダーシティピストルクラブ射撃場にてインダストリーデーが開催され、各社の新商品を撃つことができました。その一部を紹介します。

COLTはPYTHONをリニューアルして発売するそうです!!
外観は同じですが、メカニズムは新規設計され、非常にスムーズで滑らかな印象でした。
各パーツもマシニング加工され、最新技術でよみがえったステンレスモデルです。

ANGSTADT MDP-9。コンパクトなPCCでローラーディレイドロッキングのAR9です。

LAUGO ARMSのALIEN PISTOLを撃つことができました。IWA 2019でも紹介したチェコの銃です。
ボアアキシスが低く、上に跳ね上がるというより後方にズダンと反動が来る感じでした。

H&KはVP9 2020バージョンということで、オプティクスレディと装弾数を15から17発に増加したモデルです。マグリリースはパドルのままでした。
そしてもう一つがSP5。SP5Kがフルサイズになって登場です。ピストルカテゴリのままでストックは参考装着のようです。
本家からこんなモデルが出るなんて嬉しいですよね。

DIAMONDBACK FIREARMS DBX。5.7mm x 28弾のPCCです。フレームが薄くてハンドリングが軽快。撃った感触もよく今日イチのニューモデルです。

MOSSBERGのMC20。昨年のMC1scがサブコンパクトでこちらがコンパクトモデルといった感じです。

Walther CCPとQ4 SF。.380のサブコンパクトと、Q5 SFのコンパクトモデルという位置づけです。

GLOCK 44。口径.22LRで、スライドまでポリマー製です。22口径ながら撃った感じはグロックで練習用によさげでした。

SFAのHELLCAT。9mmのサブコンパクト。

RUGER 57。5.7mm x 28弾のオートマチックです。

MAXIM DEFENSE PDX。サプレッサー効果が高くて.300BLKでもバシバシ撃てました。

ST ENGINEERINGのUltimax 100 MK8。

同じくST ENGINEERINGのSAR 21。

本日はこんな感じの銃をバリバリと撃っていました。
明日からはラスベガス市内のサンズエキスポにて各社の新商品を見てみようと思います。

現在米国のラスベガスで開催中のショットショー 2020。今回はエアソフトメーカーの各新製品を簡単に紹介いたしましょう。

G&Gの電動ガン、TYPE 64 BRです。

リモコンを使って3点5点バーストの切り替え、トリガーストロークの調整、セクターギア回転数を変更できるそうです。

刻印はこんな感じ。木製ストックとグリップ装備、装弾数0でユニット停止機能あり。

ボルトも引けますがチャンバー付近にホップ調整ダイヤルはなく、ガスレギュレーターを回してホップ調整するそうです。

ASGのガスブローバック、B&T USW。正式ライセンスでCO2とグリーンガスの両バージョン。

PTSではDAS M4用のトレーニングマガジンを展示してました。BB弾は装填できないのですが、側面のカウンターで指定弾数を設定して空撃ちすると、ボルトの前後をセンサーが感知して弾数が減ってゆき、0になるとホールドオープンするという仕組みです。

PTSでは250連のAR用スプリング給弾マガジンEPM 1や、MAWL-C1レーザーサイトなども発売予定とのこと。
EPM 1は側面ウインドウのオレンジインジケーターがフル給弾時に上にあり、撃っていくと下へ移動しておよその残弾がわかるようになっています。

RWAでは電動ガンの556-LWを今年の秋に発売予定。ストック、グリップ、レシーバーはBAD、ハンドガードはFORTIS、電子トリガー搭載で完成度が高そうです。

7インチのショートバージョンもあります。これはセラコートのアルパイン仕様。

ハンドガードは底部のレバーで簡単に外せます。

KWAの電動ガン、RONIN 47。モダナイズドのAKです。

KWAの新規ガスブローバック、LM4D。グリーンガス仕様ですが、CO2マガジンも開発中とのこと。

現在開催中のラスベガス SHOT SHOW 2020。本日は主要銃器メーカーの新商品などを紹介します。

H&K VP9B。Bはボタンの意味。マグリリースがプッシュボタンになってます。これのORがあれば一番良いのだけど。
自衛隊はどのバージョンを採用するのかしら。

HKブースにコスプレしたHKマンがいましたよ。最初見たときファンが勝手にやっているかと思いましたが、どうやらスタッフのようです。

FIGHTLITE MX Pistol。

MAGPULのハンドスタビライザー。肩付けして構えたらスタッフから「No No! ATFが来るぞ」って言われました。

S&W M&P40 Subcompact。S&Wは相変わらず新商品という名のバリエーションがひたすら展示されていました。

FN 509 COMPACT MRD FDE。

BERETTA 92X Performance。

IWI MASADAという9mm拳銃。MASADAってライフルあったよねって聞いてみてもそんなの知らんって感じでした。

MAGNUM RESERCH BFR REVOLVER CUSTOM。17.5インチバレルってもはやカービン並み。弾は45/70が5発。

Marlin DARK。モダナイズレバーアクション。

DD DDM4 PDW。7インチバレルにPDWストック(ハンドブレース)

COLT M5 SCW。大手メーカーもPDW系をバンバン出してきます。

SIG CROSS。.277 SIG fury弾を使用するボルトアクション。

MG-338。.338 NORMA MAG弾を使用。