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Channel: ハイパー道楽の戦場日記
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Shinさんをゲストに迎えた本格タクティカルトレーニング開講

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C-Tours/SDT-WORKS/MantisX-Japan/共同開催による、ラリービッカーズ氏のタクティカルトレーニングを踏襲した、実銃準拠の本格トレーニング。

イベント概要

C-Tours/SDT-WORKS/MantisX-Japan/SHIN スペシャルトレーニング

○日時 5 月11 日 ㈯ 11:00~16:00
○場所 エアソフトゾーンデルタ
〒260-0025 千葉県千葉市中央区問屋町1-50 千葉ポートタウン4F
TEL 043-307-6819
○主催
C-Tours/SDT-WORKS/MantisX-Japan/共同開催

○日時5月11日㈯ 1100~1600
ラリービッカーズのハンドガンクラスを踏襲した、実銃の扱いに特化したスペシャルクラスになります。
○料金 お一人様 \12,000 当日料金 \15,000 ※会場 使用料別途
○持ち物
ハンドガンガスブローバックのハンドガン
予備マガジン 最低2本
ガス及びBB弾
ホルスター
装備を保持できるリグ
アイプロテクション
水分及び軽食
オープン・マインド
○定員20名
○お申込み先
下記アドレスからお申し込み下さい
http://sdtworks.cart.fc2.com/ca12/272/p-r-s/

○ミーティングディナー
クラス終了後にミーティングディナーがセッティングされています。
参加ご希望の方は、お申し込み時にあわせてお申込みをお願い致します。
ディナー代金各自支払い(お一人様 \2,980 税抜き)

講師プロフィール

田中伸之介 (Shin)
在米の銃器専門家として、銃器の専門家であるガンスミスとしての学位をカルフォルニア州立ラッセンカレッジにて取得。ファイアーアームズテクニカルライターとして日本ではアームズマガジン、ガンプロフェッショナル誌、米国では人気銃器雑誌リコイル誌に最新の銃器及びタクティカル情報を寄稿している。
シュアファイア社ローライトインストラクターでもあり、マグプルダイナミクス、タクティカルレスポンス、ケンハッカーソン、ラリービッカーズと言った有名インストラクターから200 時間を越えるタクティカルトレーニングを受講。自身もインストラクターとして民間及び米国法執行機関に対し、プラクティカルマークスマンシップ(実践的射撃術)のクラスを提供している。
サブジェクトマターエキスパートとして日本の法執行機関および自衛隊に専門的助言を提供。台湾のコンサルタント機関TTRDA 社を通じて台湾の法執行技術の近代化に関わっており、幅広いコネクションから最新のタクティクスに関する情報を提供している。
日本人として唯一、USPSA(米国実践射撃協会)最高位グランドマスターを2 つの部門で達成。IDPA 競技では3 つの部門でマスター資格を持ち、現東南アジアSSP ディビジョンチャンピオン。全米トップ20 位に位置するシューターでもあり、多くの優勝経験を持つ。
自身の活動を、ツイッター、フェイスブックページ「Gunbaka/ガンバカ」として発信している。

サブインストラクター

白石 圭一郎
C-Tours LLC, Mantis-X Japan 代表
海外タクティカルスクールの斡旋を行うC-Tours LLC
射撃トレーニングシステムMantis-X Japan 等様々な顔を持つ。
大学在籍中から海外のコンバットスクールを受講し、米国警備会社所属のオペレーターとして中東及び東南アジアでの職務に就く。
現在は、Martial Blade Concept (ナイフ・対ナイフ戦闘術)また、日本では数少ないイスラエル式CQB 訓練を実施

真坂 洋之
SDT-WORKS 代表
高校卒業後陸上自衛隊に入隊、除隊後に調査及び警護の業務に携わる。
同時期に米軍OB 及びPMC インストラクターより米国での実銃射撃を含む訓練を受講。
2003年にSDT-WORKS(https://sdtworks.wixsite.com/training)を設立、国内官公庁の部隊及び個人を中心に訓練を実施、訓練人数は500名を超える。

今回の訓練の趣旨


タクティカルプロフェッショナルの為のツアーエージェントであるシーツアーズ(c-tours.sakura.ne.jp) では、本年より台湾の訓練コンサルティング会社 極光訓練/ポラーライト社(@polarlighttraining)との提携により、米国のAXTEC Training Services /アズテックトレーニングサービス社(www.aztectrainingservices.com)によるタクティカルトレーニングを共同開催いたします。
アズテックトレーニングサービス社は、元米陸軍特殊部隊所属ラリービッカーズ、タクティカルトレーニングのオーソリティであるケンハッカーソンを始め、元米海軍特殊部隊所属ジェフゴンザレス、プロシューターのボブボーガルと言った有名タクティカルインストラクターが所属する訓練提供機関大手と知られています。
今回の訓練では、ポラーライト社訓練コンサルタントであり、アズテックトレーニングサービス社での訓練サポートを行っているタクティカルトレーナーのSHIN 氏をゲストインストラクターとして招き、実銃を使用しての射撃練習の際に必要となる安全管理や技術、射撃テクニックを、エアソフトガンやモデルガンを通じて学ぶ本格的なタクティカルトレーニングとなります。
今回のクラスを通じて、今後シーツアーズ社を通じて提供される海外での実銃を使ったタクティカルトレーニングへの参加において必要となる技術を、安全に日本国内で学ぶ事ができます。また経験豊富なインストラクター陣によって判りやすく解説される銃器やシューティング、タクティクスといった知識と経験を楽しく学べます。
今回のSHIN 氏を招いたクラスに続き、シーツアーズでは海外でのポラーライト社、アズテックトレーニングサービス社でのタクティカルトレーニングへの参加がスムーズに行える技術を得る為の場所として、国内提携先のSDT-WORKS と協力し、日本国内でのエアソフトガンを使用した本格的なタクティカルトレーニングを毎月開催して行きます。

2019 年スケジュール

5 月11 日 C-Tours/SDT-WORKS/MantisX-Japan/SHIN スペシャルトレーニング(エアソフト)開催場所:日本
5 月16/17 日 C-Tours/ポラーライト社/IDPA 台湾共同開催 SHIN 氏によるIDPA セミナー(エアソフト) 開催場所:台湾
5 月18/19 日 C-Tours/ポラーライト社 IDPA 台湾主催 2019IDPA 台湾エアソフトチャンピオンシップ参加ツアー (エアソフト)開催場所:台湾
6 月 C-Tours/SDT-WORKS/MantisX-Japan タクティカルトレーニング (エアソフト)開催場所:日本
6 月17-20 日 C-Tours/ポラーライト社共同開催 アズテックトレーニングサービス社提供 ケンハッカーソン&ラリービッカーズタクティカルトレーニング参加ツアー (実銃)
開催場所:カルフォルニア州米国
7月 C-Tours/SDT-WORKS/MantisX-Japan /SHIN スペシャルトレーニング (エアソフト)開催場所:日本
8 月 C-Tours/ポラーライト社 IDPA タイランド主催 2019IDPA クイーンズカップ参加ツアー (実銃)開催場所:タイ
8月 C-Tours/SDT-WORKS/MantisX-Japan タクティカルトレーニング (エアソフト)開催場所:日本
9月 C-Tours/SDT-WORKS/MantisX-Japan タクティカルトレーニング (エアソフト) 開催場所:日本
10 月 C-Tours/SDT-WORKS/MantisX-Japan タクティカルトレーニング (エアソフト) 開催場所:日本
11 月 C-Tours/ポラーライト社共同開催 アズテックトレーニングサービス社提供 4日間のラリービッカーズタクティカルトレーニング参加ツアー (実銃)開催場所:カルフォルニア州米国
11 月 C-Tours/SDT-WORKS/MantisX-Japan タクティカルトレーニング (エアソフト) 開催場所:日本
12 月 C-Tours/ポラーライト社共同開催 アズテックトレーニングサービス社提供 ボブボーガルIDPA セミナー2日間参加ツアー(実銃)開催場所:タイ
12 月 C-Tours/ポラーライト社共同開催 アズテックトレーニングサービス社提供SHIN によるIDPA セミナー2日間参加ツアー(実銃)開催場所:タイ
12月 C-Tours/ポラーライト社 IDPA 台湾主催 2019 ファーイーストIDPAオープン/IDPA 東南アジア杯参加ツアー (実銃)開催場所:タイ


欧州対テロ部隊─進化する戦術と最新装備

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欧州対テロ部隊─進化する戦術と最新装備
L・ネヴィル著
床井雅美監訳
茂木作太郎訳
並木書房

四六判200ページ(オールカラー)
定価1800円+税込

1972年のミュンヘン・オリンピックにおけるイスラエル人選手の虐殺は、国際テロリズムの危険性について世界に大きな警鐘を鳴らしました。とくにこのような事態に準備ができていなかったヨーロッパ各国政府の受けた衝撃は大きく、それから数週間以内にドイツ、フランスなどの警察組織・法執行機関、軍の中にテロ対処専門部隊が発足しました。
本書は主として対テロ戦の道を切り開いたイギリスのSAS特殊プロジェクトチーム、ドイツのGSG9、フランスのGIGNの誕生の経緯、実際の作戦をたどりながら、これらの部隊を手本にして発足した30か国以上もの欧州各国の対テロ部隊の現状を紹介したものです。
ここには2015年1月にパリで起きた『シャルリー・エブド』襲撃事件、さらに同年11月に発生したパリ同時多発テロ事件での特殊部隊「BRI-BAC」の対テロ作戦も紹介されています。
その後もさまざまなテロ組織から継続的な、あるいは新たな脅威に対して対テロ部隊の戦術と装備品は進化を続けています。東京オリンピック・パラリンピックを来年に控え、日本もテロ警備は他人事ではありません。
各国の最新情報をもとに対テロ部隊の装備・戦術を豊富なカラー写真でレポートします。

監訳者(床井雅美)のことば

床井雅美

1年の半分以上をヨーロッパに滞在し、調査や研究をしている私にとって、ヨーロッパの特殊部隊はなじみ深いものだ。ドイツの連邦国境警備隊の特殊部隊GSG9やノードラインベストファーレン州警察のSEK(ゾンダーアインザッツコマンド:特殊作戦コマンド)は、いずれも複数回取材している。
本書監訳にあたって、かつてGSG9を訪問したときのことを思い出した。
当時、GSG9の部隊長を務めていたのは本書でも紹介されているウーリッヒ・ウェグナー氏で、取材に自ら丁寧に対応してくれた。
対テロ任務という部隊の性格上、明らかにできないものもあっただろうが、私の質問に対し、誠実に答えてくれたのが印象的だった。そのときの談話の中でとくに記憶に残ったものがある。
それはGSG9隊員の選抜要件に関することで、体力・運動能力、戦闘・射撃技能、適性などについて答えが返ってくると予想しての質問だったが、意外なことにウェグナー氏がいちばんはじめに挙げたのは、志願者の性格、とりわけ沈着さと辛抱強さを重要視するとのことだった。
本書にもあるとおり、隊員は国境警備隊や警察で数年の勤務経験がある者の中から選抜される。したがって、ある一定レベルの体力的、技術的な能力や適性はすでに備えているはずだ。ウェグナー氏の挙げた性格上の要件は訓練で獲得されるというより、持って生まれた資質や長い成長過程をとおして涵養されるものであろう。
さらにウェグナー氏は、選考の際に同レベルの志願者2人のうち、どちらかを選ぶとき、1人が独身者で、もう1人が既婚者だとしたら、後者を採用すると付け加えた。家庭を持つ者のほうが、判断や行動において、冷静でしかも慎重な場合が多いからだとその理由を説明してくれた。
実は、このような性格こそ特殊部隊の任務に最も重要なのである。
対テロ作戦にしろボディガード任務にしろ、実力行使が開始されると数分、長くても10分以内に敵を制圧・無力化する必要がある、さもなければ人質や警護対象者に危害が加えられたり、事態が思わぬ方向に悪化してしまうからだ。実力行使は現場の指揮官や隊員が勝手に判断、実行できるものではない。
事態解決のためのあらゆる手段が試みられ、最終的には国家指導者や政府レベルの高度な政治判断によって実力行使の許可が出される。それまでの間、現場に展開した部隊は、すぐに行動開始できる態勢で警戒を解くことなく、注意深く、そして辛抱強く待ち続けなくてはならない。だから、ウェグナー氏は前述した隊員の資質を最重視していたのだ。(中略)
テロ対策にはアンチ・テロリズム(テロの抑止・防止)、カウンター・テロリズム(対テロ攻撃・鎮圧)の2つの側面があるが、警察・法執行機関の特殊部隊の任務と役割は、カウンター・テロリズムの実行主体、すなわち、いま現場で起きている危機への対処である点に大きな特色がある。
テロリズムと戦争の境界が曖昧になり、絶えずテロの脅威にさらされている現代の世界で、日本もこの当事者になっている。本書はテロとの戦いでは軍事行動とは異なる対応、対処が必要なことを理解する一助になるであろう。

目 次

はじめに
略語解説

第1章 ミュンヘン襲撃事件の教訓
ミュンヘン五輪を襲った「黒い9月」/失敗に終わった対テロ作戦/対テロ部隊の創設が始まる/1970~80年代のテロ事件

第2章 新たなテロの脅威
ソフトターゲットへのテロ攻撃/死を恐れないテロリスト/テロの国際化

第3章 対テロ戦術と装備
介入作戦の手順/多様な任務をこなす警察犬/対テロ部隊の特殊車両/突入するための特殊機材/攻撃の手順と人質確保/突入後6秒以内に制圧!

第4章 ヨーロッパの対テロ部隊
アイルランドの対テロ部隊/イギリスの対テロ部隊/イタリアの対テロ部隊/オーストリアの対テロ部隊/オランダの対テロ部隊/ギリシャの対テロ部隊/スイスの対テロ部隊/スペインの対テロ部隊/スロバキアの対テロ部隊/セルビアの対テロ部隊/チェコ共和国の対テロ部隊/デンマークの対テロ部隊/ドイツの対テロ部隊/ノルウェーの対テロ部隊/ハンガリーの対テロ部隊/フィンランドの対テロ部隊/フランスの対テロ部隊/ベルギーの対テロ部隊/ポーランドの対テロ部隊/ボスニア・ヘルツェゴビナの対テロ部隊/ポルトガルの対テロ部隊/リトアニアの対テロ部隊/ルーマニアの対テロ部隊 ロシアの対テロ部隊

第5章 アトラス・ネットワーク
34の対テロ部隊が「アトラス」に参加/定期的に開催される合同訓練

第6章 最新の対テロ武器
対テロ用の装備開発/人気のグロッグ・ピストル/MP5サブマシンガンとカービン/アサルト・ライフル&バトル・ライフル/スナイパー・ライフル/その他の武器

[部隊イラスト]
1980年代のドイツGSG9
1980年のイギリス第22SAS「パゴタ」チーム
1980年代後半のイタリアNOCS
1990年代後半のオーストリアGEK/EKOコブラ
2001年のスペインGEO
1994年のフランスGIGN4
イギリス22SAS「パゴタ」チーム
フランスGIGN
ロンドン警視庁SCO19のCTSFO隊
ドイツGSG9第2中隊ダイバー
ベルギーDSU
オランダUIM(BBE)

[コラム]
介入チームの訓練

[対テロ強襲作戦]
RAID強襲部隊(2015年11月18日
オランダBBEによる列車強襲作戦(1977年6月11日)
マリニャーヌ空港でのGIGNによる航空機強襲作戦(1994年12月26日)
対テロ部隊が使用する特殊装備

リー・ネヴィル(Leigh Neville)
アフガニスタンとイラクで活躍した一般部隊と特殊部隊ならびにこれら部隊が使用した武器や車両に関する数多くの書籍を執筆しているオーストラリア人の軍事ジャーナリスト。オスプレイ社からはすでに6冊の本が出版されており、さらに数冊が刊行の予定。戦闘ゲームの開発とテレビ・ドキュメンタリーの制作において数社のコンサルタントを務めている。www.leighneville.com
床井雅美(とこい・まさみ)
東京生まれ。デュッセルドルフ(ドイツ)と東京に事務所を持ち、軍用兵器の取材を長年つづける。とくに陸戦兵器の研究には定評があり、世界的権威として知られる。主な著書に『世界の小火器』(ゴマ書房)、ピクトリアルIDシリーズ『最新ピストル図鑑』『ベレッタ・ストーリー』『最新マシンガン図鑑』(徳間文庫)、『メカブックス・現代ピストル』『メカブックス・ピストル弾薬事典』『最新軍用銃事典』(並木書房)など多数。
茂木作太郎(もぎ・さくたろう)
1970年東京都生まれ、千葉県育ち。17歳で渡米し、サウスカロライナ州立シタデル大学を卒業。海上自衛隊、スターバックスコーヒー、アップルコンピュータ勤務などを経て翻訳者。訳書に『F-14トップガンデイズ』『スペツナズ』『米陸軍レンジャー』『SAS特殊部隊(近刊)』(並木書房)がある。

自衛官が語る災害派遣の記録─被災者に寄り添う支援

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自衛官が語る災害派遣の記録─被災者に寄り添う支援

桜林美佐監修/自衛隊家族会編
四六判280ページ 定価1600円+税
並木書房

昭和26年のルース台風で初の災害派遣をして以来、自衛隊はこれまでに4万件を超える災害派遣を実施してきた。激甚災害における人命救助、被災者・復旧支援から緊急患者の空輸、不発弾処理、水難救助、医療・防疫に至るまで、その活動は広範多岐にわたる。「一人でも多くの命を救う」を合い言葉に、活動内容の変化に合わせて体制を見直し、対応力を高めている自衛隊。過去50年の主な災害派遣と、それに従事した指揮官・幕僚・隊員たち37人の証言をまとめた貴重な記録!

本書は、自衛隊員の家族によって構成される自衛隊家族会の機関紙『おやばと』に連載された「回想 自衛隊の災害派遣」をまとめたものです。ここには過去50年あまりに実施された主な災害派遣と、それに従事した指揮官・幕僚・隊員たち37人の証言が収められています。
昭和26年のルース台風で当時の警察予備隊が初の災害派遣をして以来、自衛隊はこれまでに4万件を超える災害派遣を実施してきました。離島での救急患者の輸送をはじめ、不発弾処理、行方不明者の捜索、医療や防疫まで、その活動は広範にわたります。
1995年の「阪神・淡路大震災」では当時の厚生省から被災者の入浴支援は「公衆衛生法に反する」と指摘されたり、「地下鉄サリン事件」では、自ら防毒マスクを外して安全を確認した化学防護隊長の証言など脚色も誇張もないリアルな事実がここには記録されています。
被災地でご遺体を搬送したら、警察から「検視前に動かすと公務執行妨害になる」と言われたり、瓦礫の除去も私有財産を勝手に処分することが許されるのかという問題もあります。
2016年の「熊本地震」災害派遣では、即応予備自衛官が招集され、整体師の資格をもつ隊員が避難所で被災者のケアをしたり、フォークリフト技能者が救援物資の仕分けで大活躍した話が紹介されています。
自衛隊の災害派遣というと、ヘリコプターなど機動力を活用した迅速な部隊の展開、組織力を発揮した人命救助、そして行方不明者の捜索などが中心に考えられていますが、実は救援活動の指揮能力の高さが、それを可能にしていることが本書を読むとよくわかります
一人でも多くの人に読んでもらいたく、ご紹介のほど、よろしくお願い申し上げます。

監修者のことば(桜林美佐)

手記を読み進めていくと、年次を追うにしたがい、世の中の自衛隊に対する感情がどのように変化してきているか、実感していただけると思います。
1995(平成7)年1月17日に発生した「阪神・淡路大震災」当時、中部方面総監部幕僚副長だった野中光男さんによれば、「神戸の街に戦闘服は似合わない」と言われたといいます。
その頃は地域ごとの特性はあるとはいえ、人々を助けるのは当然のことと、被災地に飛び出した隊員たちを待ち受けていたのは、震災の被害だけでなく、心ない冷たい言葉でもあったわけです。
一方で自治体側からの要請は次々にくる。市民からの膨大な要望を無碍に断れないため、それがそのまま自衛隊に回ってくるわけです。それで最善を尽くそうとすると、今度は当時の厚生省から風呂の設置は「公衆衛生法に反する」と横やりが入る。
今でこそ、被災地での自衛隊による給食や入浴支援、トイレの設置などが当たり前のようになっていますが、現在のようになるまでにはどんなに苦労してきたことか、と思います。
また、当時の中部方面総監・松島悠佐さんは、「防災訓練を含め市の行事に自衛隊は参加させないという神戸市の態度は、結構かたくなだった」と、実情を吐露しています。
震災前までは海上自衛隊の艦艇も神戸港への入港は許されず、音楽隊も神戸では演奏会も催したことがなかったといいます。それら反対派の共通するキーワードはやはり「自衛隊は憲法違反だ」というものだったことを考えると、この頃の空気を吸ったかどうかは、自衛隊関係者における「改憲」へのインセンティブに大きく影響しているのではないかと感じます。
松島さんの述懐で心打たれたのは、まさに「総力戦」であたった自衛隊のどのような部隊がいかなる支援を行なったのか、詳細に記されているところです。
私たちはひと括りに「自衛隊の災害派遣」と言っていますが、そこにはさまざまな仕事をしている隊員が存在していることまで、なかなかイメージしきれません。
とくに医療や輸送、通信、補給、調達、会計、あるいは警備など、欠くべからざる分野であるが、その働きぶりが表に出にくい人たちへの感謝の気持ちと温かい眼差しが文面から見てとれます。

阪神・淡路大震災と同じ年に「地下鉄サリン事件」も発生しました。当時、私は埼玉のテレビ局で情報番組に出ていましたが、都心の地下鉄駅に部隊が出動しているのを見て、自衛隊は何でもできるんだ!と思ったことを記憶しています。
しかし、自衛隊に化学科職種があるとはいえ、当時、第32普通科連隊長だった福山隆さんや陸上自衛隊化学学校の技術教官だった中村勝美さんの回想を読むと、まさに取るものも取りあえずの状態で、にわか編成された部隊だったことがわかります。
大宮駐屯地から駆けつけた中村さんは、築地駅で地下鉄の車内やホームでの除染作業を終えた時、駅員に非常に重い問いを投げかけられます。それは、「駅は明日から使用できるのか」というものです。
多くの犠牲者を出した惨劇の現場は、夜が明ければまた、昨日までと変わらない都心の日常生活に戻ることが求められている。誰がその決断をするのか、気づけばその場にいたあらゆる人が、中村さんの判断に委ねていたのです。そのため、中村さんはもう一度、無人の地下鉄ホームに戻り、自らの防護マスクを外し安全を確認するという、大胆な行動に出たのです。
かくして、翌朝からいつもの通勤ラッシュの光景が戻りました。中村さんはその後、上司から「蛮勇をふるうな」とたしなめられたことや、また、任務を終えて市ヶ谷駐屯地に戻ると多くの仲間が帰隊を待っていて出迎えてくれたと振り返っていますが、いずれも「自衛隊のいいところ」がわかるようなエピソードではないでしょうか

目 次

監修者のことば 桜林美佐(防衛問題研究家)
序  災害派遣は国民の信頼と期待の源

沖縄の緊急患者空輸任務40年
波濤を越えて 第15ヘリコプター隊第1飛行隊長(当時)川嶋和之

沖縄の不発弾処理隊創設42年の軌跡
いつの日か不発弾がなくなるまで 第101不発弾処理隊長(当時)渡邊克彦

「御巣鷹山日航機墜落事故」派遣
悲しみのバレーボール球 第12施設大隊本部第3係主任(当時)市川菊代

「阪神・淡路大震災」災害派遣(1)
自衛隊に対する印象が変わった 中部方面総監部幕僚副長(当時)野中光男

「阪神・淡路大震災」災害派遣(2)
派遣要請を待たずに呉を出港 呉地方総監(当時)加藤武彦

「阪神・淡路大震災」災害派遣(3)
災害派遣出動の蹉跌と教訓 中部方面総監(当時)松島悠佐

「地下鉄サリン事件」災害派遣(1)
待ったなしの除染作戦 第32普通科連隊長(当時)福山 隆

「地下鉄サリン事件」災害派遣(2)
命懸けの除染活動に従事して 化学学校技術教官(当時)中村勝美

「有珠山噴火」災害派遣
万全な態勢で「犠牲者ゼロ」を達成 北部方面総監部幕僚副長(当時)宗像久男

「東日本大震災」災害派遣(1)
自衛隊の組織力を遺憾なく発揮 東北方面総監部防衛部長(当時)冨井 稔

「東日本大震災」災害派遣(2)
郷土部隊としての矜持を堅持し活動 第6師団長(当時)久納雄二

「東日本大震災」災害派遣(3)
「Jヴィレッジへ前進し、現場の指揮を執れ!」福島原発対処現地調整所長(当時)田浦正人

「東日本大震災」災害派遣(4)
迅速に物資を被災地に送り込む 中部航空方面隊司令官(当時)渡邊至之

「東日本大震災」災害派遣(5)
東日本大震災に見た隊員の強さと優しさ  第4海災部隊指揮官・掃海隊群司令(当時)福本 出

「東日本大震災」災害派遣(6)
自衛隊頼みの初期対応 宮城県危機対策企画専門監(当時)小松宏行

「東日本大震災」災害派遣(7)
東日本大震災の医療支援活動 自衛隊仙台病院長(当時)森﨑善久

「東日本大震災」災害派遣(8)
胸を張って語れる活動を実施しよう 第9師団長(当時)林 一也

「東日本大震災」災害派遣(9)
師団長の果断な決断 第4師団第3部長(当時)橋爪良友

「東日本大震災」災害派遣(10)
被災・復旧そして完全復興へ 第4航空団基地業務群司令(当時)時藤和夫

「東日本大震災」災害派遣(11)
万全の備えで福島原発へ空中放水 第1輸送ヘリコプター群第104飛行隊長(当時)加藤憲司

「東日本大震災」災害派遣(12)
福島第一原発へ冷却水運搬 横須賀港務隊大型曳船船長(当時)厚ケ瀬義人

遭難ヨット「エオラス」号乗員の洋上救難
白く砕ける波濤を越えた緊迫の人命救助 第71航空隊飛行隊員(当時)中畑昌之

「伊豆大島土砂災害」派遣
二正面作戦の相乗効果 東部方面総監(当時)磯部晃一

「広島豪雨」災害派遣
行政にとって自衛隊は「最後の砦」第13旅団司令部幕僚長(当時)山本雅治

「御嶽山噴火」に伴う災害派遣
厳しい状況下での捜索救助任務 第13普通科連隊長(当時)後藤 孝

「関東・東北豪雨」災害派遣
関係機関と緊密な連携のもとに任務遂行 第4施設群長(当時)武隈康一

「熊本地震」災害派遣(1)
自衛隊と自衛官時代の教育に感謝 熊本県危機管理防災企画監 有浦 隆

「熊本地震」災害派遣(2)
災害派遣で自衛隊の果たす役割 第8師団長(当時)岸川公彦

「熊本地震」災害派遣(3)
プッシュ型からプル型支援へ 西部方面総監(当時)小川清史

「熊本地震」災害派遣(4)
過去の震災派遣で学んだ教訓を活かす 第4師団長(当時)赤松雅文

「熊本地震」災害派遣(5)
即応予備自衛官の活動を指揮して 第24普通科連隊長(当時)稲田裕一

「熊本地震」災害派遣(6)
24時間連続で病院へ給水 第5航空団基地業務群司令(当時)和田竜一

航空救難団の災害派遣
人命救助にすべてを捧げる 航空救難団松島救難隊救難員 熊坂弘樹

「西日本豪雨」災害派遣(1)
被災者に寄り添う支援 第13旅団長(当時)鈴木直栄

「西日本豪雨」災害派遣(2)
段階的に変化する自衛隊の役割 中部方面総監 岸川公彦

「西日本豪雨」災害派遣(3)
海自艦艇の機動力を活かして 呉地方総監(当時)池 太郎

「北海道胆振東部地震」災害派遣
師団全隊員を誇りに思う日々 第7師団長 前田忠男
執筆者略歴(掲載順)248

「あとがき」にかえて
なぜ自衛隊はがんばれるのか 桜林美佐

桜林美佐(さくらばやし・みさ)
防衛問題研究家。1970年生まれ。日本大学芸術学部放送学科卒。TV番組制作などを経て防衛・安全保障問題を研究・執筆。2013年防衛研究所特別課程修了。防衛省「防衛生産・技術基盤研究会」、内閣府「災害時多目的船に関する検討会」委員、防衛省「防衛問題を語る懇談会」メンバー等歴任。安全保障懇話会理事。国家基本問題研究所客員研究員。著書に『奇跡の船「宗谷」』『海をひらく-知られざる掃海部隊』『誰も語らなかった防衛産業』『自衛隊と防衛産業』(以上、並木書房)、『日本に自衛隊がいてよかった』(産経新聞出版)、『自衛隊の経済学』(イーストプレス)、『自衛官の心意気』(PHP研究所)、『自衛隊の実像~自衛官24万人の覚悟を問う』(テーミス)他

公益社団法人 自衛隊家族会
「自衛隊員の心の支えになりたい」との親心から自然発生的に結成された「全国自衛隊父兄会」が1976(昭和51)年「社団法人」、2012(平成24)年に「公益社団法人」として認可され、2016年に「公益社団法人自衛隊家族会」と名称変更。現在、約7万5千人の会員が国民の防衛意識の高揚、自衛隊員の激励、家族支援などの活動を全国各地で活発に実施中。防衛情報紙『おやばと』を毎月発行、総合募集情報誌『ディフェンス ワールド』を年1回発行。

月刊アームズマガジン2019年6月号 毛野ブースカから

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毛野ブースカ
月刊アームズマガジンの編集ライターの毛野ブースカです。

新元号が令和に決定し、残りあと数日で平成も終わります。ありきたりながら、私のガンマニアとしての平成31年間を振り返ってみたいと思います。昭和から平成に変わった年、私は16歳の高校2年生でした。小学生の頃はプラモデルに熱中し、中学生になるくらいにエアガンに興味を持ち始めました。1980年代半ばといえばマルゼンのKG-9やMGCのM93R、さらに東京マルイのルガーP08などが登場し、エアガンブームが巻き起こっていました。

当時、私が通っていた中学校と高校には同じようにエアガンに興味を持つ仲間がほとんどおらず、仲間が必要なサバゲよりも、ひとりでも楽しめるシューティングマッチにはまっていきました。家庭環境は一般的な中流家庭でしたが、親の理解もあってエアガンの購入やシューティングマッチへの参加は自由に行なうことができました(現在は条例等により厳しく施行されていますが、当時は緩かったのです)。そんな環境が今の私を作ったといっても過言ではありません。

1枚目の写真の日付をみると1989年6月25日、まさに平成元年。自宅の庭で練習していた時に撮影したものです。世の中に出始めたばかりのドットサイト(タスコのプロポイントⅠ)を装着したMGCのウィルソンLEカスタム、サファリランドのホルスター、アーニーヒルのマガジンポーチ、サファリランドのバックルが付いたアーニーヒルのベルトという、なんとも贅沢なコンビネーションです。サファリランドのホルスター好きはすでにこの時から始まっています。

高校から大学に進学し、やがてその後の人生を決めることになるホビージャパンに就職することになるわけですが、ホビージャパンに就職するまで実はまったくといっていいほどサバゲはしたことがなかったのです。一方、シューティングマッチにはたびたび出場し、入賞も経験するようになりました。一貫してシューターとして歩んできました。サバゲはアームズマガジンに関わるようになってから「仕事」としてするようになったのです。

おそらくこの記事を読んでいらっしゃる方の中には、私がサバゲを得意だと思っていらっしゃる方が多いかと思いますが、正直私は得意ではないです。でもシューターとして「エアガンを撃つ」ということには自信があります。シューター歴は30年以上ですが、原点回帰の意味を込めて、ここ最近シューティングマッチに出場する回数を増やしています。令和元年最初に出場するシューティングマッチは5月25日・26日に開催される「アンリミティッド2019」になりますが、果たしてどんな結果が残せるのか…。

それでは、平成最後となる4月27日発売の2019年6月号をご紹介させていただきます。今月号の表紙は、第5回日本制服アワードでグランプリを獲得し、AbemaTV『真夏のオオカミくんには騙されない』をはじめ各方面で活躍中の齊藤英里さん。特集内容にあわせて最近注目を集めているマルチカムブラックの装備をメインに、プライマリーウェポンは東京マルイの次世代電動ガンMk18 Mod.1、セカンダリーウェポンは同じく東京マルイのFNX-45タクティカルを持ってもらいました。

特集は「スペシャルフォースウェポンズ」。特殊部隊で使われている銃器や装備の特徴などを、実銃とトイガンを交えて解説します。デルタフォースやネイビーシールズ、マリンレイダースといったアメリカ軍特殊部隊で使用されているMk18/CQBR、HK416シリーズ、MP7A1、スナイパーライフル、SAWに加えて、東京マルイの新製品で注目を集めているFNHの攻撃型ハンドガン「FNX-45タクティカル」の特徴に迫ります。

小特集ではアメリカで開催されるショットショーと並ぶ、ヨーロッパ最大のガンショーであるIWA2019をレポート。グロックやヘッケラー&コック、ベレッタ、シグザウエル、Czなどのヨーロッパの主要ガンメーカーの新製品に加えて、G&GアーマメントやICSエアソフトといった海外トイガンメーカーの新製品も併せてレポートします。

さらに実物木製パーツが標準装備されている中田商店のトンプソンM1A1モデルガン、ホビーショーで展示されて話題を呼んだクラウンモデルのスパークリングエアガン・コルトパイソン.357マグナム6インチ、オールドマニアを中心に注目を集めているVFCのMP5SD3アーリーモデルV2ガスブローバックガン、今までにない軽量な樹脂製でリーズナブルなSAWタイプの電動ガンS&T M249パラなど、トイガンの新製品情報も盛りだくさんです。

2019年6月号をよろしくお願いします!!

 

 

目次・・・・・・・・・・・・・・

■今年も熱くなる!サバゲ祭2019

■Arms MAGAZINE HEADLINE NEWS
NAKATA トンプソンM1A1
クラウンモデル スパークリングエアガン コルトパイソン.357マグナム6インチ

■特集:スペシャルフォースウェポンズ
特殊部隊用の銃器とは?/飯柴智亮
実銃解説:CQBR/Mk18
東京マルイ次世代電動ガンMk18 Mod.1/CQBR BLOCK1/次世代電動ガンCQB-R
実銃解説:HK416
東京マルイ次世代電動ガンHK416デルタカスタム/次世代電動ガンHK416シリーズ
VFC Umarex HK416 Gen2 GBB
実銃解説:PDW/SMG
VFC Umarex HK MP7A1 NAVY(2018ver.)GBB
実銃解説:スナイパーライフル
実銃解説:SAW
REALGUN REPORT SPECIAL:FNH FNX-45 Tactica
東京マルイFNX-45タクティカル
FNX-45タクティカル×HK45タクティカル
東京マルイソーコムMk23固定スライドガスガン
東京マルイM45A1 CQBピストル
SPECIAL FORCE STYLING SNAP

■TOYGUN’s FIELD
VFC H&K MP5SD3アーリーモデルV2 GBB
BOLTエアソフト MP5J電動ガン
S&T M249 PARAスポーツライン電動ガン
GHK GS553&SG551タクティカルGBB
AAF AR15スタンダードライフル
CYMA ドラグノフSAG SVU-AS MLOK&SAG SVD MLOK
S&T HK416D 10RSスポーツラインG2電動ガン
タナカ SIG P220 IC P75 GBB
タナカ S&W M629PCターゲットハンターVer.3ガスガン
マルゼン CA870ブルドッグ
マルゼン×ファースト CA870ポリス
WA L.A.ヴィッカーズカスタムリアルスチールver./ボブチャウスペシャルver.1.5ヴィンテージエディション
ハートフォード ナガンリボルバーM1895モデルガン
エラン タカモデル2019

■Customgun,Newparts & Accessory

■CUSTOM PARTS PICKUP
サイトロンジャパン SD-33XX
PRESMA&LION GEARマウントベース&リングシリーズ

■MARUSHIN HANDGUN COLLECTION Vol.2 COP357 6mmBB Xカートリッジシリーズ

■Air Gun Custom Enthusiast Vol.7 マグナポートカスタム

■無可動実銃は極上の嗜み

■模型的アプローチによるトイガンリアル仕上げ術/東京マルイグロック19編その2

■IRON FIST――アイアン・フィスト2019 Part.2/笹川英夫

■REALGUN REPORT:SIG SAUER P320 X-FIVE/SHIN

■SPARTAN PRECISION “SHORTY”/Hiro Soga

■Enforce TAC&IWA outdoor classic 2019/櫻井朋成

■モロ☆が見た世界・日本は本当にガラパゴスなのか? IWA Outdoor Classics 2019

■SHIN&毛野ブースカの最新GUN事情 Questions and answers
第1回:オプティクスレディ

■リエナクトメントのススメ

■LittleArmory 5.56mm機関銃を作ろう!

■HELIKON-TEX NEW ITEM PICKUP

■PICKUP ITEMS

■LEAD

■Tactical Gear Laboratory 戦術装備研究所

■GEAR FREAKS GAME

■サバゲ野郎一番星

■SHOW ROOM&アームズマガジンコラボ企画 カラーグラビア掲載権争奪戦

■アームズサバゲレポート
BURSTHEAD×PTSコラボ新春サバゲイベント
マルヤマブートキャンプ
カミサバ2
異装祭II 第二次異色装備交流会
西部劇サバゲ-クイック&ヒット
ALL JAPAN COWBOY ACTIVE SHOOTING 2019開催
海外レポーターShinによるプレミアムタクトレ開催!

■イベントカレンダー

■IMPORT TOYGUN NEWS

■Arms CINEMA INFO:白河理子の今月のイチオシ!!/小明の神聖キネマ帝国

■『二丁目のガンスミス』

■ARMS SQUARE

■COVER:齊藤英里

■Arms MAGAZINE TREND Tracker
かざりのここ最近/かざり
サバゲ創造のススメ/モエガミ
極東かすみん第7機関/高良かすみ
らんまるぽむぽむのゆる訓練

■目指せ! マッスルボディ!! サバゲーマーが挑む・筋トレ・ダイエット

 

コンバットマガジン 2019年6月号発売!! 梅木編集次長より

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ハイパー道楽をご覧の皆さま、コンバットマガジン編集次長の梅木です!

まだまだ絶対数が少ない、女性パイロットを今回はフューチャー。もちろんベトナム戦争特集もまだまだ続きます。

【特集】気高き女性たちの詩 女性パイロット列伝

男の世界の軍隊の中でも、さらに男ばかりだった航空機パイロット。近年、ようやく女性にもその門戸が開かれ、女性戦闘機パイロットが少しずつだが誕生している。そんな彼女らのヒストリーを詳しく紹介する!

 

【特集】ベトナム戦争

LRRP MACV RECONDO SCHOOL

長距離偵察部隊の実像に迫る「LRRP」。今回は過酷な任務に従事したLRRP隊員を育成する育成機関「MACV RECONDO SCHOOL(マクヴィー・リーコンドー・スクール)」だ。短期間育成でありながら実践的かつ危険度の高いカリキュラムだったため、「あの世に一番近い学校」と呼ばれたスクールの実像に迫る特別編。

 

サイゴン物語 ある作家が立ち合った戦いの土地と戦いの時間

サイゴン・マジェスティックホテル

ホーチミン市(南ベトナム時代の首都・サイゴン)の今を訪ね、NAM戦当時に思いを馳せるシリーズ「サイゴン物語」。今回はベトナム戦争真っ盛りのサイゴン(現ホーチミン市)に朝日新聞社臨時特派員として赴き、『週刊朝日』に毎週「ベトナム戦記」を送った作家の開高 健(かいこう たけし)を中心に、サイゴンでの拠点としたマジェスティックホテルを紹介する。

 

東京マルイ 最新ガスブロ対決 FNX-45タクティカル vs Hi-CAPA D.O.R

シューティング系の「Hi-CAPA D.O.R」、ミリタリー系の「FNX-45タクティカル」と、タイプの異なったガスブローバックハンドガンをリリースした東京マルイ。この2挺の実力を検証する!!

 


ミリタリア・ラウンドアップ! 
WWⅠ ドイツ帝国陸軍の軍装 Part.1

ヨーロッパでは人気の高い第1次世界大戦も、日本では今一つ存在感が薄いが、ここに来てWWⅠレプリカ・ユニフォームが日本にも入ってくるようになった。そこで、今回はこれらレプリカを中心に、WWⅠドイツ軍の軍装と関連情報を紹介する。

その他、自衛隊のお仕事をより理解できる「ニッポンのちからこぶ」番外編「セカイの力こぶ」や「米軍装備カタログ」などなど連載陣も充実した内容お届け。

 

新しくなったコンバットマガジン、どうぞ書店でネットでご購入ください!

よろしくお願いいたしますっ!


月刊コンバットマガジン 2019年6月号(通巻519号)
価格 定価¥1,400(税込)
発売日 平成31年4月27日

リアルPUBG バトルロイヤル開催!! 新宿インスパイヤ

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リアルでドン勝を掴みとれ!
新宿インスパイヤにて、サバゲーイベント「リアルPUBG」イベントが開催される。

リアルPUBG 開催概要

【開催日時】
5月18日(土) 9:00~ / 11:00~
5月25日(土) 18:00~ / 20:00~
5月26日(日) 18:00~ / 20:00~
【所要時間】各回2時間前後(ご説明時間を含みます)
【参加料金】4,300円(ドリンクバー・装備代を含む)(税込)
【販売枚数】各回 32枚
【開催場所】東京都新宿区歌舞伎町1-20-1ヒューマックスパビリオン新宿歌舞伎町6F inSPYre
【アクセス】西武新宿駅から徒歩3分、JR新宿駅から徒歩5分
【内容】リアルPUBGはバトルロイヤルゲームです。
最大4名1チーム、全4チームによるSQUAD戦で、最後の1チームとして生き残る瞬間まで戦います。
プレイヤーは段々狭くなる安全地帯内で、ランダムに配置された武器やアイテム、
そして知恵を駆使して戦いを勝ち残ります。

詳細は以下の公式サイトにて
https://inspyre.jp/event/pubg-collaboration/

また、コラボカフェ、限定グッズ販売も!!

新宿コパボウルではコラボドリンクと、限定グッズ販売。
コラボグッズ | コラボドリンク
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千葉のクロスポでは限定グッズ販売が行われる。
http://cro-spo.com/news/pubg/

6月15、16日はトレフェス!!

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2019年6月15、16日に東京秋葉原でトレーニングウエポンフェスティバル、通称「トレフェス」が開催されます。
日本全国の専門ショップによる渾身のPTWのカスタムガンが多数展示されます。

また、ハイパー道楽では『TWカスタムコンテスト』に協力させていただき、皆さんのカスタムガンを撮影、後日ハイパー道楽のサイト上で公開する予定です。

そしてこのカスタムコンテストの賞品が凄い!!

『SYSTEMA賞』として、現在システマが開発中のSYSTEMA 89式小銃、

『NBORDE賞』として、HK416 コンバージョンキット、


『TWF委員長賞』として、Colt DEFENSE M4A1,3rd キットが贈呈されます!!

これはもう、自慢のカスタムPTWを持っていくしかない!!

TWF公式サイト:http://nborde.com/event/

SYSTEMAが89式小銃のトレポン(PTW)を開発中!!

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SYSTEMAが89式小銃のトレポン(PTW)を開発中とのことで写真の掲載許可を頂きました。
ちょっと画像が荒いですが、ご覧ください。


レシーバーはスチールプレスっぽいですね。

3バーストももちろんできます!!


モーターはグリップ内に固定されています。


ハンドガードは標準でオリジナルのM-LOKレイルハンドガードが装備されるようです。


アッパーレシーバーまでトップレールが伸びています。


QDスリングポイントあり、ガスブロックもリアルな形状のようです。


アッパー全体です。


溶接部が生々しいです。



シリンダーは89式オリジナル形状ですね。


ストックは固定銃床です。
今後が非常に楽しみなエアソフトガンです。

システマの89式小銃は来月開催されるトレフェスで展示されるそうなので、楽しみですね。
トレフェス情報はこちら


SATマガジン 2019年7月号発売! 浅香編集長より

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陸上自衛隊水陸機動団はカリフォルニア州において日米合同訓練「アイアン・フィスト2019」を行った。写真は高低差を利用して射撃態勢に入る隊員たち。ここは高い丘の上で、つい先ほどまで敵が占拠していた位置だ。撮影:矢作真弓/Work’s


こちらは5月23日編集部の様子。オレンジの封筒は新刊を年間定期読者に送ります。
都内なら25日は届くでしょう。発売日は27日なので、よって発売日より早いフラゲ入手できます。
また、年間定期にすると割引にもなるので何かとお得になります。
段ボールは主にエアガン専門店やミリタリーサープラス店販売用のもの。こちらは宅急便なので到着日から即販売していると思います
年間定期はネットで申し込みができます。このように書店だけはない手段で入手もできますので、是非ご活用いただきたいと思います

目次

平成30年度米国における米海兵隊との実動訓練平成30年度米国における米海兵隊との実動訓練Iron Fist 2019 総集編 ●矢作真弓/Work’s
陸自の大改革推進中!機甲教導連隊新設 ●矢作真弓/Work’s
コラム「日本の戦闘者」 ●荒谷 卓
マレーシア、6特殊部隊集結!LIMA19ランカウイ海事航空展覧会 ●柿谷哲也
宮嶋茂樹写真館
陸上自衛隊奄美駐屯地 新編行事 ●野口卓也
陸上自衛隊宮古島駐屯地 新編行事 ●野口卓也
5.56mm AR PISTOLFULL SPECTRUM MOD.TRIDENT15 ●Ichoro Nagata
SAT NEWS
中田商店×乙夜
NAKATA 無可動モデルガンThompson M1A1
給水背嚢概論 ●照井資規
特選群
台湾陸軍 新社基地「国防知性之旅-営区開放」行事開催 ●嶋田康宏
SECURITY SHOW 2019 ●エンドケイプ
桜の時評 ●桜林美佐
重要影響事態対処医療の最前線 ●照井資規
SATマガジンフォト・コンテスト
現代兵法
ワールドインテリジェンス・リポート ●安部川元伸
シネマ試写室
射撃術研究所
お知らせ
編集後記
葉隠マッチ M-8
乙夜のミリホビリポート
MARUZENCA870 BULLDOG Walther P99FS<FIXED SLIDE>SPECIAL FORCE
WE-TECHGLOCK17 Gen.5
Golden EagleFightLite MCR
AvlonSABER CQC
PICK UP ACCESSORY

月刊アームズマガジン2019年7月号 毛野ブースカから

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毛野ブースカ

月刊アームズマガジンの編集ライターの毛野ブースカです。

平成から令和に時代が変わり、気がつけば平成と令和という二つの元号改正を目の当たりにしました。この記事を読んでいる方の中には元号改正を初めて体験したお若い方もいることと思います。みなさんはどんなお気持ちですか?

5月と言えば静岡ホビーショーですね。私も1996年に初めて取材して以来、欠かさず訪れております。静岡ホビーショーと言えば東京マルイの上半期の新製品が発表されることで知られております。今回発表された新製品としてはガスブローバックガン89式5.56mm小銃折曲銃床型、V10ウルトラコンパクト、HK45タクティカルブラックなどがありましたが、私がいちばん気になったのはV10ウルトラコンパクトでしょうか。

コンパクトサイズのガバとしてはデトニクス.45コンバットマスターがすでにリリースされておりますが、V10ウルトラコンパクトは昨年発売されたM45A1 CQBピストルの基本構造をベースにしており、ブローバックフィーリングはコンパクトサイズとは思えないほどスピーディーでシャープ。ノバックサイトやワンサイドサムセーフティ、3ホールトリガーなどを標準装備しているので、そのままシューティングマッチに充分参加できそうです。。従来の5インチ用マガジンが使えるのもいいです。今のうちからホルスターを手に入れておこうと思いました。

東京マルイ以外なら、やはりクラウンモデルの「スパークリングエアガンパイソン6インチ」でしょうか。対象年齢10歳以上用で、専用のキャップ火薬を使うことでBB弾の発射と同時に発射音(=スパークリング)が楽しめるユニークなエアコッキング式リボルバーだ。先月レポート用に実射したところ、従来のモデルガン以上の発火音にその場にいたスタッフ全員が驚いてしまった。ありそうでなかったエアガンなので、意外と人気が出るような気がします。ぜひ18歳以上用も発売してほしいです。

開催日がいつも締め切りに近いことから、取材したらすぐに帰京というハードスケジュールなのですが、帰りに食べるさわやかのげんこつハンバーグが数少ない楽しみです。1年に1回、食べるまではわくわくなのですが、食べ終わると急に現実に引き戻されます…。来年も食べられることを祈って1年間頑張ります。

それでは、令和最初となる5月27日発売の2019年7月号をご紹介させていただきます。今月号の表紙は声優の井澤詩織さん。実は井澤さん、アームズマガジンの発行元であるホビージャパンの創立50周年を記念した企画『井澤詩織のドーラク・ニッポン』(http://hobbyjapan.co.jp/do-raku-nippon/)で宣伝部長を務めていただいております。50周年記念イベント「ホビージャパン半世紀祭り」(https://hobbyjapan.co.jp/50th/)が2019年6月2日(日)に秋葉原UDXとベルサール秋葉原で開催されます。その際に井澤さんによる7月号のお渡し会が開催されます。ご興味のある方はぜひ足を運んでみて下さい。ちなみに私もベルサール秋葉原会場に設置されたエアガン射撃体験スペースにおります。

特集は「#ガンとミリタリーのある生活~ハッシュタグを付けて、貴方のエアガンライフを投稿しよう!!」と題して、ガン&ミリタリーにハマった人々のコダワリを一挙紹介します。本誌連載記事でお馴染みの北村諒さん、星守紗凪さん、松嶋えいみさん、ブンブン丸さん、石井マークさん、乙夜さん、morizoさん、モエガミさん、トルネード吉田さん、SHINさん、そして私も登場しております。みなさんのコダワリの銃や装備は制作者側としても興味深く見させてもらいました。

巻頭では先ほども話題にした第58回静岡ホビーショーをレポート。東京マルイの新製品をはじめ会場で気になった新製品を一挙紹介します。発表以来注目を集めているUmarex/VFCのHK MP7A1電動ガンをはじめ、G&GアーマメントのGTP9ガスブローバックガン、LCTエアソフトのLCK-12電動ガン、ARESのM40A6エアコッキングガン、そしてコアなマニアの間で話題沸騰中のタナカのS&W M19 4インチバージョン3ガスガンなど、トイガンの新製品情報も盛りだくさんです。

2019年7月号をよろしくお願いします!!

 

 

目次・・・・・・・・・・・・・・

■エアガンとミリタリー情報が充実!Arms MAGAZINE WEBを紹介!!

■今年も熱くなる!サバゲ祭2019

■Arms MAGAZINE HEADLINE NEWS
Umarex/VFC HK MP7A1電動ガン

■速報!第58回静岡ホビーショー

■特集:#ガンとミリタリーのある生活
~ハッシュタグを付けて、貴方のエアガンライフを投稿しよう!!~
●俺の/私のGun&Military!!
北村諒 -俳優-
星守紗凪 -声優/役者-
松嶋えいみ -タレント-
ブンブン丸 -ゲームライター-
毛野ブースカ -編集ライター-
石井マーク -声優-
乙夜 -みるどる-
morizo -ギアフリーク-
モエガミ -サバゲーマー-
トルネード吉田 -ウエスタン野郎-
SHIN -リアルガンライター-
●タクティカルギアの遊びかた
●本誌連動企画!twitterで呟いてプレゼントをGET!!

■TOYGUN’s FIELD
G&Gアーマメント GTP9ガスブローバックガンJPバージョン
LCTエアソフト LCK-12
タナカ 三八式歩兵銃&騎兵銃Ver.2グレースチールフィニッシュガスガン
アローダイナミック ベルグマンMP18電動ガン
ARES M40A6スナイパーライフル
タナカ S&W M19 4インチコンバットマグナムヘビーウエイトVer.3ガスガン
タナカ SIG P220 ICアーリースチールフィニッシュガスガン
タナカ グロック17サードジェネレーションEVO2フレームHWモデルガン
WA コルトMkIVシリーズ80ワイルドホークカスタム
WA ハードボーラーT1ターミネーターモデル/ベレッタM92FSダイハードバトルダメージver.
東京マルイ ライトニングホーク.50AE 10インチマグナポートカスタム
ダイキ工業 コスモガン水鉄砲/コスモ ドラグーン(戦士の銃)メーテルver.水鉄砲
ハートフォード SAA45メッキケースハードンカスタム/タニオ・コバ GM-7スプリングフィールド・チャンピオンオペレーター

■Customgun,Newparts & Accessory

■MARUSHIN HANDGUN COLLECTION Vol.3 8mmBBリボルバーシリーズ

■Air Gun Custom Enthusiast Vol.8 インストラクターカービン

■無可動実銃は極上の嗜み

■模型的アプローチによるトイガンリアル仕上げ術/東京マルイグロック19編その3

■トイガン平成史
~平成の時代をトイガンとアームズマガジンで振り返る~

■ARSENAL 2019 new models/笹川英夫

■REALGUN REPORT:WASR 10/63UF/SHIN

■Vintage Custom Revolvers カスタムリボルバー、その魅力/Hiro Soga

■B&T VP9/櫻井朋成

■SHIN&毛野ブースカの最新GUN事情 Questions and answers
第3回:カービンオプティクス

■滝ヶ原駐屯地 創設45周年記念行事

■アメリカ海兵隊 キャンプ富士 FRIENDSHIP FESTIVAL

■リエナクトメントのススメ

■LittleArmory M9&M93Rタイプを作ろう!

■HELIKON-TEX GREYMAN TACTICAL JEANS

■PICKUP ITEMS

■LEAD

■Tactical Gear Laboratory 戦術装備研究所

■GEAR FREAKS GAME

■サバゲ野郎一番星

■AKIBA★BASE TONDA SHOOTING CHALLENGE

■アームズサバゲレポート
東京サバゲパークオープン5周年記念イベント開催
UAB準公式戦 BATTLE SHOWDOWN 2on2
G&G LOVERS 2019 オーナーズ感謝祭
九州交流サバゲ「ネクサバ」THE 1st STAGE
NARISABA EPISODE III
ロードトゥ世紀末
陸自迷彩オンリーサバゲ JSOL vol.2
SPARKサバ EP.2

■NOVEL ARMS presents葉隠マッチM-8開催

■イベントカレンダー

■IMPORT TOYGUN NEWS

■Arms CINEMA INFO:白河理子の今月のイチオシ!!/小明の神聖キネマ帝国

■『二丁目のガンスミス』

■ARMS SQUARE

■COVER:井澤詩織

■Arms MAGAZINE TREND Tracker
かざりのここ最近/かざり
極東かすみん第7機関/高良かすみ
サバゲ創造のススメ/モエガミ
らんまるぽむぽむのゆる訓練
AM編集長が行く GUN&MILITARY見聞録

■特殊部隊員のような 装備の似合うカラダ作り

コンバットマガジン 2019年7月号発売!! 梅木編集次長より

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梅木

ハイパー道楽をご覧の皆さま、コンバットマガジン編集次長の梅木です!

エアソフトガンって楽しいですよね。撃って良し、眺めて良しの国産エアソフトガン。今回は撃つ楽しさを再確認する大特集です。もちろんベトナム戦争特集もまだまだ続きます。




【特集】エアガンを撃とうよ 撃つことの楽しさを再確認する大特集!

エアガンの楽しさとは一体なにか? 端的に言ってしまえば、それは「弾を撃ち出し、的に当てる」ことだ。実際に撃ってみれば、その楽しさは理解できるだろう。サバゲ、シューティング、ブリンキング……と色々とあるが、そんな撃って楽しいエアガンを小誌ライター陣が様々な角度から検証し、再確認する大特集! さぁ、エアガンを撃とう!!

 

【特集】ベトナム戦争

LRRP もう一つのグリーンベレー

長距離偵察部隊の実像に迫る「LRRP」。今回、第1回で紹介した第173空挺旅団の続編。前回紹介しきれなかった貴重な写真や証言を元に、同旅団のLRRPならではの個性がハッキリと浮かび上がる。

 

サイゴン物語 Military Uniform Stalls in Hanoi -ハノイ駅ガード下の軍服屋-

ホーチミン市(南ベトナム時代の首都・サイゴン)の今を訪ね、NAM戦当時に思いを馳せるシリーズ「サイゴン物語」。今回はハノイ駅のガード下にはサープラスショップが軒を連ねている。しかもビックリすような在庫も多数……。そんなハノイの軍服屋さんを紹介する。

 

東京マルイ

静岡ホビーショー・ニュープロダクツ

 

毎年5月に開催される模型の一大見本市、静岡ホビーショー。トイガン・ユーザーが最もきになるのが、東京マルイの新製品だ! 今回は注目の新製品2機種をピックアップしてミニレポ!

 

その他、自衛隊のお仕事をより理解できる「ニッポンの力こぶ」や「ミリタリア・ラウンドアップ!」、「月刊グリーンベレー」などなど連載陣も充実した内容お届け。

 

 

新しくなったコンバットマガジン、どうぞ書店でネットでご購入ください!

よろしくお願いいたしますっ!

 

タイトル 月刊コンバットマガジン
2019年7月号(通巻520号)
価格 定価¥1,400(税込)
発売日 令和1年5月27日

PEACE COMBAT(ピースコンバット) Vol.31 井上編集長より

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井上編集長

皆さん、こんにちわ。奇数月27日は、PEACE COMBATの発売日でございます!

というわけで、今回もこの場を借りて、5月27日発売 VOL.31のコンテンツ紹介をさせていただきます!

まず今号のカバーガールですが、萌え萌えボイスの不思議ちゃんキャラと脱いだらとってもセクシーの振り幅で、ファン急増中の彩川ひなのちゃん! 彼女は自身でもすごい、ミリタリー&サバゲー大好きで、PEACE COMBAT GAMESでもゲスト出演してくれています。今回のスタイリングはMIL-FREAKSさんで、曰く、ミリタリーとストリートの融合という設定で、とってもおしゃれな感じに組んでいただきました。最近チキンプレートとプレキャリの組み合わせよく見かけますね。女の子にもとってもよく似合いますね。是非参考にしてもらえたらと思います。銃はHK416Dで、BAKE WALLさんに用意していただきました。ショートバレルにサプレッサー、オプティクスはホロサイトとブースターのタンデム仕様。とってもおしゃれなカスタムに仕上がってます。

では今号の1特ですが、これから暑くなるということで、ガスガンを改めてフューチャーしております。

ピースっぽい、初心者用向けのハウツーコンテンツから、各ブランドの最新のガスガンの動向、ショップ力作のガスガンカスタムページもとっても参考になるかと思います。モデルを務めてくれたのは、山崎あみさんという方で、ズームイン!サタデーのリアルお天気お姉さん。とってもスタイルの良いかわいい娘さんでした。ww

続きまして、2特ですが、今回は戦う男の下半身大特集!!という内容で、特に下半身の装備使いに注目。

ファーストラインとパンツ、シューズ、小物に基軸を置き、MILITARY 、DENIM STYLE、GIRLY STYLE、SPORTS MIX、の4つのカテゴリーで紹介していきます。

そして3特ですが、2019 SUMMER MILITARY T-SHIRTS特集です。サブタイトルにかっこいいミリTシャツ全部!と書いてますが、スタイリストを使って、今手に入るかっこいいTシャツ総まとめになります。Tシャツは何枚あっても困りませんからね。サバゲーに私服に、ミリTシャツで今夏も乗り切りましょう!

そのほか、M4のカスタムパーツカタログも大充実。トレンドを押さえたパーツで流行のM4にカスタムしよう!

そしてそして、PEACE COMBAT GAMES VOL.12 も6月23日にフォレストユニオンで開催決定!

現在参加者大募集中です!! あと半分くらいで締め切りになってしまうので、お早めのエントリーお待ちしております!

ICS さんが冠になっていて、プレゼントもかなり強烈になっております!

 

そのほか、レギュラーコンテンツも大充実! それでは、今号も宜しくお願いいたします!!!

買ってちょーだい♡

 

 

目次・・・・・・・

009       FORWARD

030       静岡ホビーショー速報!

032       GAS GUN NEW PRODUCTS & CUSTOM ISSUE

ビギナー必見! ガスガンスタートアップガイド

ブランド別 新作ガスガン事情& 魅惑の最新カスタム

046       NEW TOYGUN CATCH UP  新着ニューガン情報

052       FEATURED M4 CARBINE  CUSTOM PARTS CATALOG

トレンドをおさえた最新スタイルのM4カスタムはコレだ!

058       戦う男の下半身に注目!!

TALK ABOUT LOWER BODY EQUIPMENT

MILITARY / DENIM STYLE / GIRLY STYLE / SPORTS MIX

070       成瀬心美のCOCOミリタリー

074       北乃くんのサバミシュラン

076       MAKER SELECTED CORDINATE

084       CONSIDERATION DRESS&GUN

089

2019 SUMMER MILITARY T-SHIRTS

かっこいいミリTシャツ全部!!

100       CUSTOM GUN GARALLY

108       装備探求 EQUIPMENT QUEST

110       IWA SHOW リポート

114       COVER STORY:彩川ひなの

121       PEACE GIRLS SELECTION

124       戦場のランドシャーク

125       OUTODOOR COLUMN

126       EVENT REPORT

135       エンドケイプのグッとくるMILITARY

136       D.I.Y CUSTOM BY MAD

135       MILITARY VEHICLE HUNTING

136       D.I.Y CUSTOM BY MAD

137       サバゲの小言。

138       FIELD SNAP

148       SG- FASHIONSNAP

149       大門団長の大量破壊コラム

150       COCO’S SURVIVAL GAME SEXY HOROSCOPES

151       ハイパー道楽のDOURAKU ライフ

152      インパルス板倉の散財、万歳!!

フィンランドの継続戦争を描く映画『アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦場』

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『アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦場』
2019年6月22日(土) より新宿武蔵野館にて全国順次ロードショー

Introduction

フィンランド国内で『スター・ウォーズ』『パイレーツ・オブ・カリビアン』などハリウッド大作映画をも大きく上回るフィンランド映画史上最も動員した映画がいよいよ日本に上陸する!フィンランドでは“知らない人はいない”ヴァイニョ・リンナ“の古典小説「無名戦士」を原作にした本作は、第2次世界大戦時に祖国防衛のため継続戦争をソ連軍と戦ったフィンランド兵士の壮絶な姿を描く戦争アクションだ。製作費は破格ではないものの、ハリウッド大作に劣らないほどリアルに戦場を再現。まるでドキュメンタリーフィルムを見ている錯覚にさえ陥るほどの迫力だ。1テイクに使用した爆薬の量がギネス世界記録に認定されたことで、そのスケールの大きさを感じることができる。

フィンランドは1939年からソ連と戦った“冬戦争”が翌年に終結。その代償としてカレリア地方を含む広大な国土をソ連に割譲させられた。国土回復を掲げ、1941年フィンランドはドイツと手を組み再びソ連との戦争を開始した。これが「継続戦争」である。戦地についた兵士たちはそれぞれの守りたいもの、帰りたい場所のためにソ連との旧国境も超えて戦い続けた。ここに「兵士達の目線」で描かれた良質かつ精巧に描かれた正統な戦争映画が誕生した。

Story

本作の原作である小説「アンノウン・ソルジャー」は“フィンランドでは知らない者がない“ヴァイニョ・リンナの戦争文学の傑作で、作者本人が経験したフィンランドの戦争=継続戦争の戦場の実相を赤裸々に描いたものである。1955年、1985年、そして本作が同じ原作で3度目の映画化となる。

継続戦争とは、第二次世界大戦中の1941年から44年にかけて、フィンランドとソ連の間で戦われた戦争である。継続戦争に先立ち1939年から40年にかけて、ソ連によるフィンランド侵略戦争、いわゆる“冬戦争”が戦われた。この戦争でフィンランドは敗れ、1941年にドイツがソ連へ侵攻。それに呼応して、フィンランドはソ連との戦争を再開した。ドイツとともにソ連に侵攻したように見えるが、フィンランドの立場からすれば、ドイツとは別の戦争、すなわち冬戦争の継続であるとして、継続戦争と呼ぶ。

本作品は、この戦争に参加した一機関銃中隊に配属された熟練兵ロッカ(エーロ・アホ)を主人公としている。ロッカは家族と農業を営んでいたが、冬戦争でその土地がソ連に奪われたため、領土を取り戻し元の畑を耕したいと願っている。そのほかに、婚約者をヘルシンキに残して最前線で戦い、ヘルシンキで式を挙げてすぐに戦場へとんぼ返りするカリルオト(ヨハンネス・ホロパイネン)、戦場でも純粋な心を失わないヒエタネン(アク・ヒルヴィニスミ)、中隊を最後まで指揮するコスケラ(ジュシ・ヴァタネン)、この4名の兵士を軸に進んでいく。

原作者ヴァイニョ・リンナ自身の経験から、第8歩兵連隊がそのモデルと言われる。第8歩兵連隊は継続戦争勃発を前に編成され、緒戦は冬戦争で失われた旧フィンランド領土ラドガカレリアの奪還を行い、東カレリアに侵攻、ペトロザボーツクを占領している。その後はスヴィル川の防衛線につき、1944年6月のソ連軍の大攻勢を受け止め、最後はヴィープリの防衛戦に投入された。

映画は連隊の行動に沿ってその描写が進められている。冬戦争の犠牲を背景にした、フィンランド国内の厭戦的で旧領回復の願望とのアンビバランツな雰囲気、戦争の進展により旧国境を越えることに対して侵略者とされる理不尽。そして最後にはソ連軍の圧倒的な戦力によって再び戦争に敗れる痛み、これらが戦争の進展に従い赤裸々に描き出されている。アンノウン・ソルジャーはこうしたフィンランド民族が背負った歴史の重い十字架そのものを描写しているのである。

継続戦争と第二次世界大戦中のフィンランドとドイツ、日本との関係

斉木伸生(軍事評論家)

国際関係は長年の鎖国に慣れ、他国、他民族との付き合い方を知らない日本人が考えるほど単純なものではない。フィンランドは継続戦争において、ドイツと肩を並べて戦ったが、その関係はそれほど単純なものではなかった。そもそも継続戦争に先立つ冬戦争では、ドイツはフィンランドの敵と言ってさえ良かった。

1939年~40年当時は、ドイツはソ連と不可侵条約を結んでおり、その秘密議定書の中で、フィンランドをソ連の勢力圏として売り渡していたのである。このため冬戦争では、ドイツはフィンランドに味方するどころでなく、ソ連に味方して潜水艦に補給したり、諸外国からのフィンランドへの武器援助を領内でストップさせたりしている。

冬戦争に敗北しフィンランドはソ連と講和するが、それはあくまでも一時的な平和であり、ソ連は様々な影響力を行使してフィンランドを併呑しようとした。フィンランドがこれに抗しようにも、フィンランドの味方であった西側諸国は、すでにフランスは敗れイギリスは孤立していた。そしてアメリカは中立を守っていた。

フィンランドを助けられるのは、ドイツしなかった。当時ドイツは西方戦役を終えて、その矛先を東、ソ連に転じようとしていた。そのドイツとしては、フィンランドをソ連攻撃の策源地に使えば便利であった。こうして、ドイツとフィンランドの利害は一致したわけである。

ドイツからフィンランドへの武器売却が許可され、代わりにフィンランドはノルウェーにいたドイツ軍の領内通過を認めた。バルバロッサ作戦については、ドイツはフィンランドになかなか全貌を明かすことはなかったが、準備が進展するとともに、フィンランドとドイツの軍人同士の接触が深まっていった。当然それはソ連の猜疑心を深めた。

1941年6月22日にドイツのソ連侵攻が開始された当日には、まだフィンランド方面では戦端は開かれてなかった。しかし、すでにフィンランド国内をドイツ軍が通過し、フィンランドの空軍基地ではドイツの爆撃機に給油し、フィンランド湾には機雷が敷設されていた。6月25日ソ連軍はフィンランドを爆撃し、それに反発する形でフィンランドは参戦した。

フィンランドはこの戦争を継続戦争と名付けたが、これはフィンランドの戦争がドイツの戦争と呼応したものではなく、冬戦争の継続であるという意味がこめられている。実際問題としてドイツは日本と日独伊三国同盟を結んでいたが、フィンランドはハンガリー等と異なりこの同盟には加わっていない(防共協定には加わっていた)。

つまりフィンランドはドイツの同盟国として参戦したのではない、というスタンスをとっている。そして、フィンランドがドイツとともに戦っているのは、たまたま隣で肩を並べて戦っているだけのことで、フィンランドとドイツは共戦国という用語が使用されている。もちろんこれはかなり苦しい言い訳なのは間違いないが。

当初フィンランド軍はドイツ軍と密接な協力関係で作戦を進め、レニングラードの包囲やムルマンスク鉄道の切断等を行った。しかし、1941年末のモスクワ攻略の失敗、レニングラード完全包囲の失敗、そして1942年のスターリングラードでの敗北によって、徐々にその関係は冷淡なものとなっていった。実際その後ドイツ側がレニングラードの攻略やムルマンスク鉄道の完全切断等の攻撃を要請したときには、フィンランド側が断っている。

フィンランドはドイツの敗戦必至と考え単独講和の道を探ったが、それはドイツとの軋轢を増した。このため1944年6月のソ連軍の大攻勢時には、ドイツから援助を得るため、フィンランドの単独不講和を約束するリュティ(フィンランド第5代大統領)からリッベントロップ(ドイツ外務大臣)へ覚書が送られた。武器援助もあり戦線が安定したことにより、フィンランドは覚書を破棄しソ連と休戦し、休戦条件にしたがって1944年9月には、ドイツ軍をフィンランド領土より追い出すための戦い、いわゆるラップランド戦争が勃発した。

いっぽうフィンランドと日本の関係は、もちろん同盟関係には無いが、それなりに深い関係にあった。それは今年は日本フィンランド外交関係確立100周年にあたる。実は、フィンランドが独立したのはその2年前でしかない。フィンランドにとって日本は独立したばかりの自国と外交関係を築き早々に外交使節を交換した、重要な東洋の大国だったからである。

戦争当時の日本とフィンランドの関係で目立つのは、日本大使館にいた駐在武官の活動であった。日本にとっての仮想敵と言えばソ連であって、ソ連の研究は進んでいた。とくに両国の軍事関係で重要なエポックとなったのは、ソ連暗号の解読であった。フィンランド軍でもソ連暗号の解読は進めていたが、日本の軍関係者の協力によって、ソ連軍の暗号解読能力を高めることができた。

実は日本軍は1930年代まではポーランドと諜報協力関係を持っていた。しかし、ポーランドがドイツに占領された結果、使えなくなってしまった。このため代わって置かれることになった国のひとつが、フィンランドであった。日本の陸海軍から暗号専門家が派遣され、フィンランド軍の暗号解読部門に派遣されたのは、1941年のフィン・ソ開戦直前のことであった。

 

武器解説


<スオミ短機関銃>
フィンランドが国産開発した、優秀な短機関銃で、ソ連軍のPPSh短機関銃にも影響を与えた。9mmパラベラム弾を使用し、セミオート/フルオートの切り替え式である。70発も入るドラム弾倉が特徴的である。5.45kgと少々重たいが、これによってフルオートで安定して射撃できるというメリットもあった。

<モシン・ナガン小銃>
帝政ロシアで開発、ロシア軍で使用された小銃だが、フィンランド独立の過程で大量に捕獲、調達され、その後フィンランド国内で同規格の小銃が順次改良されつつ国産された。7.62mm口径のボルトアクション式で、弾倉には5発が収容される。

<ラハティ対戦車ライフル>
フィンランドで国産開発された対戦車用ライフル。なんと20mmという大口径で、それだけ大きな威力があったが、重たく大きく何よりも極めて反動が強かった。威力が大きいといっても、所詮歩兵が携行するライフルであり、装甲が厚くなった新型のソ連戦車には歯が立たなかった。

<サロランタ軽機関銃>
フィンランドで国産開発された軽機関銃だが、しばしば弾詰まりを起こし、兵士にはあまり評判が良くなかった。弾倉にも20発しか入らないため、機関銃としての使い勝手も悪かった。利点は命中精度が良いことだった。

<マキシム重機関銃>
19世紀に開発された水冷機関銃で、世界中で使用されたベストセラー重機関銃である。フィンランド軍はやはり独立の過程でロシア軍から捕獲し、その後各国から購入、さらに国産された。とくにフィンランドの改良型として、軽量型の三脚架が採用され、弾薬ベルトがオリジナルの布製から金属製となっている。

<ルガー拳銃>
フィンランド軍で最も広く使用されたのが、ルガー拳銃であった。これはフィンランド軍創設に大きく貢献したドイツ帰りのイェーガー隊員が、ドイツ時代にルガーを使用していたことに起因するという。7.65mm口径が多用されたが、9mm口径も使用された。弾倉には8発が収容される。

<カサパノス>
戦車や敵陣地の破壊のために使用されたもので、ケースに収容した爆薬を束ねたもの、収束爆薬である。工兵将校によって開発され、工場生産された制式兵器である(現地で手作りされた物もある)。束ねた爆薬ケースに木製の柄が取り付けられ、柄の中の点火栓によって点火された。爆薬重量の異なるいくつかのバリエーションがあった。

<T-26軽戦車>
イギリスのビッカース6t戦車のライセンスを得て、ソ連で生産、発展型が作られた戦車で、劇中に見られるのは最終型の1939年型である。第二次世界大戦期にはもう旧式と言って良かった。冬、継続戦争中にフィンランド軍にも多数が捕獲されて使用された。

<T-34中戦車>
第二次世界大戦を前に開発され中戦車で、主砲に76.2mm砲を装備し、車体には傾斜装甲を採用、大出力のエンジンと幅広の履帯を備えていた。攻撃力、防御力、機動力全てに優れた傑作戦車で、世界の戦車発達史上もエポックとなった。劇中に見られるのは初期型の1940年型である。フィンランド軍も少数を捕獲して使用した。

<T-34-85中戦車>
第二次世界大戦中期に開発された、T-34中戦車の発展型で、ドイツ戦車の発達によって見劣りするようになった、攻撃力の強化が図られていた。武装により強力な85mm砲を、大型の新型の砲塔に装備していた。車体はほぼ同一で、防御力、機動力にはほぼ変わりはない。フィンランド軍も少数を捕獲して使用した。

フィンランド戦争年表

1939年9月 ドイツのポーランド侵攻、第二次世界大戦勃発

9月~10月 ソ連バルト三国と相互援助条約締結

10月 ソ連、フィンランドにも条約交渉のための使節を派遣要求

11月 冬戦争勃発

1940年3月 冬戦争終結

4月 ドイツ軍 デンマークとノルウェー占領

5月 ドイツ軍 西方戦役開始

6月 フランス降伏

8月 ソ連、バルト三国併合

9月 領内通過協定に基づき、ドイツ軍第一陣がフィンランド到着

1941年1月 ドイツ、フィンランド地域にかかわる「銀狐」作戦を策定

2月 ドイツ、アフリカ軍団派遣

4月 ドイツ軍、ヨーゴスラビア、ギリシャ侵攻

6月 ドイツ軍、ソ連侵攻、バルバロッサ作戦開始、継続戦争勃発

9月 フィンランド軍旧国境を越えて東カレリア侵攻

10月 フィンランド軍ペトロザボーツク占領

12月 イギリス、フィンランド宣戦、ドイツ軍モスクワ攻略失敗、フィンランド軍攻勢を止め陣地戦に入る

1942年5月 ロンメルのアフリカ軍団によるリビア攻勢

6月 ドイツ軍による第二次ロシア攻勢開始

8月 ロンメルによる攻勢、アラム・ファルファの戦い

9月 ロシアでスターリングラード攻防戦始まる

10月 イギリス軍が、エル・アラメインで攻勢に出る

11月 連合軍の北アフリカ上陸、ロシア軍の攻勢によりスターリングラードで第6軍包囲される

1943年2月 スターリングラードの第6軍降伏

7月 ドイツ軍のクルスク攻勢/失敗、連合軍のシシリー上陸

8月 ソ連軍のウクライナ攻勢

9月 連合軍のイタリア本土上陸、イタリア降伏

11月 キエフ解放

1944年6月 連合軍のノルマンディ上陸、ソ連軍のカレリア攻勢、フィンランドの単独不講和を約束するリュティからリッベントロップへの覚書が送られた、ソ連軍のベラルーシ/ポーランド攻勢バグラチオン作戦開始

8月 マンネルヘイムがフィンランド大統領に就任、ワルシャワ蜂起

9月 フィンランド、ソ連と休戦

12月 ドイツ軍のアルデンヌ攻勢/失敗

1945年4月 ベルリン陥落

5月 ドイツ降伏

8月 日本降伏

作品情報

『アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦場』
2019年6月22日(土) より新宿武蔵野館にて全国順次ロードショー

監督・脚本:アク・ロウヒミエス『4月の涙』
撮影:ミカ・オラスマー『アイアン・スカイ』
出演:エーロ・アホ(『4月の涙』)、ヨハンネス・ホロパイネン、ジュシ・ヴァタネン、アク・ヒルヴィニエミ、ハンネス・スオミほか
2017年/フィンランド/フィンランド語/カラー/132分(インターナショナル版)/原題:Tuntematon sotilas PG-12
後援:フィンランド大使館
配給:彩プロ
© ELOKUVAOSAKEYHTIÖSUOMI 2017
公式サイト:http://unknown-soldier.ayapro.ne.jp/

武器になる情報分析─インテリジェンス実技マニュアル

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プロが用いる情報分析の手法をやさしく解説!
上田篤盛著(元防衛省情報分析官)
四六判276ページ 定価1600円+税
並木書房

予測不能な時代を勝ち抜くには自前の「情報分析力」が欠かせない──防衛省情報分析官として国家安全保障の情報分析に携わってきた著者が、プロも活用する情報分析の手法をわかりやすく解説。ここで紹介されている「フレームワーク」「マトリクス」「クロノロジー」「競合仮説分析」「階層ツリー分析」などの手法はそのままビジネスに応用できる。情報分析失敗の原因となる各種の「バイアス」についても詳述。この一冊でインテリジェンスの基礎知識と技法が身につく!

インテリジェンスの基本は情報収集ですが、実際には公開情報(オシント)で90パーセント以上のことがわかるといわれています。これはインテリジェンスの世界では常識です。CIA分析官のシャーマン・ケントは「米国では情報公開が進んことからその比率は95パーセントにまで増加した」と述べています。インターネットが普及した現在、誰でも居ながらにして大量の情報にアクセスできます。必要なのは膨大な情報を選り分ける「情報分析力」です。

なかでも近未来を予測する「情報分析力」こそ、最も必要な技能といえるでしょう。
本書は、「情報分析」という視点に特化したインテリジェンスの入門書です。個々の情報分析者が“情報の渦”に巻き込まれず、偽情報に踊らされずに効率的にインテリジェンスを作成する方法について具体的に解説します。

その手法として、「フレームワーク」「マトリクス」「クロノロジー」「競合仮説分析」「階層ツリー分析」等々があり、これらは、プロの情報分析官が日々活用している情報分析の手法です。当然、これらはそのままビジネスに応用できます。
「インテリジェンスは他国に依存しないことが原則です。同盟国といえどもすべての情報を提供してくれるわけではありません。インテリジェンスに同盟なしです。同様にビジネスにおいてもリサーチ会社に丸投げせずに、自ら情報を集めることが肝心です」と著者は強調します。
AIが仕事を奪う可能性など、予測不能な時代では“知的武装”が必要です。各人が基本的なインテリジェンス能力を身につけることが、これからの武器になると思われます。

 

 

目 次

はじめに 1

第1章 情報からインテリジェンスへ

第2章 情報分析力を身につける

第3章 情報分析はなぜ失敗するか?

第4章 情報分析力を高める

第5章 情報分析力で先を読む

付録 情報分析の実習

上田篤盛(うえだ・あつもり)
1960年広島県生まれ。元防衛省情報分析官。防衛大学校(国際関係論)卒業後、1984年に陸上自衛隊に入隊。87年に陸上自衛隊調査学校の語学課程に入校以降、情報関係職に従事。92年から95年にかけて在バングラデシュ日本国大使館において警備官として勤務し、危機管理、邦人安全対策などを担当。帰国後、調査学校教官をへて戦略情報課程および総合情報課程を履修。その後、防衛省情報分析官および陸上自衛隊情報教官などとして勤務。2015年定年退官。現在、軍事アナリストとして活躍。メルマガ「軍事情報」で連載。ブログ「インテリジェンスの匠」運営中。著書に『中国軍事用語事典(共著)』(蒼蒼社)、『中国の軍事力 2020年の将来予測(共著)』(蒼蒼社)、『戦略的インテリジェンス入門─分析手法の手引き』『中国が仕掛けるインテリジェンス戦争』『中国戦略“悪”の教科書─「兵法三十六計」で読み解く対日工作』『情報戦と女性スパイ』(いずれも並木書房)。

月刊アームズマガジン2019年8月号 毛野ブースカから

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毛野ブースカ
月刊アームズマガジンの編集ライターの毛野ブースカです。

今年は時間が許す限りシューティングマッチに参加しているのですが、毎年参加しているシューティングマッチのひとつに「アンリミティッド」があります。アンリミティッドは全国規模のメジャーマッチのひとつで、マック堺さんで有名なスチールチャレンジを独自にアレンジした、いわゆるスピードシューティング系のシューティングマッチです。今年も5月25日から26日にかけて開催されました。今回は200名近い参加者が集まり、かなり盛り上がりました。

ステージ内容に変更はなかったものの、コンシールドキャリー部門が追加されるというアナウンスがあり、当初ロングガン部門で出場しようかと思ったのですが、急遽変更。私のお家芸であるコンシールドキャリー部門で参加することにしました。実はアンリミティッドの兄弟マッチであるリミティッドのコンシールドキャリー部門で1位(2016年)と3位(2018年)を獲得したことがある私としては、初めてコンシールドキャリー部門が設置された年に入賞したかったのです。いつも「本番が練習」となっている私ですが、今回は少し練習を重ねて本番に臨みました。

結果としては、思わぬ伏兵が現れて2位だったのですが、入賞できたことは嬉しいです。また、1位の方とは約2秒差、3位の方とは5秒近いタイム差があったので、今度はぶっちぎりで1位を獲得したいです。今回、ケイ・ホビーのアサルトフレームを装着した東京マルイのグロック19サードジェネレーションを使ったのですが、「動いて」「当って」「壊れない」の三原則をしっかり発揮できるポテンシャルの高さにあらためて感動しました。今秋にはリミティッドが開催されるので、今度はどの銃で参加しようか今から悩んでいます。もしかしたら意外な銃で参加するかもしれません。

それでは、6月27日発売の2019年8月号をご紹介させていただきます。今月号の表紙は北向珠夕(きたむき みゆ)さん。古くはアグネス・ラムさんや松嶋菜々子さん、片瀬那奈さんなどを輩出した旭化成キャンペーンガールの第43代目(2018年度)を務めた経歴の持ち主です。陸軍特殊部隊の活動が活発なアフリカで平和維持活動に従事するアメリカ軍特殊部隊女性兵士をイメージしたスタイルでキメてもらいました。

巻頭特集は「アメリカ陸軍特殊部隊」。本誌2019年1月号で紹介した元アメリカ陸軍特殊部隊グリーンベレー出身で、軍歴20年以上のコンバットベテラン・Tu Lam氏が主宰する「RONIN TACTICS」のコンバットカービンコースを特別に取材することに成功。Tu Lam氏がセットアップしたガン&ギア、コースで教えている実戦向けにテクニックを解説するとともに、エアガンや国内に流通しているギアで再現できる陸軍特殊部隊のセットアップを紹介しています。

第2特集は「使える!トイガンカスタム術」。トイガンのカスタムはドレスアップとチューンナップに大別できますが、所有しているトイガンをより「自分だけの1挺」に近づけたければ、まずドレスアップとなるのではないでしょうか。今回はこのドレスアップをメインテーマに外装パーツの交換や加工、そして塗装などのテクニックを紹介。さらに、ドレスアップをテーマとする、アームズマガジン主催のカスタムガンコンテストの開催も決定。募集の期間、方法、規定などの要項は専用WEBサイトで順次掲載予定となっています。

2019年8月号をよろしくお願いします!!

 

目次・・・・・・・・・・・・・・

■エアガンとミリタリー情報が充実!Arms MAGAZINE WEBを紹介!!

■今年も熱くなる!サバゲ祭2019

■Arms MAGAZINE HEADLINE NEWS
KSC STRAC TEG

■第1特集:アメリカ陸軍特殊部隊 U.S.Army Special Operation Forces
TU LAM COMBAT CARBINE COURSE潜入レポート
スペシャルフォースウェポン・セットアップマニュアル
U.S. Army Special Forces Styling

■第2特集:使える!トイガンカスタム術
外装カスタムの基礎知識:M4カービン編
ストック&グリップを交換してお手軽・簡単ドレスアップ
マシンを駆使して理想のカスタムを作る!
Mk18 MOD.1 CAMOUFLAGE CUSTOM
マガジンをデコレート!スカルマークをステンシル塗装する
模型的アプローチによるトイガンリアル仕上げ術/東京マルイコルトM1911A1ガバメント編

■TOYGUN’s FIELD
東京マルイ 89式5.56mm小銃折曲銃床型ガスブローバックガン
東京マルイ V10ウルトラコンパクト
東京マルイ HK45タクティカルブラック
東京マルイ 電動ブローバックフルオートハイキャパ5.1シルバーモデル
VFC/Umarex HK MP7A1電動ガン
ARES AMOEBAストライカーAS03
A&K M870ロングタクティカル/CM373 ベネリM3 Tac.ロングリトラクタブルストック・スポーツラインショットガン
S&T DSR-1 エアコッキングDE
タナカ S&W M19 2.5インチコンバットマグナムHW Ver.3ガスガン
タナカ SIG P220 IC陸上自衛隊HWガスガン
タナカ グロック17セカンドジェネレーションEVO2フレームHWモデルガン
WA コルトM199A1コンパクト・ヒートカスタム
WA ベレッタM92FS INOXソルト/スネークマッチ1911
KSC TT33ペルソナ5ジョーカーモデルHW
ハートフォード SAA45メッキケースハードンカスタム
エラン コルトオフィサーズACP
B.W.C. SW1911SC TFCモデル

■Customgun,Newparts & Accessory

■MARUSHIN HANDGUN COLLECTION Vol.4 スナブノーズドリボルバーシリーズ

■CUSTOM PARTS PICKUP

■Air Gun Custom Enthusiast Vol.9 ノバックカスタム

■無可動実銃は極上の嗜み

■REALGUN REPORT:B&T APC9 Pro/SHIN

■ARSENAL FIME GROUP/笹川英夫

■陸上自衛隊 板妻駐屯地57周年記念行事/笹川英夫

■Vintage Custom Revolvers カスタムリボルバー、その魅力/Hiro Soga

■Tactical Shooting Eurocup/櫻井朋成

■SHIN&毛野ブースカの最新GUN事情 Questions and answers
第4回:リボルバー

■リエナクトメントのススメ

■LittleArmory M4A1タイプ2.0を作ろう!

■HELIKON-TEX&BATES SHOOTER’S ITEM COLLECTION

■PICKUP ITEMS

■LEAD

■RYO KITAMURA presents SURVIVAL GAME PARTY

■Tactical Gear Laboratory 戦術装備研究所 特別編 ギアフェス東北

■YouTuber「だいにぐるーぷ」リアルFPSサバゲ!!

■Tactical Gear Laboratory 戦術装備研究所

■GEAR FREAKS GAME

■第3特集:サバイバルゲームガイド2019

■サバゲ野郎一番星

■アームズサバゲレポート
ユニオン15周年イベント! 1日限りの大感謝祭
三原佐木島サバイバルゲーム大会
WILD WEST WESTERN 2019 Final
ショットショージャパン2019春の部
UNLIMITED 2019
函館サバゲ2019春開催
岡山県INOX1周年記念イベント「I祭」開催

■イベントカレンダー

■IMPORT TOYGUN NEWS

■Arms CINEMA INFO:白河理子の今月のイチオシ!!/小明の神聖キネマ帝国

■『二丁目のガンスミス』

■ARMS SQUARE

■COVER:北向珠夕

■Arms MAGAZINE TREND Tracker
かざりのここ最近/かざり
極東かすみん第7機関/高良かすみ
サバゲ創造のススメ/モエガミ
らんまるぽむぽむのゆる訓練
AM編集長が行く GUN&MILITARY見聞録

■特殊部隊員のような 装備の似合うカラダ作り


コンバットマガジン 2019年8月号発売!! 梅木編集次長より

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梅木

ハイパー道楽をご覧の皆さま、コンバットマガジン編集次長の梅木です!

梅雨のはずですが、あまり雨はふらず、スカリ夏の様相を呈しています。サバゲなどで熱中症や脱水症状には気をつけてください。さて今回もトイガンあり、ミリタリーあり、もちろんベトナム戦争特集も元気いっぱいに、まだまだ続きます。

【特集】ベトナム戦争

ベトナム空中戦 ジャングルのナイトウオッチャー ガンシップAC-47

現在ではお馴染みとなった、予想機を改造し、側面に砲や機銃を装備したガンシップ。その始まりはベトナム戦争時に遡る。だがその誕生はスムーズに進んだわけではなかった。そんなガンシップ誕生までの紆余曲折、運用が開始されてからの有用性を紹介する、旧式輸送機であったC-47スカイトレインがガンシップ、AC-47スプーキーとして華麗な変身を遂げたシンデレラストーリーだ。

Offering Vietnam 兵士たちへの鎮魂歌

アメリカの首都であるワシントンD.C.にはベトナム戦争戦没者の全氏名が刻まれた慰霊碑、通称“ザ・ウォール(壁)”がある。そんな戦没者達の鎮魂のため、数々の思い出の品などが捧げられている。そんな入遺品の数々を紹介する。

サイゴン物語 水の王国メコンデルタを行く。Mekong Delta Waterways

ホーチミン市(南ベトナム時代の首都・サイゴン)の今を訪ね、NAM戦当時に思いを馳せるシリーズ「サイゴン物語」。今回はベトナムに流れるメコン川が作り上げた広大な三角州「メコンデルタ」にスポットを当てる。戦争中は映画『地獄の黙示録』でも有名な、入り組んだ水路を巧み使ってゲリラ戦を繰り広げ、それに対抗するために米海軍がブラウンウォーター・ネービー(河川哨戒部隊)を配置し、PBR哨戒艇で警戒任務に就いていた。そのメコンデルタの今を紹介する。

東京マルイ V10 ULTRA COMPACT & HK45 Tactical BLACK

東京マルイからコンシールドキャリーに優れたセルフディフェンスガン、V10ウルトラコンパクトがいよいよリリースされる。短いスライドと相まって、ガツンと手応えのあるハイスピードブローバックが楽しめるV10は、サバゲのセカンダリ、シューティングなど、シチュエーションを選ばずに活躍する。またHK45タクティカルに待望のブラック・バージョンが加わった。こちらもサイドアームに、またインドア・サバゲのメインにと、活躍すること間違なしの2挺を詳しく紹介する。

ニッポンのちからこぶ 管轄エリアは地球上すべて!? 中央即応連隊

2008年に編成された、海外展開を前提とした部隊、それが中央即応連隊である。昨年2018年3月に陸上総隊直轄部隊となって大改変された中即連に注目する。

その他、自衛隊のお仕事をより理解できる「ニッポンの力こぶ」や「ミリタリア・ラウンドアップ!」、「月刊グリーンベレー」などなど連載陣も充実した内容お届け。

 

新しくなったコンバットマガジン、どうぞ書店でネットでご購入ください!

よろしくお願いいたしますっ!

 

月刊コンバットマガジン 2019年8月号(通巻521号)
価格 定価¥1,400(税込)
発売日 令和元年6月27日

SIG Sauer Inc. 日本での販売契約をライラクスと締結!

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米陸軍の最新制式採用拳銃M17などを製造する銃器メーカーSIG Sauer Inc.(本社:アメリカ合衆国 ニューハンプシャー州)は、新たにエアーソフトガンを販売する自社ブランドSIG AIRを立ち上げ、その日本流通販売元として有限会社ライラクス(本社:大阪府東大阪市)と日本総代理店契約を結びました。

エアガンメーカーにライセンスを供与し販売を任せ、商品化のライセンス料を徴収する方式を取るのが一般的ですが、自社のブランディングや製品のクオリティコントロールなどの観点からSIG Sauer Inc.社は自社での販売を選択、トイガンといえど軍や法執行機関でのトレーニングにも転用出来る点を踏まえて独自流通に拘った戦略を発表しました。

まず第一弾商品として2015年の発表と同時にSIG Sauer Inc.を代表するアサルトライフルとしての地位を獲得、民間のみならずアメリカ合衆国特殊作戦軍SOCOMなどでも採用されているSIG MCXの電動ガンの発売を予定。日本での安全基準値内にしっかりと調整し安心して遊んで貰えるエアガンに仕上がっています。

米軍で使用されるハンドガンM17のガスブローバックガンに関しては日本国内で遊べる樹脂製スライドの開発も進行中で安心して日本のユーザーに遊んで頂ける商品を準備中です。


また今回の総代理店契約に際してはSIG Sauer Inc.社のスコープなど光学機器の国内販売権も同時に取得、並行輸入品ではアフターサービスが得られなかった修理対応なども今後ライラクスを通じて輸入される正規品については対応可能なのが魅力です。

 

またライラクスでは細やかなアフターサービスや商品供給などで協力して頂ける取扱特約店舗を募集中とのことです。

C-Tours/SDT-WORKS/MantisX-Japan/SHIN スペシャルトレーニング

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2019年5月11日、千葉のAIRSOFT ZONE DELTAにてC-Tours/SDT-WORKS/MantisX-Japan/SHIN主催のスペシャルトレーニングが開催された。
この日はライラクスのノムさん、ライターのモロさん、毛野ブースカさん、滝澤いしすさんも参加!!


当日は人数限定のトレーニングということもあり、予約はすぐに一杯となってしまったそう。


デルタの多目的フィールドにターゲットを配置してトレーニングを行う。


講師のshinさんは米国ラスベガス在住のガンスミス、銃器ライターなどの肩書を持ち、多くの本場のタクティカルトレーニング受講歴がある。

田中伸之介 (Shin)
在米の銃器専門家として、銃器の専門家であるガンスミスとしての学位をカルフォルニア州立ラッセンカレッジにて取得。ファイアーアームズテクニカルライターとして日本ではアームズマガジン、ガンプロフェッショナル誌、米国では人気銃器雑誌リコイル誌に最新の銃器及びタクティカル情報を寄稿している。
シュアファイア社ローライトインストラクターでもあり、マグプルダイナミクス、タクティカルレスポンス、ケンハッカーソン、ラリービッカーズと言った有名インストラクターから200 時間を越えるタクティカルトレーニングを受講。自身もインストラクターとして民間及び米国法執行機関に対し、プラクティカルマークスマンシップ(実践的射撃術)のクラスを提供している。
サブジェクトマターエキスパートとして日本の法執行機関および自衛隊に専門的助言を提供。台湾のコンサルタント機関TTRDA 社を通じて台湾の法執行技術の近代化に関わっており、幅広いコネクションから最新のタクティクスに関する情報を提供している。
日本人として唯一、USPSA(米国実践射撃協会)最高位グランドマスターを2 つの部門で達成。IDPA 競技では3 つの部門でマスター資格を持ち、現東南アジアSSP ディビジョンチャンピオン。全米トップ20 位に位置するシューターでもあり、多くの優勝経験を持つ。
自身の活動を、ツイッター、フェイスブックページ「Gunbaka/ガンバカ」として発信している。


今回はハンドガンでの射撃に焦点を絞り、グリップ方法から、サイトエイミング方法など多くのトレーニングを行った。


shinさん自ら射撃をして、参加者たちに手本を見せる場面も。


SDT-WORKS 代表真坂氏がブルーガンを使用して銃器取り扱いの解説を行う。


ブルーガンと言っても色やモデルなど様々ある。


MantisXというデバイスとアプリを使用したトレーニングシステムの解説をC-Tours LLC, Mantis-X Japan 代表の白石氏が行った。


中にアンダーマウントしたデバイスがワイヤレスでアプリと繋がり、射撃時の安定度などを測定できる。


エイミング中、トリガーを引いている時、発射後の反動までの一連の銃のブレがビジュアルで表示される。


実際にエアソフトガンを撃ちながらドロー、ホールド、ハンドリングなどなど多くのことを学び、充実した一日だった。


最後に受講証書をもらって嬉しそうな滝澤いしすさん。


参加者の皆さんお疲れ様でした。
今後、海外での実銃射撃なども予定されている。注目のタクトレイベントだ。

アリシャン企画会議室・第一話『ナイトゲームやります!』大漁旗で大入祈願編が公開!!

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モケイパドックのYoutubeチャンネルで『アリシャン企画会議室・第一話『ナイトゲームやります!』大漁旗で大入祈願編』が公開されました。
このドラマ、私、ハイパー道楽のYASも出演させていただいております。

というか、このドラマ冒頭にあるように、撮影の詳細は当日まで一切知らされずに、でめちゃんから「イベント打ち合わせするんで、来てください~」と言われるがままに行ったところ、ガチの撮影でした。ホントに!!

というわけで、普段はあまりメディア露出することはないのですが、楽しいドラマになっているのでぜひ、ご覧ください。

でもって、アリーナシャングリラではナイトゲームを開催するそうです!!

2019年7月27日 (土) 18:00 ~ 23:45

アリーナシャングリラナイトゲーム
アリーナシャングリラで夜戦を味わってみませんか!(^^)!
普段、使用しないフルオートトレーサーやナイトビジョン、ライト等を使って遊びましょう。受付開始 18:00~
ゲームスタート  19:00~
終了予定       24:00

参加費 会員  2500円
非会員 3500円

レンタル品でフルオートトレーサー等もありますので持っていない方でもトレーサー体験出来ますよ(^O^)

詳しくはアリーナシャングリラのWEBサイトからどうぞ!!

SATマガジン 2019年9月号発売! 浅香編集長より

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今月のSATマガジン巻頭特集は、ズバリ! 豊和工業の新型ボルトアクションライフルです。
陸上自衛隊の第302保安警務中隊から新・儀じよう銃を初リポートです。
儀じよう隊自体、なかなか一般の人は見られないので、貴重なシーンと言えましょう。

もちろん細部も写真におさえています。
今回は、少しだけお見せしましょう。

 

目次

令和の維新、新・儀じよう銃・儀じよう服
陸上自衛隊 第302保安警務中隊
●SAT編集部

陸上自衛隊 第1空挺団基本降下課程
空挺戦士の誕生
●矢作真弓/Work’s

陸上自衛隊
第7師団創隊64周年 東千歳駐屯地創立65周年記念行事
●矢作真弓/Work’s

平成30年度米国における米陸軍との実動訓練
NTC19
●矢作真弓/Work’s

コラム「日本の戦闘者」
●荒谷 卓

トランプ大統領来日、新型専用車初上陸
●取材:大塚正諭

宮嶋茂樹写真館

自衛隊の訓練教材TRGシリーズ最新情報
MINIMI-TRG(2019年版)

パキスタン海軍特殊作戦群SSGN & 海兵隊コマンドー
●柿谷哲也

TRIDENT SNIPER PISTOL
●Ichoro Nagata

SAT NEWS

中田商店×乙夜

特選群

自衛隊の翼⑥
CH-47J/JA編
●嶋田康宏

桜の時評 ●桜林美佐 Message-明日の自衛隊
●二見 龍

乙夜の“気になる”装備

Shooting Match in GUAM

乙夜のミリホビリポート

現代兵法

ワールドインテリジェンス・リポート ●安部川元伸
シネマ試写室
射撃術研究所
お知らせ 編集後記
OTS
IR対応スプレー塗装術

TANIO・KOBA / BATON Airsoft
BM-9 CO2 GBB

札幌にエアソフトガン用多目的トレーニングスペース誕生!

SYSTEMA
PTW89

AEG
SIG P320(M17)

S&T
PGM Mini-Hecate.338

Umarex/VFC
H&K MP7A1

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