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Channel: ハイパー道楽の戦場日記
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ドイツ戦車解説 Ⅴ号重戦車・パンター

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Taken at Aberdeen Proving Ground. Raymond Douglas Veydt, aka BonesBrigade at en.wikipedia.

Panzerkampfwagen V Panther. Taken at Aberdeen Proving Ground. Raymond Douglas Veydt, aka BonesBrigade at en.wikipedia.

1941年に開始された独ソ戦において、ドイツ軍は主力戦車である、Ⅲ号、Ⅳ号戦車よりも優れた敵主力戦車であるT34中戦車やKB1重戦車に遭遇した。これらの敵戦車は、当時のドイツ軍が誇る戦車を過去の物としてしまった。

ドイツ軍は1941年11月に捕獲したT34中戦車を徹底的に調査した。軍需相アルベルト・シュペーアを長とするチームがまとめた調査報告書によると、T34は良好な傾斜を持つ装甲板で構成され、充分な装甲厚で戦車の砲弾を跳弾してしまう可能性があった。更に大直径輪と幅広なキャタピラにより不整地装甲能力が極めて高く、高初速の76.2ミリ砲という強力な火力も、当時の戦車の水準を大きく越えていた。

新戦車開発委員会は後にパンター委員会と呼ばれ、ダイムラーベンツ社とMAN社に試作車の設計を依頼した結果、MAN社の製作した試作車が選定され、1942年には試作車が完成したが、ヒトラーが前面装甲厚を車体80ミリ、砲塔100ミリにするよう命じた為に、大幅な重量増加となり、当初搭載が予定された650馬力エンジンでは出力が足らずに700馬力のエンジンが採用された。

1943年1月より生産が開始され、パンター戦車の性能を高く評価したヒトラーは、夏季に予定されたチィタディル作戦に新型戦車のパンターを登場させて、ソ連を一気に叩こうとした。1943年7月に開始されたチィタディル作戦に参加したパンターは、80両にも上ると言われているが、生産を急いだ余りに初期不良が続出し、エンジンの冷却装置やギアボックスに爆弾を抱えており、満足な戦闘に参加する前に、戦線から脱落していった。

その後機械的なトラブルは改善されて、パンター戦車はT34キラーとして活躍した。代表的な型であるG型は5名の乗員を乗せ、44.8トンの車重に700馬力のエンジンを載せた。また70口径の75ミリ砲を搭載し、最大装甲厚は110ミリにも及び、最高速度46キロで177キロの行動距離があった。パンターG型は3,126両余りが生産された。

パンター戦車は東部戦線、西部戦線共に活躍をした。特に西部戦線ではパンター戦車はティーゲル戦車と同じく独立部隊で運用していると思い込んだ連合国は、パンター戦車が大量に配備され、ドイツ軍の主力戦車でいるのを見て驚いたという。パンター戦車に搭載された70口径75ミリ砲の威力は強力で、距離2,000メートルで127ミリの装甲を貫くことが出来た。

パンター戦車を駆った戦車戦のエースで最も有名なのは第2SS師団所属のエルンスト・バルクマン曹長である。彼は1944年7月26日に、西部戦線においてサン・ローからクータンスに伸びる主要道路の分岐点でアメリカ軍の戦車、装甲車、トラックなどを次々と破壊した。その数は9両にも及び、バルクマンは8月5日までこの地区で戦った。後にこの一帯は兵士達の間から「バルクマン・コーナー」と呼ばれるようになったという。彼はこの一連の戦いによって、騎士鉄十字章を受章している。彼が撃破した戦車の総数は50両を越えたという。

パンター戦車は各型を含めて約6,000両が生産された。これはⅣ号戦車に次ぐ生産数である。

攻守共に優れた性能を誇ったパンター戦車は後に砲塔を小型化してステレオ式測遠器を採用したパンターF、及びこの砲塔を用いて転輪をティーゲルⅡと共用するパンターⅡが計画されたが、実現化されることはなかった。

(藤原真)


今となっては超レアな平玉火薬が発掘される

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さて、今回もGunsmithバトン アキバ店よりお届け。

今回はかつてモデルガンに使用していた平玉火薬というものです。
店長さんがネタでみせてくれた昔の火薬です。
いまとなっては売ってないみたいですね。

モデルガンというと今でこそキャップ火薬ですが、キャップ火薬が登場する1979年以前に使用されていたものです。

1979年以降も、キャップ火薬では動作しにくい長物のブローバックモデルガンに使用されていたそうです。

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平玉火薬、紙火薬とも言います。パッケージは定番のウエスタンですね。

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パッケージに入っているシート状の火薬です。切れ目が付いていて千切れるようになっています。
モデルガンに使用する場合はこの盛り上がった部分だけをシートから剥がすようにほぐして使用します。
平玉火薬は1発撃つとカートが真っ黒けになったそうです。掃除が大変そうですね。

 

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1シートには50粒の火薬が付いています。まるで切手のようですが1つの火薬玉は小さく4ミリ程度です。
パッケージの裏面には4.5mm以下と規格されています。
ブローバックモデルガンを快調に作動させるためには何粒カートに詰めるといった、経験が必要だったようです。

 

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裏面には”ちゅういがき”が書いてあります。
1.ほぐして火薬を集めないこと。 うーん、しょっぱなから注意を守っていない気もします…。

製造は山本火工品製造株式会社となっています。

 

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私の世代だと紙火薬はやはりコレ。巻玉タイプですね。

最近の子供はこんなおもちゃで遊ぶんでしょうかね?
危ないからって禁止されていたりして。

レトロGUN 東京マルイ スコーピオン Vz61

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昔懐かしいレトロなトイガンをイラストと写真で紹介するレトロGUN よろず譚。
今回は東京マルイのスコーピオン Vz61です。

レトロガン4-04

レトロガン4-04-2

イラスト&解説: ユメピョン

ますますリアルな軍用ロボット

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ペットマン

米国国防総省の化学生物兵器防衛プログラムの資金援助によって、ボストン ダイナミクスが開発したロボットだそうです。

やたらとリアルな動きをしていますね。ペットマンと呼ばれいるそうです。

将来の戦場ではこんなの同士が戦っていたりして。

ドイツ戦車解説 ヤークトティーガー重駆逐戦車

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Jagdpanzer VI Jagdtiger on display at the US Army Ordnance Museum in Aberdeen. The picture taken July 3, 2006. Fat yankey

Jagdpanzer VI Jagdtiger on display at the US Army Ordnance Museum in Aberdeen. The picture taken July 3, 2006. Fat yankey

第二次大戦でドイツ軍が実線に使用した最大の駆逐戦車が、このヤークトティーガーである。搭載された55口径128ミリ砲はドイツ軍が使用した最強の戦車砲であった。

その開発の背景には前線から3,000メートルの距離で、敵戦車を撃破することが可能な自走砲が欲しいという要望に応えるために開発された。その戦車砲の威力は、1,000メートルの距離で150ミリ以上の装甲板を貫通することが出来た。1943年初期に、当時開発中のティーガーⅡと平行してヘンシェル社とクルップ社が共同で開発した。製造を担当したのはニーベルゲン製作所である。

車体となったティーガーⅡの車体に128ミリ砲を搭載させるために、車体を41センチ延長してこれに対応した。1943年10月にモックアップがヒトラーに提示され、1944年7月から生産が開始されている。

前面装甲厚は最大で250ミリにも及び、これを撃破することは極めて困難であったと言われている。その反面、その車体重量は75トンにも及び、その運動性もティーガーⅡやパンターG型と同じ700馬力のエンジンを搭載していた為に、その運動性は劣悪であった。また、ドイツ軍重戦車に付きまとっていた、車体重量から来る変速器やブレーキ部分のなどの機械的な故障に悩まされていた。

また、大戦末期のドイツ軍では一度故障したヤークトティーガーを牽引できる牽引車はなく、その場で放棄されるか、爆破処分されるのが常であった。

乗員は6名で最大時速は38キロで走ることが出来た。またその行動距離は120キロとされていた。乗員が他の駆逐戦車よりも1名多いのは、128ミリ砲弾の重量だけでも28キロにも及んでいた為に、砲弾と薬莢が分離式の装填方法が採られており、装填手を2名必要としていたからである。その生産数は82両から100両だと言われている。

この生産車の内10両はポルシェが考案した外装式サスペンションを備えて完成しており、また4両は主砲の生産遅延の為に88ミリ砲を搭載していた。

ヤークトティーガーは1944年12月から部隊配備が開始され、第653、第512重駆逐戦車大隊に配備された。

第653大隊の第3中隊の4両は3月24日にノイシュタット北の町でアメリカ軍と対戦した。その際25両のM4シャーマン、M10駆逐戦車を撃破したが、驚くべきことにヤークトティーガーの損害は皆無であった。

第512重駆逐戦車大隊の第1中隊には計10両が装備され、アルベルト・エルンスト中尉が指揮するヤークトティーガーは3月28日午後にディーレンブルへ移動中にアメリカ軍シャーマン戦車の縦隊を発見した。同中隊は3日間その場所に留まり、30両以上のシャーマン戦車を撃破した。その距離は3,000メートル以上、離れた距離からの攻撃で仕留めた物であった。

第2中隊はロシア戦線の戦車戦のエースであるオットー・カリウス中尉が指揮をしていた。彼はヤークトティーガーに乗車して、4月9日にはウンナの町の救援で6両以上のシャーマン戦車を撃破している。

これらエース達の活躍も、ヤークトティーガー最後の活躍に花を添えているように思われる。

(藤原真)

Trijicon Sealed Refrex Sight

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トリジコンの新作ドットサイトがエチゴヤ秋葉店に入荷してました。

Trijicon Sealed Refrex Sight。もちろん実物です。

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対物レンズ径が結構大きくてずんぐりした形です。

 

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最も大きな特徴はこの上面に装備されたソーラーパネルで長時間ドットが点灯できるというものです。

 

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とはいっても、充電式のリチウム単三電池を1本内蔵します。
普通の単三電池でもドットを点灯させられるそうですが充電はできませんね。

 

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ドットはさすがに綺麗に点灯します。
レンズはやや青みがかっていて、レンズ径が大きいこともあり、レンズ周辺がやや歪んだ感じに見えます。
でも十分にクリアと言えると思います。

 

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マウント部分はこんな感じ。QDリリース式になっています。

 

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真横の写真左右に着いた+と-のボタンを押してドットの明るさを調節します。

 

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右面にはマイナスボタンと電池ケースがあります。

価格はエチゴヤ特価で148,000円です。

レトロGUN LS 手榴弾シリーズ

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昔懐かしいレトロなトイガンをイラストと写真で紹介するレトロGUN よろず譚。
今回はLSの手榴弾シリーズです。

レトロガン4-05
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イラスト&解説: ユメピョン

500m先の風船を拳銃で狙う驚愕の神業ガンマン!!

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ボブ・マンデンさんというアメリカの拳銃射撃の名手が600ヤード先の風船を撃ちます。

スコープも使わずに当たるって驚愕です。

この方クイックドローも凄くてヒップシュートとか、動く的への射撃とか神業ともいえる上手さ。
早撃ちでギネスブックにも掲載されているそうです。

なお、ボブ・マンデンさんは2012年12月、享年67歳で亡くなられています。

 


エリートオペレーターズ

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3レーン

2013年7月14日、横浜のPCMシューティングレンジにて2ガン・シューティングマッチ「エリート・オペレーターズ」が開催されました。

ライフルとハンドガンをトランジションしながら行うタクティカルなシューティングマッチです。


基本ルールはプレートマスターズと同じ要領で、制限時間内に6枚のプレートを何枚倒せるかを競います。

距離は4、5、6、7mと徐々に遠くなります。1つの距離で2回撃ち、ライフルは利き腕(フリースタイル)とウィークハンド(アンビ)の射撃をしますので、合計96枚のターゲットプレートを何枚倒すかという競技になります。

合図とともにライフルで4枚の小さいプレートを撃ち、ハンドガンにトランジションして中央の大きな2枚のプレートを撃ちます。
的を外しても撃ち直しはできません。1発必中なので緊張します。

たとえばフリースタイルの4mでは6秒以内に6枚を撃ちきらないといけません。これが激ムズ!!

集合
今大会の参加者は37名。

 

表彰
表彰式の様子です。

 

上位10名
上位入賞の10名のみなさん。おめでとうございます!!
前列3名は優勝のヒラノ テツヤ選手(中央)、準優勝のサメシマ カズキ選手(右)、3位のアベ  ヒデカズ選手(左)。

 

スタッフ
スタッフの皆さん。中央はL.E.M.サプライ代表の矢田さんです。

 

ドイツ戦車解説 ヤークトパンター駆逐戦車

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Picture of Jagdpanther at Wehrtechnische Studiensammlung in Koblenz, Germany

Picture of Jagdpanther at Wehrtechnische Studiensammlung in Koblenz, Germany

ヤークトパンター駆逐戦車は傑作戦車と言われるⅤ号戦車パンター戦車の車体を利用し、71口径88ミリ砲を搭載した駆逐戦車である。

この駆逐戦車の開発は、1942年8月に早くも決定していた。パンター戦車の車体に88ミリ砲を装備する重突撃砲として計画をスタートさせ、1943年7月から生産に入る要求がされた。

当初はクルップ社に開発を依頼したが、パンター戦車の車体に88ミリ砲を搭載するには車体に手を加える必要が生じた。その為開発にはダイムラー・ベンツ社が加わり、クルップ社はそれに協力する形で開発が進められた。1943年10月には試作車が完成し、その形状はそれまでの駆逐戦車とは異なり、車体と戦闘室を一体化した極めてバランスの良い物となった。

前面装甲80ミリの厚さは、避弾経始に優れた設計のおかげで30度の傾斜が施され、その装甲厚は160ミリに相当したという。

また側面50ミリ、後面40ミリの装甲が施されていたが、優れた避弾経始の設計のおかげで実際の装甲厚以上の防御力を備えていた。

搭載された71口径88ミリ砲は42式鉄鋼弾を用いて距離2,000メートルで132ミリの装甲を貫通することが出来た。これは事実上、連合国戦車の全てをアウトレンジから破壊することが可能であった。

乗員は5名、その重さは46トンで700馬力のエンジンは最高時速55キロを出すことが出来た。その行動距離は250キロにも及んだ。本車はMIAG社によって1943年12月から生産が開始されたが、その後MNH、MBA両社も生産に加わり、415両もの数が生産された。生産数がこのように少ないのは戦況悪化に伴う空襲や労働力の不足などが理由として挙げられる。

生産されたヤークトパンターは1944年2月から第654重戦車駆逐大隊へと配備が開始され、その後重戦車駆逐大隊や装甲師団の戦車大隊、戦車駆逐大隊へと配備され、東部、西部戦線において期待とおりの活躍を見せたと言う。

第654重戦車駆逐大隊へ配備されたヤークトパンターは、1944年7月30日に3両が、イギリス軍第6近衛戦車旅団のチャーチル戦車1個中隊を迎え撃った。短い戦いの中で、イギリス軍はチャーチル戦車2個中隊が援軍に現れて戦闘を行い、ヤークトパンターは11両の敵戦車を撃破したが、2両がキャタピラに被弾し、破棄されたという。

1944年10月20日から30日に及ぶ戦いで、同部隊は敵戦車52両を撃破、9両を中破、対戦車砲10門を破壊したが、ヤークトパンターも18両が失われた。

第563重戦車駆逐大隊では1月21日から10日間の戦いでヤークトパンター18両とⅣ号駆逐戦車24両は敵戦車58両を撃破したという。その際13両のヤークトパンターが失われたが、敵に破壊されたものは僅か1両で、他は燃料切れや故障によって爆破放棄された物であったという。

大戦末期における戦いでは、以前のような故障した車両や、燃料切れの車両を回収する能力は既にドイツ軍に残っておらず、燃料が切れると爆破破棄されるのが常であった。

ヤークトパンターはその優秀な性能にも関わらずに、満足な性能を充分に発揮できなかったのが残念であったといえる。

(藤原真)

エチゴヤ アキバ便り

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エチゴヤ秋葉原店の入荷情報をやんわりとお伝えするエチゴヤ アキバ便り。
今回はちょっとマニアックな商品をご紹介。

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実物の抗弾プレートが入荷してました。サイズはミディアムでODカラー。リアルコスプレ派のユーザーには気になるアイテムですよね。

 

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裏面はこんな感じ。ceradyne社のもの。2008年製。

 

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こちらはエチゴヤオリジナルのアウターバレル各種。M4カービンなどのアウターバレルを好みの長さにカスタムするのに便利です。
アルミ製で左から5.5インチ、4インチ、3インチ、2インチ、1.5インチ、1インチがラインアップ。価格は2,500円~2,000円です。

 

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こちらは正逆、逆正のアダプター。他メーカーものよりネジ切部分が長く、確実にコネクトできるのが特徴です。

 

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最後はガーバーという有名な米ツールメーカーのメンテナンスキット。9mm~.45口径の実銃用です。
PISTOL SOLDIERS TOOL KIT
マルチプライヤーや真鍮ブラシ、ナイロンブラシ、クリーニングロッド、クリーナーなどが入っています。

 

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同梱のライトは赤色で夜間でも目立ちにくくなっています。これでカブトムシも採れそうですね。
このツールキットの価格はエチゴヤ特価で29,800円。

レトロGUN マルゼン S&W M4500

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昔懐かしいレトロなトイガンをイラストと写真で紹介するレトロGUN よろず譚。
今回はマルゼンのS&W M4500シリーズです。

レトロガン4-06

レトロガン4-06-2

イラスト&解説: ユメピョン

G3A3の電動ガンとかWAのAR-7とか

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バトンアキバ店に遊びに行ったら、いろいろと面白いものがありましたよ。

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まずはクラシックアーミーのストーナーLMG。小型で使いやすそうなLMG電動ガンですね。
装弾数は1200発、重量4,400g、販売価格は42,741円でした。

 

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続いてもクラシックアーミーのG3シリーズ。G3A3(上)とG3A4(下)の電動ガンです。
東京マルイのG3はすでに絶版なので海外製で発売されるのは嬉しいですよね。
このG3はフルメタルです。価格は両方とも31,341円です。

 

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こちらはJG製のG3A3。レシーバーはプラ製ですが、構えた感じは結構しっかりしていました。
G3は世界中の紛争地域でよく見かけますから、民兵ごっこするには良いですよね。
細身のレシーバー、ハンドガードも渋いです。このJG製のG3の価格は23,741円とお買い得です。

 

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これはスタッフの私物で売り物ではないのですが、WAがかつて発売していたAR-7のモデルガンです。
あー、これのガスガン版、サバイバルショーティーを持っていたなぁ。

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このようにレシーバー、バレル、ストックが分解できます。

 

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そしてそれらのパーツがストックの中に収納できちゃうのです!!

 

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収納するともはや、なんだかよくわかりません。
実銃もこんな感じで、ストックごと水に浮くとか言う話を聞きますが、本当でしょうか?
このAR-7はグアム実弾射撃2013でGOSRで撃ちました。
もともとパイロットの緊急用ウエポンとして開発されたもののようです。

 

06
これもスタッフさんの私物のMGC製モデルガン、S&W M76サブマシンガンです。
持った感じはプラ製でとても軽いのですが、グアムのワールドガンで撃った実銃は強烈に重かったのを覚えています。

 

ドイツ戦車解説 超重戦車マウス

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Panzerkampfwagen «Maus» at the Kubinka Tank Museum

Panzerkampfwagen «Maus» at the Kubinka Tank Museum

超重戦車マウスは、ドイツが実際に試作した史上最大の戦車である。

マウスの開発は1942年6月にポルシェ博士がヒトラーから、128ミリ砲を搭載した重戦車の設計を受けたことに始まる。最大装甲厚は240ミリにも及び、その重量は188トンと桁外れな巨体であった。

ヒトラーは当時、巨大な火砲を搭載した兵器に非常に興味を持っていたと言われている。他にも1,000トン級戦車など、超巨大戦車の計画をさせていたことが明らかとなっている。

マウスの図面は1942年6月23日に提出され、1943年1月に製作が開始された。このマウスもエンジンにはガソリンエンジンと電動モーターを2基使用し、ガソリンエンジンで発電をさせて、車体を動かすのはモーターという仕組みであった。

ガソリンエンジンには航空機用のダイムラーベンツMB509水冷式エンジンを搭載し、その出力は1,080馬力の予定であった。

しかしこの方式は、前回にティーガーⅠ重戦車の試作時にポルシェが提案した方法と同様であり、ポルシェの開発したティーガー(P)重戦車はいざ走行をさせようとエンジンを動かすと、電気配線が大電量で燃えだしてしまい、車体から白煙を噴いたまま動くことが出来ずに、結局は不採用になった経験があった。

実際にマウスの開発が始まると、搭載予定エンジンの不備や、ポルシェ式縦置き板バネ懸架装置が装着できないなどの問題が発生した。困難の末、1943年12月に重量のみ本物と同じ、ダミー製のコンクリート製砲塔を乗せた試作1号車が完成した。その後、完成した試作1号車を利用して、走行テストが実施されている。

1944年6月には完成した砲塔を搭載した車体が完成したが、ヒトラーの興味は既に失われていた。1944年11月1日にヒトラーから全ての超重戦車や量産計画の中止が伝えられた。マウスは1943年5月5日に135両の発注をクルップ社は受けていたが、これで生産は全てキャンセルされた。

当時、既に2両のマウスが完成していたが、2両目のマウスにはダイムラーベンツMB517水冷式ディーゼルエンジンが搭載されており、その出力は1,200馬力だった。

マウスはその188トンという重量の為に、川に架けられた橋を渡ることが出来なかった。その為車体は完全防水化され、川を潜行して渡る為にシュノーケルを装備していた。マウスの乗員は6名であり、主砲は55口径128ミリ砲を装備し、副砲には36.5口径の75ミリ砲を装備していた。また、時速20キロの最大速度を出して走ることが出来た。その行動距離は97キロだと言われている。結局、実際に製造されたのは、試作車として製造された2両のみであった。

ダミー砲塔を乗せた試作1号車は、1945年の終戦間際に、クンメルスドルフ試験場に放置されていたのをソ連軍によって、無傷の状態で捕獲されたという。一方の試作2号車は実戦参加の為に、試験場から14キロ離れたツォッセン市シュタンプラーガー広場まで来たところで行動不能となり、自爆放棄された。

現在ロシアのクビンカ戦車博物館に展示されているマウスは、捕獲された1号試作車の車体に、爆破された2号車の無傷だった砲塔を載せた物だという。

(藤原真)

危険な男の香り!? ガンパウダー フレグランスオイルを試す

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gunパウダー

ガンパウダー フレグランス オイルなるものを買ってみました。

アメリカ製のフレグランスオイルです。

ガンパウダーって言うと、つまり銃の火薬ですよね。

硝煙の匂いなんて、なにか危険でセクシーな男の香なんでしょうか? とか興味を惹かれます。

まさかこのオイル自体は発火しないと思いますが、ショップの記載は以下のようになっています。

「火薬の香り。もちろん爆発はしないのでキャンドルにも使えます。ご安心を。」

■このフレグランスは香料成分調査協会(RIFM)で認可された成分で作られ、
また国際香料協会(IFRA)で科学的に再調査を受け、RIFMの基準を満たしています。

とのこと。

実際に開封するとアロマオイルっぽい香りが漂ってきます。

なんというか、リフレクソロジーとか、整体・マッサージ店のあの匂いです。

 

キャップをあけてティッシュに少し染み込ませてさらに香りを嗅ぎます。

…んー、なんというか、硝煙の香り、ではないですね…。

ちょっとお香の感じのアロマオイルって感じです。

実弾射撃の時のあの香りを部屋中に充満させたらエキサイティングかな思いましたが、これは普通にリラックスできちゃう香りでした。

 

このアロマオイルはこちらで1本1,571円で買いました。
カオリマニヤ.com
http://kaorimaniya.com/?pid=49843052


レトロGUN JAC バトル・マスター

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昔懐かしいレトロなトイガンをイラストと写真で紹介するレトロGUN よろず譚。
今回はJACのバトルマスターです。

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イラスト&解説: ユメピョン

電子制御トリガーが流行らしい

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エチゴヤ秋葉原でみかけたARESのM110 SASS電動ガンです。

M110というと米軍で採用されているナイツアーマメントのSR-25を発展させたスナイパーライフルです。

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このM110の特徴はなんといってもトリガーシステムが電子制御、EFCS(Electric Firing Control System)が搭載されているということです。
この機能によりとても切れの良いトリガーを実現しているとのこと。
マガジンは160発、重量は3,415g。

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こんな感じのコントロールシステム用のプログラマーが別売りになっていて、これを一方を本体、もう一方をバッテリーにコネクトして使用するそうです。
レバーで設定を変更し、ENTERボタンを押すとセミ&フル切り替え、セミ&3バースト切り替え、3バースト&フル切り替え、セミのみなどの各モードが本体内のROMに書き込まれて変更できます。

 

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しかしM110はセーフとFIREしかセレクターがないんだけどどのような作動モードになるのかな?
このM110価格は56,800円(税込)、スコープ別売りで販売してました。

 

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このアローダイナミクスのナイツ SR-16にも同様のシステムが内蔵されているとのこと。

東京マルイでもその昔、SIG SG550やSIG SG551 SWATにも2~7発の可変電子バーストが搭載されていましたが、今はもう絶版モデルです。
最近、キットボーイやビッグアウトなどでも展開している電子制御トリガーシステムも人気ですし、ピストン位置コントロール機能も備えた電子トリガーシステムは今後も盛り上がりそうですね。

 

HD小隊より、暑中お見舞い申しあげます

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HD小隊 アサルトブレイクの作者松本餅子先生から暑中見舞いの素敵なイラストをいただきましたよ~!!

hdp2013syotyu

水鉄砲サバゲも良いですね。
毎日暑いですが、みなさん暑さに負けずに頑張ってくださいね~。

 

レトロGUN 東京マルイ S&W M59

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昔懐かしいレトロなトイガンをイラストと写真で紹介するレトロGUN よろず譚。
今回は東京マルイのS&W M59です。

レトロガン4-08

イラスト&解説: ユメピョン

Gunsmithバトンの野望!?

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Gunsmithバトン アキバ店に遊びに行ったら、新商品の電動ガンがありまして、初のオリジナルブランド電動ガンだと言うことなのです。

バトン大塚社長の野望によりますと、今後は中華電動ガンのカスタムだけではなくてメーカーとして自社商品開発にも力を入れていくそう。

ということで新商品の「M4CQB BLOWBACK」を早速みせてもらいましたよ~。

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レシーバー、レール共に強化樹脂製ということで、持ってみるととても軽いのね。重量は2,150gだそうな。
東京マルイでいうところのライトプロシリーズのような感じ。
しかし、初速は実際にクローニーで測ってみるとしっかりと90m/s前後あり、これは18歳以上対象の電動ガン。

これがなんと16,990円という価格設定!!

なるほどサバゲーのレンタルガンや初めて電動ガンを買う人たちには間口が広がって良いかもしれない。

 

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マガジンハウジング左側面と前面にはこのようなオリジナルのマークや英文が入っている。

 

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エジェクションポートも開閉可能。チャーハンを引いて可変ホップ調整もVer.2互換。
電動ブローバックなので射撃に連動してダミーのボルトキャリアが前後に動く。安いのに凝ってますね~。

CQBモデルで全長が短いのもサバゲには好都合だ。

なぜかトリガーやピン類などの金属パーツ類は少し赤みがかっているのが少し気になるか。

 

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バッテリーはレールハンドガードの中に収納。2000mAhのリポがあればまあ一日持ちそうだ。

 

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このレールハンドガードも樹脂製。バッテリーケースとか邪魔になるものがないのでバッテリー内蔵式はイイかも。

ハンドガード長はマルイのスタンダードM4と同じく実物サイズより少し短いとのこと。
まあ、バーティカルフォアグリップ付けたり、ウエポンライト付けたりは出来るので、このままで十分だと思うけどね。

 

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グリップは少し末広がりの独特の形状。

 

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ストックはリトラクタブルで伸縮可能。

 

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キャリングハンドルももちろん取り外し可能。トップレールには光学機器を載せることもできる。

内部は基本的にVer2メカボックス互換。
レンジで試射してみたら、可変ホップも調子が良くて意外にも軽快に撃てた。この辺りはさすがバトンチューニングといったところか。

このちょっとこれからサバゲーをやってみようかと考えてはいるものの、大きな出費は控えたいという方にはなかなか素晴らしい選択肢だと思う。

このライトユーザー向け商品を第一弾に持ってくるところあたり、絶妙な経営判断とお見受けしましたよ。
バトン大塚社長の野望、第2弾にも期待しちゃうなぁ。

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